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【聖女】と【女神の見習い】
村人に旅立つと告げ、次の日、日が昇る頃にノーファを発った。
村人に挨拶回りをしたのだが、その際、馬車や武器、防具、道具を異空間に収納できる魔道具等を頂いた。
みんな、農民だよね?
うーん、父や母は皆が『何かしらの事情』を抱えてるって言っていたから聞きにくいし・・・。
馬車をひいている、ゆーなさんの速度はかなり速く数分でリトーナに到着した。
道具を収納できる箱から村で採れた野菜をゆーなさんに与えた。
ちょっと待っててね。
カルティエさんを呼んだら出発するから。
教会の跡地に修道服を着た女性が祈りを捧げている。
カルティエさんだ。
カルティエさんは祈りを終えた様でこちらに気がついた。
「おはよう御座います。ユーナ様。【聖女】クラレアンス、何があろうと勤めと主の徒弟を御守りします。」
カルティエさんの口元がちょっとにやけている。
それなら・・・
「人違いです。やめて下さい、聖女クラレアンス様。私みたいな田舎の農民の娘に頭を下げないで下さい。」
私の見た目、農民の格好ですから。
カルティエさんは少し驚いた表情になったが直ぐに、微笑んだ。
「ふふ、行きましょうか、ユーナ。」
「ええ、勇者と魔王を探しに行きましょう。」
ユーナとカルティエはリトーナを出発した。




