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セコンドルドで商売
入り口で手続きを終えて空いているスペースに10玉のキャベシを並べて行く。
道ゆく人々はキャベシを見て「あれだけ大きいと甘味が・・・」といって通り過ぎてしまう。
やっぱり、大きいと甘みが少ないと思われてしまう様で中々売れない。
陽が傾き始めたので宿に行くため、キャベシを収納しようとした時、
「無農薬ですか?」
1人の女性が声をかけてきた。
はい、と答えると彼女はキャベシを1玉手に取った。
「外葉が付いていて新鮮、輪の切り口は黒くなくて太くもない、葉の緑は濃く、みずみずしい。それに、形も綺麗な丸で重さもかなりある。」
今、女性が述べたのは美味しいキャベシの見分け方だ。
これを知っているのは同業者かそれを売り買いする商人や料理人くらいなのだけど・・・。
「1玉いくらですか?」
「銅貨12枚です。」
値段を告げると女性は袖から財布を取り出し12枚渡しに差し出した。
「1玉下さい。」
女性から代金を受け取り1玉を渡すと彼女は外側の葉を外し次の葉を千切り水属性の魔法で軽く洗い食べた。
「成る程、大きくても普通の大きさと変わらない甘さ。」
「・・・あるだけ売って貰えますか?出来るなら定期的に契約したいのですが・・・。」
現在、私がノーファの村出身で旅の途中であり暫くキャベシを作れない事を伝えると女性はがっかりしていた。




