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高校生(投手)

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14/88

新城楓雅 18歳 ★★★☆☆

新城楓雅 18歳 ★★★☆☆


《基本プロフィール》

新城楓雅 18歳 右投右打

身長190cm 体重84kg

守備位置:投手

経歴ー諸福小(諸福スパイダーズ)-諸福中(守口ボーイズ)-奈良大付高


《総合評価》★★★☆☆

「190cmの長身から150km/hを投げ、変化球で試合を組み立てる大型右腕」

新城は、190cmの長身から最速150km/hの直球を投げる奈良大付の右腕である。体格の大きさに目が行きやすいが、最大の長所は変化球をストライクゾーンへ投げ込み、カウントを有利に進められる投球の器用さにある。大型右腕でありながら制球を大きく乱しにくく、先発投手としての形を作れる素材である。


ドラフトでは、現時点では素材型の中位候補と見る。大型右腕としての将来性に加え、投球術と制球力を備えるため、育成次第では先発ローテーションを狙える。夏の決勝で8失点を喫したことで評価を下げた面はあるが、連投による疲労を抱えながらも148km/hを記録しており、潜在能力そのものを否定する内容ではない。


《簡単な球歴》

中学時代:小学4年時に諸福スパイダーズで野球を始め、中学時代は守口ボーイズに所属した。中学では複数ポジションを経験し、体格を生かした投打の力強さを伸ばしてきた。


高校時代:奈良大付高では1年秋から背番号10でベンチ入りし、投手として経験を積んだ。3年時にはエースとしてチームを引っ張り、春の奈良県大会では智弁学園戦で8回3失点と試合を作ったが、球速と制球が安定しない時期もあった。


夏の奈良大会では高田商戦で7回2安打1失点、自己最速150km/hを記録した。3回戦の智弁学園戦では、初回の失点後に立て直して150球完投。続く郡山戦では初回途中から緊急救援し、8回2/3を2安打無失点に抑えた。決勝の天理戦では、疲労の残る中で6回1/3、12安打8失点と打ち込まれ、甲子園出場を逃した。


《強み・アピールポイント》

最大の魅力は、190cmの長身から投げ下ろす最速150km/hの直球である。高い打点と角度があり、直球が走っている時は打者にとって非常に打ちにくい。夏の初戦では球速が上がっても制球を大きく乱さず、巨人のスカウトからも制球力の成長を評価された。


変化球を器用に扱える点は、新城の大きな武器である。スライダー、カーブ、チェンジアップ、スプリットを使い、カウント球と勝負球を投げ分けられる。阪神のスカウトは「特に変化球をゾーンに投げられる。なかなかカウント負けしない」と評価し、ロッテのスカウトも変化球をカウント球、勝負球の両方で使える点を高く見ている。


長い回を任せられるスタミナと、苦しい場面で投げ続ける精神面も評価したい。智弁学園戦で150球を完投し、中2日後には8回2/3を無失点に抑えた。プロでは投げ過ぎを避ける必要があるが、エースとして試合を背負う責任感と粘り強さは明確な長所である。


《弱点・課題点》

課題は、直球の出力と制球を毎試合安定して再現することである。春には球速が140km/h前後にとどまり、制球も安定しない時期があった。夏に150km/hを記録して状態を上げたが、プロでは年間を通して同じフォームとリリースポイントを保つ必要がある。


また、長身投手らしく、下半身の使い方が崩れると上半身に頼った投球になりやすい。夏の決勝では連投の疲労もあり、終盤に球威と制球が落ちて打ち込まれた。体力づくりに加え、疲労時でもフォームを崩さない体幹の強さを身につけたい。


現段階では、すぐに1軍で結果を求めるよりも、二軍で身体づくりとフォームの再現性を高める育成が合う。長身、球速、変化球の器用さという土台は魅力的であり、順調に成長すれば先発ローテーション入りを狙える右腕である。

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