王家に会いに行く1
ファーストリアのギルドマスター室
「何!?王家の人間に会いたい?」
ファーストリアの冒険者ギルドのマスター、エル・リラ様に会いにいった。
「訳を話してもらえるか?」
私達はラキドさんが処刑されそうになっている事を話した。
「あの新聞記事の若い神官がクラレアンス嬢の幼馴染とは・・・。」
確か、陛下がこの町に来てましたよね?
「ふむ・・・直ぐに会えるようにしたいのだが、生憎、あのバカ夫婦は昨晩ゼロストへ帰ってしまってな・・・。」
そうですか・・・。
「あのバカ夫婦は、お主が城まで会いに行けば喜んで会ってくれるぞ?」
そうなんですか?
「しかし・・・困ったことに誰もノーファ伯爵令嬢のユーナを知らんと言うことだ。お主、夜会に出た事ないじゃろ?故に貴族連中は、お主が本物のユーナ嬢かどうか判断ができぬ。さて、どうしたものか・・・。」
ステータスを見てもらうのは?
「クラレアンス嬢は上位職の鑑定なら名前くらいは見れるが、ユーナ嬢は無理じゃ。」
え?何でですか?
「お主、神に連なる者じゃろ?昔、1人見たことがある。その者は半人前の神だった故、所々見えたが・・・。」
神に連なる者?いいえ、私は、まだ見習いですよ?
「見習いか。不敬覚悟で言うが、お主の師は間が抜けているのか、意地が悪い・・・、いや、ユーナ嬢が気が付いていないならそれで良い。」
・・・?
「無駄になるかもしれぬが、これを持って行け。貴族どもはわからんが、王都のギルドは力を貸してくれるじゃろ。」
エル・リラ様は私達と会話をしながら手紙を認めてくれた。
ありがとうございます。
「クラレアンス嬢、時間はまだある。諦めるでないぞ。」
「ご助力ありがとうございます。急ぎましょうユーナ。」
外に待たせているゆーなさんに乗って王都へと急いだ。




