開示
「今から言う事は他言無用にして下さい。」
元メイドさんが頷く。
「私の職業は【職業神見習い】と【能力神見習い】です。今の職業は【ビーストテイマー】と【職業神見習い】ですけど・・・。」
元メイドさんは残念なものを見る目になっていた。
(信じてもらえないから話したくなかった・・・。)
「ユーナ様、この世の理はご存知ですよね?職業は1つしか就けません。同時には無理です。」
「固有スキルのおかげで2つの職業に就けるんです。」
固有スキルは未知のものが多く解明されていない。実際に2つの職業に就けるという固有スキルを持っているのだからこう言えば大丈夫だろう。
「固有スキルですか・・・。まぁ、風変わりなものもありますからね。しかし、神様の見習いとは一体・・・?」
問題はそこだよね。
「職業決定の際、巡り合わせが良くて職業神様、能力神様に弟子入りしました。」
本当のことです。
カルティエさんが、「ラキド兄が触れ回ってたノーファの村娘だ。」と援護をしてくれた。
「そうですか・・・とても信じられませんが、お嬢様の反応を見ている限り嘘は仰っていない様子。私は信じましょう。彼女を信じないと言うことは自分の子・・・お嬢様も疑う事になるので。」
ついに元メイドさんのデロリスさんがボロを出してしまった。
「元メイド、今アンタ何っつた?」
カルティエさんはデロリスさんを物凄い形相で睨んでいた。




