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近衛より恐ろしい集団2

先程、領主の代行者である子息のブローと話していたノーファの村の人々が屋敷から出てきた。

「む?何だ貴様ら!屋敷の使用人か?」


「いいえ、我々は隣村のノーファの農民です。あなた方は何をしにリトーナ卿の屋敷まで?」

ノーファの村人であるノクウが騎士らしき集団の1人に尋ねた。


「我々はマイナ・スワンの聖騎士である!【聖女】クラレアンス・リトーナの身柄を預かりに来た。」

「あなた方は何十年経っても変わらないのね・・・。」

ノーファの村の老婆、フランが溜息をつきながらそう言い放った。

「そうみたいだな。スラクよ・・・」


「私は止めませんよ?ノクウさん、フランさん、屋敷や道中野菜を売った民家に忘れ物したんで我々は戻ります。」

スラクがそう言うと、スラクは屋敷、残りの村人は物凄い速さで民家の方へ向かっていった。


「は?隣村の年寄り風情が何を言っているんだ?我々に逆らうという事は神に逆らう事に等しい!裁きを受けろ!」

聖騎士達は武器を天に向けてフラン達の方へ向けて雷を放った。


「さて、どちらが女神様に逆らっているのでしょうね?」

フランが微笑んでそう言うと、雷は全て何故か聖騎士達に跳ね返った。



「聖騎士の皆様、父である領主が不在なので息子である私が代わりにお話を伺・・・あ・・・」

リトーナの領主の息子であるブローが聖騎士と話をする為に慌てて出てきたが、事は終わっていた。


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