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【何それ!?】 非日常コンビニアルバイト体験談  作者: ノアキ光


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画面破壊?!

夕方のラッシュがひと段落した頃のことです。

会計で、お客が画面にバーコードを表示させたスマートフォンを差し出してきました。


「バーコード支払いですね」


私がハンディースキャナーを手に取り、画面から少し離してかざそうとしたその瞬間でした。


「あ、携帯の画面に当てないようにね」


(分かっていますよ……)

と心の中で思いつつ、

「はい、大丈夫ですよ」

と笑顔で返事したのですが、お客は至極真面目な顔でこう続けられたのです。


「前のスマホ、それで画面が割れたんだよ」


思わずスキャナーを握る手が止まってしまいました。

コンビニのスキャナーは軽量のプラスチック製です。

普通にかざすだけで画面が割れるとは考えられません。


一体、その店員さんはどれほどの勢いでスキャナーを振り下ろしていたのでしょうか……。


心の中で思わずツッコミを入れつつも、私は絶対に画面へ触れないよう、いつも以上に慎重に「ピッ」と決済を済ませました。


「お待たせいたしました」

とお返しすると、お客様はホッとした表情で商品を受け取っていきました。

本当にそんな店員がいたのかは謎のままですが、それ以来、私もスマホ決済のときは少しだけ手元に緊張感を持つようになっています。

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