第31話 プール掃除
季節は巡り、ここ私立鳥羽園学園にも茹だるような太陽の季節が訪れていた。額に流れる汗を腕で拭う。
ようやく学園が定める衣替えの時期となり本日をもって夏用の制服となった水城院 幸守とその仲間たちは半袖短パンの体操服姿になり、手渡されたブラシをしっかり握り締めて、プール掃除という名の罰ゲームイベントをひたすら続けていた。
これくらいの広さ、お掃除のプロフェッショナルであるナユタなら速攻で終わらせてしまうのだろうけれど、水城院家のお屋敷外での出来事で彼女の助力を乞うわけにはいかないし、彼女に頼るつもりも端から無い。
学園では真面目な好青年で通っている水城院 幸守は文句の1つも言わずせっせと仕事に励む。もう作業の半分は終えただろうか…。
「うりゃあぁあああああ!! サザンクロス! うりゃああぁ〜! どっりゃりゃりゃりゃりゃりゃ〜! どおおぉ〜りゃあ〜!?」
謎の奇声を上げながら、体操服を脱ぎ捨てて上半身裸のままプールを磨き続ける金髪ツンツンヘアの悪友。何だかんだと文句を言いながらも僕を手伝ってくれている。外見はともかく友達思いの良い奴なのである。
鳥羽園学園のプールは屋内プールだが、ガラス張りの壁から太陽の眩しい日差しが差し込んで来る。風が無い分、屋外プールよりも暑く感じることもあるが、天候によってプールが使えなくなることが無いのは確かな利点だろう。それなりに裕福な家庭に生まれた子供たちが通う学園故に、プールもそこそこ広かった。
「お金があるなら、清掃も外部の人に任せちゃえばいいのにね〜」
「…………………………」
新園さんもボヤきながらも、僕の頼まれごとを手伝ってくれていた。面倒臭がりの将隆君は協力してくれないと思っていたけれど、1つ溜め息を吐くと、貸しだぞと言って黙々とブラシがけを続けている。
「幸兄は人が良過ぎるのよ。いい? ちゃんと嫌と言える人間にならなきゃダメなんだからね。こんな広さを1人で、それも1日で掃除し切れるはずないじゃない。どこかのエネルギッシュな破天荒メイドじゃないんだから」
「そうだね〜」
ナユタが唯香に褒められていると何故だか僕が嬉しくなってしまう。あれ? 褒められているんだよね?? 違ったかな。
「何をニヤニヤしてんのよ? 真面目にやらないといつまで経っても終わらないわよ!」
隣で僕を手伝ってくれていた義妹の少女、水城院 唯香が溜め息混じりにそう呟く。
「そうだね。頑張って終わらせちゃおう」
「幸兄って貧乏くじ引きがちよね…」
「そうかな? でも、結局誰かがやらなきゃならないんだからさ。だったら、僕がやろうかなって思ってね…」
「…本当に、お人好しなんだから……」
「それは唯香もでしょ? 僕は唯香に声はかけていなかったと思うけど?」
「………幸兄には色々と借りがあるから、それを返すために仕方無く手伝ってあげているだけなんだから! 勘違いしないでよね!」
勘違いはしていないと思うけれど、唯香はまだ桜並木の土手で、はっちゃけてしまったことを気にしているのだろうか?
貸しなんもう何も無いどころか、何かある度に唯香はこうして僕を手伝ってくれるし、貸しを作っているのは僕の方な気がするよ。今度何かお返しを考えないといけないかも。
「ありがとう唯香…優しいね…」
「だから違う! もう、手を動かしてよ!」
「何だ妹ちゃん照れてんのかぁ〜!?」
「ひゅ〜! 幸守君の女たらし〜!」
新園さん。それナユタにも言われけれど。僕って女たらしなの? 手伝ってくれているからお礼を言っただけなのにな。
「照れてないわよ!!…はぁ、はぁ…そんなんだから女の子にモテないのよ金髪!」
「グサッ!? え…幸守? ユミリン? 俺って女の子にモテないのか?…このイカした髪型ならハーレムくらい余裕だよな?」
照明君が何を言ってるかわからないけれど。
「私のかき集めた情報によると、働き者はモテるってよ〜!」
小声で、何もしない奴よりはと付け足す新園さん。それはそうだろうと思う。とてつもなく当たり前のことを言って照明君をやる気にさせていた。いつもの光景だ。
「うおおおおおっしゃ〜!! オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!! オラぁあ〜!!」
「お猿さんはチョロいね〜!」
「新園さんも学力レベルは同じでしょ?」
「おっ、言うじゃないかね幸守君よ〜」
「そりゃ勉強見てるのは僕だからね…」
2人の学力が大差無いのは理解しているし、僕にはそう言うくらいの権利はあるだろう。
「感謝してるから、私もテルちんも、こうして手伝ってるんだけどな〜」
「……はいはい、ありがとうね。でも、感謝しているなら、期末テストは良い点を取ってね新園さん…」
「そいつは〜難しい相談だ〜!」
新園さんは照明君より地頭が良いから、やろうと思えば高得点を取れるだろうに。
「幸兄! 手を! 動かして!!」
「ご、ごめんごめん。動かしてるよ!」
「お兄さんを取っちゃってごめんね唯香ちん。私は向こうを磨いとくから、こっちは若い2人に任せるとしますかね〜」
「若い2人って…同い歳じゃないか……」
確かに新園さんはたまに歳でも誤魔化しているんじゃないかと思うおじさん言葉を使うことがある。僕や唯香のことをからかうのも好きらしいし、唯香はしっかりと頬を赤く染めて挑発が効いている様子だ。
「幸兄は本当にろくな友達が居ないわね!」
「そんなことは無いと思うけれど、和奏ちゃんと友達の唯香に比べたら、レベルが低いと思っちゃうのかもしれないね…」
実際そんなことは無いと思うけれど。
何だかんだで基本的には良い友人たちだよ。かなりクセは強いけどね。
「和奏の評価が高いようね?…まさか、和奏を口説くつもりじゃないわよね?……」
「え!?…まさかまさか! 僕じゃ和奏ちゃんには釣り合わないよ。ははははは……」
「釣り合わない?…ほとんどテストで満点取っちゃうくせに、本当に自己評価が低いんだから…そういう謙虚なところは…嫌いじゃないけれどね…」
「ふはははははは!! 俺様最強! 俺様優しい!! 俺様モテモテハーレムカモン!!」
あれよりはマシだわ。という目で唯香が照明君を眺めて溜め息を吐いていた。あれも、それなりに良い人ではあるんだよ。アホなだけなんだ。本当だよ。本当に、そう思っているよ。
鳥羽園学園には水泳部というものが存在しないため、夏以外にはせっかくの屋内プールも使用されていない。
そのため、この季節になると部活動に所属していない1、2年生の何人かが体育教師に集められて、放課後に清掃作業を頼まれる。
学生の本分から解放される放課後を楽しみたい学生たちの大半は、それらしい理由を付けて、このプール掃除ボランティアを断るのだが、水城院財閥の人間として優等生を演じている僕は担任教師の頼みを断らずに、快く引き受けていた。
でもまさか、本来呼ばれていたはずの僕以外の全員がサボタージュを決め込むとは思わなかったよ。唯香や照明君たちが手伝いに来てくれて本当に助かった。
空色のプールをブラシで磨いている僕に近付く金髪頭の悪友。その下卑たる笑顔は不気味そのものだった。どうせまた、よからぬ事でも企んでいるのだろう。
「なあ幸守、汗かいたな!」
「まあ、かくだろうけどそれがどうしたの? 労いの言葉なら後でかけるけど、まさか飲み物を奢れなんて言わないよね?…」
人差し指を突き出して、チッチッチ! と指を振る照明君。どうやらたかりに来たわけではないようである。
「ケチの幸守が人に何か奢るわけねえだろ。そんなもんに期待しちゃいねえよ。それよりもだ。あれだよ! あれ見ろよ!!」
照明君の目線の先には黙々とプール掃除を続ける唯香の姿があった。きめ細かい黒髪ツインテールを揺らしながら、水も滴る良い女の子を体現している。流石は、校内切っての美少女として男子からの人気急上昇中の自慢の義妹ですが何か? 照明君には譲らないよ?
「だから、何? 唯香は…今日も飛び切り可愛いなと思うけれど、だから、何?」
「馬鹿野郎! テメェの目は伏黒か!?」
節穴かと言いたかったんだと思う。
「目を凝らしてよく見てみやがれ!」
目を凝らしたところで何が見えるというのだろうか? この金髪ベジタリアンには彼女の背後に妖精さんでも見えたのだろうか? 唯香ならば妖精さんの1匹や2匹従えていてもおかしくはないかもしれないが、当然心の汚れている僕や照明君には見えないだろう。
制服を汚さないように体操服姿になっている僕とは違い、急遽加勢に来てくれた唯香は学園指定のYシャツに丈を短くした緑色のスカート姿だ。だからといって何が…。
「………なっ!? テル…ま、まさか……」
「ふっ、気付いたか。そのまさかさ!…」
ここは兄として妨害しなければ!
「接近するぜ幸守っ!」
「接近させるかっ! それ以上目を凝らしたら唯香にバラすからね!?」
「けけけけけ! 最早貴様も同罪だぜぇ~! あれあれ~、この俺様と同罪の幸守君よ~。唯香ちゃんに変態扱いされて嫌われてもいいのっかなぁ~??」
なんてゲス野郎なんだ!?
今すぐに友達を辞めるべきかもしれない。
このアホな友人がプール掃除ボランティアをそこまで嫌がらず協力してくれた事には裏があったのだ。借りを返すとか、そういう事が目的じゃなかった。借りを返すのはついでもついで。この金髪変態紳士の本当の目的は端から水際で警戒心の薄れた女子だった!
「新園さんじゃダメなのか!?」
「ユミリンより唯香ちゃんのが可愛い!」
「それは、そう!!」
「こらこら、聞こえてるぞ男子〜」
新園さんには聞かれていたが、そんなことはお構い無しに照明君が鼻の下を伸ばして唯香への接近を試みる。
「そうはさせるか!?」
「甘いぜクソ兄貴! デビルバッドボーイ!」
幽霊のようにすり抜けて障害物を躱す必殺の走法かと思いきや、普通にショルダータックルで僕を弾き飛ばして来る照明君。レッドカード1発退場不可避だ。これは確かに悪魔的な悪ガキの所業である。
「くっ!?…まだだ! 行かせない!」
即座に立ち上がり、デビルバッドボーイこと照明君の前に立ち塞がる。
「ふっ、俺様の熱いパトスはもう誰にも止められねえぜ!!」
性欲の間違いだろう。
「止すんだテル! 君はまだ唯香の本気の一撃を知らない。あの脳しんとう不可避のかかと落としをくらいたいのか! あれは痛いぞ!」
「何だ? 経験があるみたいに言うんだな?」
墓穴を掘った。前に着替えを覗いちゃった時にちょっとね。なんて言えないのでお茶を濁しておくことにする。
「ま、まあ…不慮の事故でね……」
「不慮の事故は、再現可能だ幸守!」
アホのくせに頭良さそうなこと言い出した。
言い争いをしていると、こちらに気付いた唯香が自分から近付いて来てしまう。
「ちょっと幸兄! 何遊んでるのよ!」
「隙あり!!」
「あっ、行かせるかこのっ!?」
横を抜かれるが、反射で照明君の脚に飛び付き進行を阻止しようとする。しかし、照明君の熱いパトスこと変態欲は僕には抑え切れないものだったようで、僕は照明君に引きずられたまま唯香のもとまで連れて行かれた。
「でへっ! でへへへ…」
「な、何よ?…幸兄まで、何??…」
水に濡れないように普段よりも丈を短くしたスカートの中が僅かに見えてしまう。これが不慮の事故は再現可能というやつなのだろうか。なんてことだ。照明君の策略通り共犯者にさせられてしまった。
直ぐに立ち上がって、今からでもまだ遅くはないと照明君と唯香の間に割って入る。
「テメェ!? 今更妹ちゃんを庇おうったってそうは床屋が卸さねえぜ!」
「問屋だっ!!」
ブラシを片手に小首を傾げている唯香。その胸元は第2ボタンまで外されており、チラッと見た僕は僅かに頬を赤くする。
「唯香っ! そこに、僕のジャージの上があるから暑いかもしれないけれど、着ておいた方が良いと思うよ! 絶対に着よう!」
「んにゃろ!? 自分だけチラ見して俺様には見させないなんて許されるか!!」
「許される! 何故なら僕は兄だから!!」
まあ、きっと許されないけどもっ!!
僕は汗と水で濡れた唯香のスケスケワイシャツを狙う金髪の変態から、全力で無防備な妹を守り抜く。何故なら僕は、兄だから! お兄ちゃんは頑張ったと思う!
「…ジャージの上?………にゃっ!?…」
どうやら気付いたようだ。
胸元を見て、唯香は自分のワイシャツがスケスケになっていることを理解したようだ。これにて、僕の義妹が照明君によって視姦される時間は終わりを告げたのであった。同時に僕と照明君の儚き生命も終わりを告げることとなりそうだ。こうなれば、道連れだよ!
脳天かかと落としで失神不可避!!
覚悟を決めた僕だったが、唯香が先にぶっ飛ばしたのは僕ではなく、僕の向こう側に居た金髪頭のベジタリアンだった。
「この、変態!!」
「ぐはっ! ありがとうございます!!」
回し蹴りが鳩尾に叩き込まれる。
照明君がお礼を言いながら凄まじい勢いでプール内を転がって行く。破壊力が女の子のキックではないことだけは確かだ。格闘技の才能がありそうだ。
転がった彼の亡骸は新園さんが使用していたホースの水を丁度被る位置に転がり、続けざま脳天に水流が襲いかかる。
「ごぼぼぼぼ…ゆ、ユミリンか…。ユミリンはジャージ姿でつまらんのだ。ワイシャツに着替えて出直して…きや…がれ…ガクッ…」
「ひえぇ〜、唯香ちんやるね〜。テルちんはアホだけど体力と打たれ強さだけなら誰にも負けないはずなんだけど、一撃とは…」
そりゃそうだ。僕だって、何度唯香の一撃で気絶させられたことか…。そしてまた、そのカウントが1つ進んでしまうことになる。
さあ、殺人照れ隠しを放つがいいさ!
兄に悔いはない!!
歯を食いしばるが、殺人照れ隠しが飛んで来る気配は一向に無かった。ひょっとして、照明君と違って僕は許されたのか。何故に?
「全く、意識しちゃうじゃない。わざわざ言わないでよね…ジャージ借りるわよ!……ちゃんと、洗ってあるんでしょうね?」
「え?…ご、ごめん…今日体育あったから、1度着た…本当にごめん……」
「…そ、そう。背に腹は代えられないわね」
そうだよね。僕の着たジャージなんて、汗臭くて最悪だよね。そりゃ下着がスケスケになっちゃっているのを隠すにしても、もう少し別の何かがあったよね?
新園さんのジャージを引っ剥がすとか?
「んにゃ? 幸守君から、未だかつて向けられたことの無い邪な視線を感じるよ〜。私のスケスケ下着が見たいのかね?」
「幸兄ぃ〜!?」
「違う誤解だ! 僕のを着るくらいなら新園さんのを借りた方がマシだと思って!」
「私がスケスケにならないかね?」
「それは、我慢してもらって!!」
「いいわよ幸兄ので! 新園先輩のを借りるのは悪いし、別に幸兄のも臭いって程、臭くもないし…私はこれでいいから……」
唯香が我慢してくれている。すまない!
「え? これがいい、じゃなくて〜?」
「何が言いたいんですか新園先輩?」
「え? な、何? 2人ともどうしたの?」
どうしていきなり険悪なムードに?
確かに、唯香と新園さんは特別仲が良いというわけではないけれど、喧嘩する程仲が悪いわけでも無かったはずなのに。
「勘違いしないでくださいね!」
「してないよ。幸守君の、妹ちゃん…」
「え? 何? なになに? 2人とも、何?」
よくわからないが、2人は1度にっこりと笑うと状況を飲み込めていない僕と、プール内に溜まっているきちゃない水に顔面をつけたまま沈黙している照明君を放置して、プール掃除の作業に戻って行った。
「…………だから、何今の!?…」
「ゴボゴボゴボゴボ…たすけ…ゴボ…」
体育教師にお願いされたプール掃除を見事に完遂し、褒美として体育教師から1人1人に与えられた缶ジュースを飲みながら、僕たちは仲良く並び歩き帰宅していた。
日給120円かよ!?? もう少しオマケしてくれよ! と、体育教師に向かってごねた照明君により、僕らは学園の生徒たちよりもいち早くプールを使わせてもらう権利を得た。
「掃除のお礼に今度の土日は私たち学園のプール使いたい放題だって! こりゃ〜、1番プールを泳ぎに行くしかないね〜!」
1番風呂みたいに言う新園さん。
「はっ! そうかわかったぞ幸守! さては貴様、唯香ちゃんや和奏ちゃんの水着姿が早く見たくてプール掃除を引き受けたんだな! このムッツリ野郎め! よくやった!!」
唯香の透けたワイシャツから覗く下着を見ようと手伝いに来たこの変態に、プール1番乗りの権利は与えなくて良いと思う。
「…そ、そうなの幸兄?…私の水着姿が見たかったの?」
細めた目で僕を見詰めて来る義妹。
これ以上、唯香に軽蔑されたくはない。
「ち、違うよ! 僕はただ、本当に先生が困ってそうだったから掃除を引き受けただけで、土日に使わせてもらえる権利だってテルが駄々をこねなきゃたぶん貰えなかったし…」
「こういうのはゴネ得なんだよ幸守!」
「みっともないことはできないよ」
唯香に向かって土下座はしょっちゅうしている気がするけれども、外面は優等生を演じておきたい。
本当にプールを使いたいわけではなかったのだけれど、このままでは照明君がゴネ損になってしまうので、それならばと、僕たちは今週の土曜日に学園に集まることにした。
「和奏ちゃんも呼ぼうぜ幸守!」
「…まあ、そりゃ呼ぶけど……」
仲間外れにするのも忍びないし、和奏ちゃんが居た方が唯香も楽しめるだろう。
「私が誘っておくわよ。変態が居るから、ちゃんとした学園指定のスクール水着で来てねって伝えておくわ!」
「ビキニじゃないのか!?」
「そんなわけないでしょ…」
「ビキニは夏休みに期待だね〜!」
新園さんが僕に同意を求めて来る。
夏休みにそんな予定が? 唯香や和奏ちゃんがビキニ水着を着ている姿など想像もできないけどね。ナユタなら、似合いそうだけど。
いかん想像するな。火力が高過ぎる。
「……一緒に海水浴…くらい付き合ってあげてもいいけれど、ビキニは着ないわよ…」
良いんだ? そうなんだ? 良いんだ?
それならまあ、それはそれとして、楽しみにしておこうかなと思うよ。




