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01 嵐の夜の出会い
「旅の一団からはぐれて、皆がどこにいるのか分からない」
「一人でいるのは寂しくて。でも泣いても誰も来てくれなくて」
小さな妖精一匹
寒さに震えて泣いていた
雨の日に
葉っぱの影に隠れて
さみしそうに空を見上げる
一人の少年が見つけた
小さな小さな命
助けてあげようなんて
大きな気持ちがあったわけじゃないけど
ほうっておいたら眠れない
それだけの親切心で
家にこっそり招き入れた
暖かなスープとふかふかのベッド
妖精サイズの小さなお城
人形用のお家を用意して
夜の時間を過ごしていく
出会いは偶然 いつも突然
ふとしたきっかけで 発生する
後で 振り返ってみたならば
そんなことかと思うかも
小さな小さな 些細な出来事
「僕達は出会った」
「そこに大きな意味とか、強い意思なんてものはなくて」
「ただ成り行きで、手を差し伸べて、それを取ってくれただけの関係だ」




