60/84
セコンドルドで商売(準備)2
通常、領主との面会は事前に予約したりして初めて成立するけれど、セコンドルドの領主と直ぐに会える事になった。
「ようこそ、我がセコンドルド領へ。ノーファ辺境伯令嬢にリトーナ伯爵嬢」
「人違いです。」
すかさずにカルティエさんが否定をした。
「そういう事にしておきましょう。旅のシスターに農民風の娘さん。何の御用ですか?」
「こちらで許可を頂かないと商売ができないと聞いたので伺いました。」
今度は私が答えた。
「ここで商売がしたい?売りたい物を見せていただけますか?」
セコンドルドの市場で売る予定のキャベシを1玉差し出した。
「ふむ、キャベシか。ノーファの村の特産品の1つだな?だが、これだけ大きいと・・・」
大きいと甘さがなくなり美味しくない。
「コレは貴方が育てたのか?」
「そうです。美味しいですよ?」
「ほお?・・・許可を出そう。だが、見た目のせいで売れるか分からんがな。」
大きいキャベシは甘さがなくなって美味しくない(重要なのでもう一度)
「市場に行く前に職を【商人】にしておくと良い。あそこは【商人】だと優遇してくれる所が多いからな。」
「ありがとうございます。」
自分の職業を商人に変えて市場の方へ向かった。




