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非日常空間なコンビニバイト!  作者: ノアキ光


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3/7

強すぎる個性

モンゴル出身のBさんがコンビニ夜勤でバイトを始めた頃から、店はちょっとしたサーカス状態だった。

彼女のテンションはいつもMAXで、レジ打ちながらたまに何か叫んだりするので、常連さんもびっくり。


ある晩、またトラブル発生。

レジで文句を言ってきたおじさんが、苛立ってこう吐き捨てた。


「このブス! トロトロやってないでさっさとしろ」


次の瞬間、Bさんは「ブスだと!?」と目がギラッと光り、

制服を勢いよく脱ぎ捨て、

「おーい待てー!」

と叫びながら店外へダッシュ。

夜の駐車場を全力疾走で追いかけていく姿は、まるでモンゴル高原の馬追い競争だった。


おじさんは悲鳴を上げて逃げ、追い返したAさんは息切れしながら、

「勝った!」

とガッツポーズ。


翌朝、店長がため息まじりに言った。

「Bさん、……もう来なくていいよ。君の個性、強すぎてコンビニには危険すぎる」


Bさんは「ふんっ!」と鼻息荒く去っていった。


やっぱり、個性が強すぎるのも、コンビニバイトでは生き残りづらいみたいだ。

店内は静かになったけど、なんか味気ない夜勤が続いている。

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