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天職が見つかるまで転職します!  作者: ドロップスター
二章 神様の見習いと【修道女】
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訳あり【メイド】さん

カルティエさんは配属先をリトーナにするという条件で【僧侶】になった。

カルティエさんやドゥ師匠の話だと【修道女】以外の神職関連職業は本部預かりとなり配属先が決められるらしい。但し、神託があった場合は除く!

家族や【神官】と離れたくないのだろう。

やっぱりカルティエさんはラキドさんの事が・・・辞めておこう。



「【僧侶】クラレアンス、先に戻りあなたの実家の使用人に祈るように伝えなさい。周囲の索敵を行ってからあなたも戻って来なさい。」

「はい。」


カルティエさんが居なくなり暫くするとメイド長さんが現れた。



「あ、あなたは・・・数日前にリトーナの町にいた旅の人!?え?どういう事ですか?」

ノーファに来る前にリトーナにも寄っていたのか。


「事情は後で説明します。端的に言うとここに来れた時点で神職適性はあるのですがあなたの職歴を見る限りだと奪いすぎてますね。」


奪いすぎてる?何を?

「【暗殺者】や【盗賊】と言えばわかりますね。」

この国は領ごとに自治法がありアウトな職業でも職業ギルドを通して仕事をしていれば犯罪にはならない領もある。そういった職業の方が稼ぎが良いんだとか。

逆にそういった職業お断りの領もあり町もある。

その場合は門の審査が厳しいらしい。

ノーファは門もないし認めてるのかな?

今は関係ないか。


纏めると失敗=命を落とす事もあるしギルドがない場所や認めていない領だと犯罪行為として裁かれてしまう事もある。

ハイリスク、ハイリターンなお仕事だそうです。


「限定的になら癒しが使える職業に転職させる事ができますが・・・。」

「構いません。身体に負担がかかったり代償があったりするのでしょう?【メイド】に転職する際に経験したことがありますので。」


「え?適性がないと負担があるんですか?」

迂闊に転職して何かを失ったりするのは怖い。

「あー、ユーナちゃんは大丈夫。マクロが調べてくれたから。」

あ、大丈夫なんだ。



「本当によろしいのですね。デロリスさん?あ、本名は不味かったですよね?」

師匠・・・。黒いお仕事してたから本名を隠して生きてるんじゃないかと思ってたのであえて名前は聞かずにいたのに・・・。


でも彼女は、

「・・・お見通しですか。シスターユーナ、私の名前はクラレアンスお嬢様には、あの子にだけは伝えないで下さい。お願いします。」

とだけ言った。


カルティエさんだけ?どうしてなのだろうか?

彼女が理由を教えてくれたのだが・・・

え!?どういう事ですか?それ?


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