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神による転職3
眠りにつくとお師匠様の所にいた。
「ユーナちゃん、度々ゴメン。」
どうかされましたか?
「マクロが誰かと接触を図って【聖女】を継承させたみたい。」
何かまずい事でもあるのですか?
「正規の手続きだと教会とかを通して継承の儀を執り行います。それを行わないと教会から追われたりします。」
それは災難な人もいるんですね・・・。
それで、見つけたら保護をすればいいんですね?
「ええ。見つけ次第保護をして下さい。私はマクロに誰からの誰への継承か問いただしに行きます。詳しい事が分かり次第、また呼びます。もう朝が来ます。目覚めなさい。」
目覚めると、カルティエさんの身体に変化が起きていた。
どこか具体的に言うとカルティエさんが泣き出してしまいそうなので言わないようにする。
話しかけると言葉遣いが丁寧になっており雰囲気は別人かと疑いたい程、大人しめになっていた。
私達を領主の屋敷に連れて行く男がやってきた。
「2人とも起きたか?それじゃあ、行くぞ・・・って領主の娘はどうした?」
「私が、カルティエです。」
「は?昨日までと・・・」
「カルティエさん本人です。それ以上は深く聞かないであげてください。」
「お前さんが言うなら本人なんだろう。」
気まずい空気のまま領主の屋敷へと出発した。




