↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
月の王子さま  作者: 三重野 創


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
32/36

ラーメン・つけ麺・宮きしめん

「秋雨でだいぶ涼しくなったよ」

 時候の挨拶は忘れずに。


「勉強に身が入るわね」

 紅は楽しみながら取り組んでいるので、努力という感じではない。


「僕にとっては真っ先に食欲の秋だね」

 色欲の秋でなくて良かった。


「暗くなるのが早くなると、お腹の減るのも早まるわ」

 そ、そうなのか。


「今年は特に僕の名前を冠した商品がいっぱい出てるよ」

 月見姓のキャラクターが誕生したし、月見バーガー人気にあやかっている側面もあるだろう。


「スイーツやらハンバーグでは見掛けるけど、肝心のうどんとそばで見ないわ」

 たまごを使って月見と名付けた料理の元祖は、江戸時代後期のそばだと言われている。


「共食いみたいだけど、僕はあれに目が無くて」

 分かるぞ、年往。


「たまごが高騰して躊躇しちゃうかも知れないけど、出来れば入れたいわ」

 チキンラーメンにも必ず投入する紅。


「スガキヤラーメンも必ずたまご入りにするよ!」

 特製ラーメン率の高い年往。


「わたし、家で急に食べたくなった時のために、スガキヤのカップ麺も常備してるの」

 ラーメン好きとスタイルは関係ない?


「それいいね! 個人的には宮きしめんもあるといいんだけど」

 お歳暮でもらうとありがたい宮きしめん。昨今、立ち食い店舗が取り上げられがちたが、宮きしめんの店舗で座って食べるのもこれまた格別の味だ。


「残念ながら宮きしめんのカップ麺は無いのよ」

 紅が持っていないという意味ではなく、商品として存在しないという意味である。


「詳しいね、紅さん」

 紅は麺食いだ(何回でも出て来ます)。


「ほんと言うと極薄のきしめんが好みなんだけど、なかなか出逢えないのよね」

 自分でも作ったことがあるが、あの食感が出せない。麺は麺屋である。


「僕も食べてみたいなあ」

「スガキヤならあげるわ」

 困らないぐらいストックがある。


「ありがとう紅さん!」

 ポットを沸かす年往。


「カップ麺を作るとき、僕は砂時計を使うんだよ」

 本当に3分間か、チェック済みである。安すぎる商品は最初から不正確であったり、すぐ狂ってくる(誰になんと言われようと、この漢字を使う)。


「そういうの、すごくいいと思うわ」

 紅に褒められると、年往は単純に嬉しい。


「だけどね、残念ながらスガキヤは5分なのよ」

 もちろん、5分計もあれば、60分計もある。








評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。