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リトーナへ
「リトーナ卿、心配なら見に行きましょう。ユーナちゃん、移動系の固有スキル使えるわよね?」
ありますけど・・・。
「それ、女神様から頂いたものよね?」
はい。
「それじゃ、行きましょうか。」
「ユーナ、私も連れてって。」
カルティエさんも心配なのだろう。
カルティエさんの実母の【僧侶】デロリスさんを指定してスキルを発動した。(あの後、職業を戻さずに人を救うと決めたらしい。)
すると背中に白い羽が生えた。
「リトーナに行く人は私に触れて下さい。」
お祖母様、カルティエさん、リトーナ卿が私に触れた。
白い羽は私を包み込んだかと思うと、次の瞬間には消えていた。
辺りを見渡すと、そこは城ではなく、どこかの町中だった。
「お嬢様!?」
デロリスさんが驚いている。
「無事で良かった・・・。」
カルティエさんとリトーナ卿は安堵した。
「デロリス、他の者たちは?」
「奥様と戦えない者達は隠し部屋に、ブロー様は騎士達の対処に向かいました。」
「リトーナ卿!」
「は!大地よ、動け!」
リトーナ卿が地面に触れると動き始めた。




