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最狂の《傀儡師》は心がない  作者: ノロヰネコ
七つの大罪・暴食
2/4

事件①

クオリティはあまり気にしないでください


町外れのバーは俺、バイオ・ドールのお気に入りだ。

だが、今回はあまりマスターと話さなかったため、他の客が来たらすぐにマスターと話していた。

「なぁ聞いたか?」

「はい?なんの事でしょうか?」

「七つの大罪だよ。また1人が暴れたんだってよ」

「あぁ例の………」

「そうそう。なんでも、今度は《暴食》が大型ギルドのパーティを殺害しようとしたんだとか。まぁ相手はSランクが大量にいたから逃げたらしいがな」

「ひでぇ話だぜホント。

七つの大罪?

「なぁあんた」

「ん?」

よく見たら戦士みたいに顔に傷が入っているな。しかも体系がデカい。

「七つの大罪とはなんだ?」

その瞬間、酒場がシーンとした。

「おま………しらないのか?」

目が見開いてる。困惑でもしてるのだろう。

「マスター。なんだ?その七つの大罪とかいうのは」

「えっとですね…」

「七つの大罪ってのは国を裏切った大罪人たちのことだ!」

「ほう」

「ほら入り口近くのあの紙を見てみろ!」

そう言われて指が指してる方を見た。そこには確かに7人の手配書が書かれていた。

どれも懸賞金が数千万を越えている大物だ。

「ったく…さっき話してた《暴食》って野郎はこいつだ」

と言われてその手配書を見た。

名前はグレイ・オードブルと書かれていた。

手配書の顔は太ってる男で懸賞金は書かれてない。

特別懸賞金と呼ばれるものだ。

これは国が最悪と呼ばれる極悪人にかけるものであり、情報だけで数万。特には数百万以上のお金が貰える。

また、生死は問われないため殺してしまっても問題はないが、こういう場合は生かして捉えた方が報酬がよくなる。

国も見せしめのために公開処刑にしたいだろうからな。

「どいつもこいつも危険すぎて名前を呼ぶのだけで恐ろしいぜ」

名前を呼ぶだけで恐ろしいか……そんな魔王どっかにいたな。

何故、名前だけで恐ろしいのかは分からないが、それならあだ名をつければ良いものだろうか。

まぁ、先程言っていた《暴食》というのが、このグレイの事を指すのならば別にいいか。

「で?こいつは他に何をしたんだ?」

「ん?そりゃぁ言うのも酷いもんだぜ……直近だとこの付近に小さい集落があったろ?そこの住民全員丸呑みにされたそうだ」

「なるほど」

「通報を聞いて討伐に向かった騎士団の3つの隊も応戦したらしいが壊滅には10分もかからなかったそうだ」

なるほど。その騎士団がどれほど強いのかは分からないが、七つの大罪という異名から察して余程の実力だろうな。まさか、そんな名前で呼ばれてるとは。

「わかった。ではそろそろ失礼する」

そう言って酒場から離れた。

七つの大罪…まさかアイツらがそんな名前で呼ばれるようになっていたとは、この人生で1番驚いたな。

さて、と。俺はそろそろ任務を受けて金を貰わないとな。

そうして、俺はギルドに入っていった。

ギルドの中は夜でもまだ明るく、人も多かった。

ひとまずは簡単な任務で少しずつ生活費を集めてそれからやるか。

まぁ、傀儡の調子も悪くなってきたしここらで新しいのを補給するのもいい手だ。

と考えていると、目の前に1つのパーティが目に付いた。

見るからに強そうだな。

凄まじい魔力を感じた。しかも発展途上だろう。

ま、こいつらならちょうど良さそうだ。

A級の任務で……2体、て所か。

そうと決まれば、すぐに声をかけようと、その人たちに向かっていった。

「すみません」

「はい?」

僧侶だろうか。白い服に杖を持った女が言った。

「僕たちになんの用かな?」

高そうな装備をした男が言った。

鎧も剣もかなりのものだ。ボンボンだろう。

「あぁ。実は、Aランクの任務を受けたくてな。だが1人じゃ受けれなくてな。それで、君たちに少しだけ同行してもらいたくて」

「そういうことね。でも、いきなりAランクの任務を受けるのはちょっと……う~ん……僕たちまだBランクの中でも格下だしさ」

そうは思えないがな。だが、なるべく争い事は裂けたいのだろうな。

「わかった。ならば無理強いはできないな」

そう言って、離れた。

まぁ、これでわかった事はある。

確かに力は強いがさっきの発言から恐らく低レベル、それこそDランクやCランクの任務ばっかりやっているのだろう。

ならば話は速い。

アイツらならいいのが手に入りそうだったがやめとくか。

あのまま無理強いをするのも苦手だ。

ならば、個人で魔物の傀儡を手に入れるか。

時間はかかるがこれに関しては仕方がない。

そうして、俺はCランクの任務を受けた。









ある程度、傀儡を操りながらモンスターを倒してひとまず、指定のゴブリンの耳500本は手に入った。

まぁ、途中でキングゴブリンが入った時は逃げたがな。

今の俺じゃ、ゴブリンすらも精一杯だ。

まぁ、今回の働きに見合うよう5体は使うか。

そうして、俺はゴブリンの死体の前に立って、指をかざした。



「発動」


これが俺の《能力(スキル)だ》

その名も《傀儡(ドール)化》

死体に指をかざして魔力を死体に込める。そうして、内側から徐々に傀儡にしていくスキルだ。

一度にできるのは1体までだ。

それに、一体傀儡にするだけで5分はかかる。

魔力の消費も激しいし、使い勝手は悪い。でも、傀儡だからある程度の耐久も得られる。

とは言ってもゴブリン程度じゃたかが知れてる。

もっと強い傀儡を探さないとな。

そんな時、ふと思いついた。

もし、あいつらが行く任務に勝手について行けば……と。

ルール上は任務を受けてないとダンジョンに入るのは別にいいが、口止めをすればいいだろう。

そう考えると、すぐに実行に移した。

ギルドに戻ってゴブリンの耳を納品したあと、俺はギルドを見回した。

もう帰ったのだろうか。さっきのパーティはいなかった。

仕方がないため、今日は諦めて宿に戻った。





           *



次の日の朝、早くからギルドに入った。

さっきのパーティを探している内に、見つけた。

そのパーティが任務を受けたあと、その後ろをついて行った。

Cランクがどうのこうのと聞こえたため、ダンジョンはCランクなのだろう。

後ろを着いていき、彼らが入った後、俺はその後ろを追った。

愉快に話しているがそれも今だけだ。

なぜなら、人は油断してる時が1番弱いからだ。



           *



冒険者ギルドに所属していたBランクパーティの()()()()()()()のパーティ全員がCランクのダンジョン内にて謎の失踪を遂げた。

また、ある冒険者がタイガークローを追う姿を見たと話を聞き、王国の騎士団たちと()()()()()ギルド達が現場に駆けつけたが、その時にはダンジョンには誰もいなく、所々に血溜まりがあっただけだった。

王国騎士団はこの冒険者が何かをしたと見て、調査を進めている。



この世界では

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