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非日常空間なコンビニバイト!  作者: ノアキ光


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4/4

クールリング

夏の暑い日。

コンビニのカウンターに現れたのはまさに「今から海だぜ!」オーラ全開の親子連れ。

パパの肩にはタオル、子供は浮き輪を抱え、お母さんは得意げに首かけクールリングを差し出してきました。


「すいませぇ〜ん。これ、凍らせてもらっていいですか? 後で取りに来るんで〜」


私「……はい?」


表面上は笑顔で、

「申し訳ありませんが、うちの冷凍庫は食品専用なんです。衛生面でちょっと……」


お母さん、目を丸くして、

「えぇ〜? ちょっとだけなのに〜。新品ですよ? さっき百均で買ったばかり!」


私「新品でも、食品と一緒に並んだら……想像しただけで嫌ですね(笑)」


お母さん、しばらくポカンとしたあと、

「そ、そうですか……」

と残念そうにリングをしまい、親子でしょんぼり店を出て行きました。


コンビニの冷凍庫の、アイスと冷凍食品の聖域を守った一日。

コンビニの「非常識リクエストあるある」に、また一つ伝説が刻まれました。

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