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バイトが早すぎた!
店長「今日も1日お疲れさま。なんか分からないことあったら何でも聞いてね」
バイト「辞める時って、どのタイミングで言えばいいですか?」
店長「辞める時は、私の前に立って『辞めます』ってはっきり言えばいいよ。まあ、まだ先の話だろうけどね」
バイト「辞めます」
店長「うんうん、発音がいいね……って、え?」
その瞬間、彼女はエプロンを外してカウンターに置いた。
バイト「お世話になりました。明日からシフト入りませんので、よろしくお願いします」
彼女は支給されたばかりのメモ帳を台に置き、バックヤードに置いてあった自分のバッグを肩にかけ、普通の歩き方で店の自動ドアから出て行った。
残されたのは、まだ温かいタイムカードと、彼女が急いで帰ったので放置されたままの休憩室のコーヒーカップだけだった。
店長はため息をつきながら日報に書き込んだ。
「新人、即日退職。なお、欠員補充のため至急、求人票をインディードとタウンワークに出してください」
私は、今日も平和だなと思いながらその様子を眺めていた。




