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セコンドルド
ゆーなさんはリトーナから頑張って走った。
その為、普通の馬なら3日掛かるところを1日で走り抜けた。
セコンドルドという名前の町でトライアリアと目的地のファーストリアの間にある。
これといった名産品や特産品は無いが、大規模な市場が開かれており商業都市として有名な町である。
カルティエさんと私は商業ギルドに足を運んだ。
「ふむ、成人したてみたいだが、商売を始めたいと?」
「はい、故郷で育てた野菜を。」
売り物はノーファの野菜である。
父様が「お前が自分で育てた野菜を途中のセコンドルドで売ってみなさい」と言っていたので持ってきた。
「収納の魔法・・・空間魔法・・・お嬢さん、人前で無闇に見せない方がいいですよ。」
ファーストリアに行くと話したら母様とノクウさんが「あった方が便利」と言って私にやり方を教えてくれた。
(直ぐに習得できたので父様の顔は引き攣っていた。)
「ノーファの村ですね?」
「はい。」
「成る程、ウチに直接卸して貰いたいくらいの出来ですね。」
「ユーナ、キャベシはそんなに大きくなると甘みが無くなるの。それに今は採れる時期でも無いし・・・。」




