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天職が見つかるまで転職します!  作者: ドロップスター
二章 神様の見習いと【修道女】
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【修道女】のカルティエ


「わかりました・・・。今日は村へ帰ります。神官様が帰って来たら、また訪ねます。」

この施設も利用ができない事が判ったので、

固有スキル:徒弟の白い羽で村へ帰ろう。


確か、職業と名前を言えばその人の近くまで行けるんだよね?

【農民】ユナイ・・・


「もう、大分日が沈んできてる。宿は取ってないんだろ?それなら今夜はここに泊まりな。」


断ろうか迷ったけど、帰ると言ってその場から消えてしまったら正体(神の見習い)が明るみに出かねないのでお言葉に甘える事にした。



彼女が夕食の支度を用意してくれた。



カルティエさんはお酒を飲みながら

「ユーナだったっけ?アタイの名前はカルティエ。職業は言うまでもなく【修道女】さ。」

と自己紹介を始めた。


【修道女】って清貧・貞潔、等が求められてる筈なんだけどな・・・

この人を見てると殆どの女性が【修道女】になれそうな気がする。


「何か失礼な事考えてないか?まぁ、いいや。アタイは孤児でね・・・。ラキドのアニキ・・・この神殿に勤めてる【神官】様に育てられた。」


ラキドさんの事を話す彼女は少し嬉しそうだった。何故だろうか?


「ユーナは何で神殿に来た?今の職業に不満があるのか?」

「成人の儀の日に就いた職業の【農民】を極めてしまったので他の職業に転職しようと思って来たんです。

他の職業の魔法やスキルが、あると何かと便利ですから。」

あの日に成った職業は4つ。

【】、【職業神見習い】、

【農民】、【能力神見習い】。

嘘は言ってない・・・はず。


「最初の職業が【農民】か・・・。本来は、歳をとってから成る職業なんだけどな。だけど、1年以内に非戦闘職の【農民】を極められたな。どこでレベルを上げた?隣の村には経験値効率のいい魔物でも生息してるのか?

それともレベル上げする為に人を雇って魔境にでも行ったのか?」


ユーナは気がついていなかった。

ステータスの低い【農民】で経験値を稼ぐのが、いかに大変かを。

経験値の取得方法が他人とは条件が違っていたがために。

そして知らなかった。【農民】とは本来は他の職業から転職するという事を。



「どっちにしたってアンタ、ただのお嬢様じゃないな?

ん?お嬢様?隣の村、農民、貴族令嬢、同い年・・・もしかしてラキドのアニキが言ってた神様の見習いって・・・」

そう言っている彼女の顔はみるみる青くなっていた。

「我が主の見習い様。とんだ御無礼を致しました・・・」



こうなるからバレたくなかったんだよな・・・。

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