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詩集 嵐の日に出会った妖精の友達  作者: 仲仁へび


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02 友達との時間



 妖精の魔法は 独特で

 いつも 不思議に満ちている


 大きなことや 偉大なこと

 歴史を変えたりはできないけど


 小さな世界に幸せを

 たくさん たくさん 運んでくれる


 おやつを少し甘くしたり

 ちょっぴり量をふやしたり


 おもちゃを 大きくしてみたり

 光らせてみたり 模様を変えたり


 誰かの人生を変えるものでも

 誰かの命を助けるものでも


 そんな大層な魔法じゃないけど


 毎日笑顔になれたから


 そんな魔法が好きだった


 そんな魔法が使える君が


 今は一番大好きだ


 誰より仲良し

 何でも話せる

 いつでも一緒の大親友


 過ごした時間が長くなくても


 心に刻まれた関係だから


 いつかお別れなんてもの

 考えたくはないけれど


 危険がいっぱい 人間の世界

 妖精は珍しい ものだから


 人に捕まったら すごく大変で

 きっと子供じゃ 助けられない


 守るためには仕方がない

 生きていくには仕方がない


 お別れを言って さよならしなくちゃ

 大丈夫だと言い聞かせる

 思い出はきっと消えないから


「でも」


「きっとまた会える。またいつか会える」


「それくらいの事は、願ってもいいよね?」



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