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位相  作者: 尚文産商堂


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46/68

197°

ピッピッピッと電子音が聞こえる。

息を吸い込み、吐く。

エラー音が鳴り、バタバタと誰かが駆け込んできた。

そして俺の目を見て、ほかのなにかの装置をどんどんと確認をしていく。

同時に電話をもって、どこかへと連絡を入れている。

少なくとも日本語を話しているはずだが、まだ起きたばかりのせいか、全く頭に入ってこない。

右や左に頭を動かそうにも、それができないぐらいに固まってしまっているようだ。

全く動かずに何か月も過ぎているような、そんな気持ちだ。

ただ起きたということだけを今はかみしめることにしていると、再び徐々に眠くなってくる。

看護師さんにゆすられたり、肩をガンガン叩かれたりするが、それでも眠いものは眠いものだ。

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