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人形と付喪神と異世界譚  作者: イストリア
4/6

#4現状と再びピンチ!

猪「サンドバッグ発見!」

???「やっと、来たわ\(^o^)/」

「ミリアリアさん、というのですね。」

「はい。」

頭のフードを取りながら彼女は言った。

身長は160cm程、紺青(こんじょう)色の長髪に、髪と同じ色の眼、整った顔立ちをした美しい女性だった。

「どうかしましたか?」

と、彼女の顔を見つめていると聞かれてしまった。

「いいえ、何でもないです。」

と誤魔化した。別に彼女が美人だったから(少しはあるが)見つめていたわけではなく、彼女が日本人ではなかったからだ。だから、先程思い出したことも踏まえて質問をした。

「そう言えば聞きたいことがあるんですか、ここは日本のどこですか?」

彼女の名前を聞いて、顔を見たら外国かと思ったが、普通に言葉が通じるので、日本に住んでいる外国人か日本人と外国人のハーフかと思った。ここは外国で彼女は普通に日本語が話せるという可能性もあるが。

その様に考え返事を待っていると、

「え~とっ、質問がよく分からなかったので、もう一度お願いします。」

とミリアリアさんが困惑(こんわく)気味に返してきた。

「はい、えっと、ここは日本の何県ですか?」

とさっきの質問が聞こえなかったのかなと思い、もう一度質問すると、

「え~と、そのニホン?、というのは何ですか?ここは、アストラク村の一番近くにある森ですよ。一体、貴方はどこから来たんですか?」

と彼女が、再び困惑気味に応えた。

「えっ、と、アストラク村?」

期待した答えたとはまるで違う答えに動揺(どうよう)する。

自分は何か変わった質問をしたつもりはない。なのに、彼女の答えは、日本を知らないと言い、ここはアストラク村の近くの森だという。 さっきの猪のこと、日本を知らないこと、アストラク村という聞いたことのない村、ここは日本じゃないのか

等、色々理解しきれないことが起こり動揺(どうよう)していると、

「えっと、その手に持っている人形は貴方の物なんですか?」

自分が動揺(どうよう)しているのが分かったのか、そんな質問をしてきた。

「え、これですか?」

「はい、先程、貴方が襲われている場所にあったものでしたから。」

「ええ、これは俺の、えっと、家族の、形見の、大切な人形なんです。どうして彼処(あそこ)にあったのかは分かりませんが。」

と言った。男が人形を堂々と自分の物だと言うのは気が引けるので、そう言ったのだ。

「そうだったんですか。見つかって良かったですね。話づらい事を聞いてしまい、すいません。」

と彼女が謝る。

「いえいえ、気にしてません。」

彼女に謝られ少し悪い気がするが、嘘は言ってない。この人形はもともと自分の家にあった物で、何故かここにあった。形見というのもそんなに、間違ってないと思う。

そんな事を考えてから、思考を戻す。何故日本を知らないのか、ここが日本でないなら、どこの国なのか、さっきの猪は何なのか等、改めて質問をしなければならない事が出てきた。

「え~と、まだ聞きたいことがあるんですがいいですか?」

と質問すると、

「何でしょう?」

彼女に少し警戒したように言った。

「え~と、じゃぁ・・」

彼女に警戒されてる。ここからいなくなるかもしれない。それは非常に不味い。どうにか彼女の警戒心を解いてもらわないと、

どうすればいい、何を質問すればいい?

彼が(あせ)っていると、それを消すように獣の鳴き声が聞こえてきた。

「プギイイィィィィー!」

それはあの猪の鳴き声だった。

鳴き声のした方を見ると、こちらに向かってくる巨体が見えた。

邪魔な物をなぎ倒しながら、真っ直ぐこちらに向かってくる。

「げっ、アイツ何でここが分かったんだ?!」

自分も驚いているが、

「そんな、ここはもう縄張りからは出たはずなのに!」

彼女もかなり驚いている。

「逃げましょう!」

「ああ!」

彼女にそう言われ走り出した。向かっているといっても距離が空いていたので彼女も走って逃げようと言ったのだろう。だが

距離は徐々に近づいている。

「はぁ、はぁ、さっきのアレは使わないんですか?」

走りなが彼女に聞くと、

「貴方を助ける時に使った物で最後なんです。もうありません。」

と言われた。このまま走り続けても、もうすぐ追い付かれる。

何かアイツを()く方法を考えないと。

「きぁあ!」

突然、彼女から悲鳴が上がり、立ち止まって見ると後ろで彼女が倒れていた。

「どうした?!」

彼女に急いで駆け寄る。

(つまず)いて。痛っ、足を。」

どうやら転んで足を痛めたようだ。

「ごめんなさい。貴方は逃げて。」

そう言われるが、彼女を置いては逃げられない。猪はそこまで(せま)っている。

「ごめん!」

「えっ、きゃあぁ!」

猪の突進を()けるため、彼女を突飛ばし、自分も何とか反対の方へとんだ。

「プギィィーー!」

猪が鳴きながら通りすぎてゆく。止まろうとしたのか、足を止めようとして反動を殺しきれず、転がりながら木にぶつかり止まった。

「大丈夫か?!」

猪が立ち上がる前に彼女に近より声をかける。

「ええ、ありがとう。助かりました。痛っ!」

そう言って立ち上がろうとするが痛みで立ち上がれない。

「フゴォ、フゴォ、フゴォ」

猪の方は立ち上がり突進の準備に入っている。

「どうする?」

俺は猪を睨み付け(にらみつけ)ながらいった。

展開が遅いと感じる方がいるかもしれないですが許してください。

前書きは気にしないで((φ( ̄ー ̄ )

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