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第135話

人の手で投げた剣ではなく、まるで空のほうから判決を一つ借りてきたように見えるほどに。


剣は長いあいだ上がっていった。


そしてついに頂点で、ほんの一瞬止まった。


その瞬間、セラは空を見上げた。


避けもせず、姿勢を低くもせず、ただそのまま。


まもなく自分の場所へ落ちてくる刃を、正面から受け入れる人の顔だった。


そして、とてもゆっくり目を閉じた。


レオンの心臓が一度大きく落ちた。


冗談ではないのだと、そのときようやく体が先に気づいた。


セラは落ち始めた剣を迎えながら、その長くはない時間の中で言った。


「危機は来る。」


剣はまだ高かった。


陽光の中でとても小さく光り、しかし確かにこちらへ向かって降りてきていた。


「金等級も例外ではない。」


レオンの指先が震えた。


あれを本当に最後まで避けないつもりなのか。


そう思った瞬間、胸の内側が急に騒がしくなった。


ついさっきまで空っぽだった場所へ、焦りが先に押し寄せてきた。


「ベルハルトも崩れる。」


剣がさらに近づいた。


もう切っ先の向きが見えた。


正確だった。


正確すぎて、ぞっとするほどだった。


「マルセラも死んだ。」


レオンは歯を食いしばった。


動かなければならない。


なのに体はまだ一拍遅れていた。


セラは目を閉じたまま、最後に言った。


「その時も、そうしているつもりか。」


その一文が、落下の速度を得始めた剣より先にレオンへ突き刺さった。


そこでようやく体が動いた。


考えるより先に。


言い訳より先に。


レオンはほとんど飛びかかるようにセラを押した。


肋骨が悲鳴を上げ、足がもつれ、姿勢はめちゃくちゃだった。


それでも十分だった。


二人の位置が一掌ほどずれたその直後、落ちてきた剣が、もともとセラの立っていた場所に突き刺さった。


ドン。


庭の地面が短く鳴った。


刃は石の隙間へ深く刺さったままかすかに震え、金属の長い余韻が遅れて広がった。


レオンはセラを押しのけた姿勢のまま、荒く息をした。


心臓があまりにも強く鳴って、肋骨の内側を叩いているようだった。


セラはよろめきもしなかった。


彼女は押された場所からレオンを一度、地面に刺さった剣を一度見た。


そして、とても低く尋ねた。


「なぜ動いた。」


レオンはすぐには答えられなかった。


息が先に漏れた。


「危ないじゃないですか。」


セラの目がほんの少し沈んだ。


「そうだ。」


彼女は一歩近づいた。


「今、君は動いた。」


それは褒め言葉ではなかった。


確認だった。


「やろうと思えばできる奴じゃないか。」


レオンの指がゆっくり震えた。


セラは地面に刺さった剣を抜かないまま言った。


「なら、しっかりしろ。」


客室の中とは違う静けさが庭に敷かれた。


風が一度通り過ぎ、埃がごく薄く散った。


ついさっきまで空っぽだった内側に、今度は小さな重りではなく、鋭い鉄片のようなものが刺さった感覚だった。


危機は来る。


また来る。


誰にでも来る。


そのたびにこうして空っぽになっていたら、残ったものさえ守れない。


その瞬間、マルセラの最期の顔がまた浮かんだ。


血に濡れた口元。


荒くなった息。


最後まで刃が立っていたのに、最期の瞬間だけは不思議に力が抜けていた目。


そしてその眼差しの向こうに、とても短く、鮮明に残っていた一言。


守れ。


セラが言ってくれたのではなかった。


今、レオンが自分の内側で聞き直した言葉だった。


彼は喉を詰まらせたまま、どうにか音を作った。


「……ま……。」


一度途切れた。


彼は息を飲んだ。


「守れ……。」


今度はさっきより少しはっきりしていた。


セラが尋ねる。


「何を。」


レオンはすぐには答えられなかった。


リリアなのか。


ベルハルトなのか。


残された人々なのか。


あるいは、自分たちが結局取り戻せなかったものすべてなのか。


だが今回は、答えられない理由が空っぽだからだけではなかった。


目的語一つでは足りなかったからだ。


マルセラは最後まで全部を言えなかった。


それでもレオンは、今ならわかる気がした。


大事なのは目的語一つではなかった。


残った側が崩れないようにしろという意味。


自分の代わりにでも、最後まで進んでみろという意味。


レオンはとてもゆっくり手を握り、開いた。


椅子も卓もない庭の真ん中で、彼は今度は自分で姿勢を正した。


一度で完全に戻ってきたわけではなかった。


足はまだ重く、内側にも相変わらず空っぽの場所があった。


ただその空白の真ん中に、今ようやくつかんだ言葉が一つ置かれていた。


守れ。


セラはそんなレオンを見て、一度うなずいた。


褒めも励ましもない、とてもセラらしい承認。


彼女は扉のほうへ体を向けながら言った。


「いい。」


「では戻る。」


レオンは彼女の背中を見て、とても静かに尋ねた。


「皆さん……」


「待っていたのですか?」


セラは振り返りもせず答えた。


「そうだ。」


その一言に、レオンは一度目を閉じ、開いた。


二人は無言で客室へ戻った。


レオンは冷めていく卓の上のスープを最後まで飲み干した。


薬瓶も開けて、一口飲み込んだ。


味はひどいものだった。


薬草と土と苦い根をまとめて煎じたようだった。


レオンは顔をしかめた。


「本当にまずいですね。」


レオンは薬瓶を見下ろし、それからほんの少し口元を動かした。


「それに……」


「今日はやけに皆さん、口数が多いですね。」


扉のそばに立っていたセラの口元が、ほんの少し動いた。


「よかったな。」


「何がですか。」


「君が少し戻ってきたということだ。」

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