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7. 【防災】避難所って『安心して生活できる場所』じゃないとダメじゃない!?・・・と言う話

大きな災害が起きると、設置されるのが避難所です。


今も熊本の地震とか、千葉の洪水とかいろいろありますが、とりあえずそういう特定の案件じゃなくて一般的な話として考えてみてください。


では、皆さんは、避難所に何を求めますか?


「被災した自宅から近いところ」でしょうか?


まあ、それも大事ですよね。


災害が起きた直後、できるだけ早く逃げ込める場所が必要であるとは思います。


最初に逃げ込む『一時避難場所』として、『そこ』があることはとても助かるのは間違いない。


でもそれは「安心して生活できるところ」でしょうか?


考えてみてください。


自宅のすぐ近くにあるけれど、水道が壊れている。


電気も止まっている。


道路も寸断されていて、食料や水を運び込むのも大変。


そんな場所を「避難所だから」という理由だけで使い続ける必要が、本当にあるのでしょうか?


ニュースで良くこういう避難所の話、聞きますよね!?


給水車で水を運んで1週間ぶりに入浴できた、みたいな。


もちろん頑張って支援してくれている人たちを非難する気は全くないんです。


でも、水を運ぶんじゃなくて被災者を移動したらどう?


って思っちゃうんですよ


比較的被害が少なくインフラが維持されている地域へ移動できたら・・・


そっちの方がいいんじゃない??


という素朴な疑問。


もちろん、これにも問題はあります。


多くの人を輸送するための手段。


高齢者や小さな子供、身体の不自由な人をどうするのかという課題。


避難者を一度に大量に移動させること自体が、新たなリスクになるでしょう。


でも、ここで、二つを比較してみてほしいんです。


「避難所まで移動するのが大変」というリスクと、


「避難所に着いた後、水が出ない。道路が寸断されて物資も届きにくい」というリスク。


どちらが深刻でしょうか?


私は、後者のほうがずっと長く続く可能性があると思います。


移動は、一度終わってしまえばそれまでです。


でも、水道が復旧しない。


電気が復旧しない。


物資が届かない。


となれば、避難生活そのものが苦しくなってしまう。


だったら、最初から「安心して生活できる場所」を避難所として確保しておく。


そのほうが、結果的には被災者の負担を減らせるのではないでしょうか。


ただし、ここで別の問題が出てきます。


「避難所になった場所の負担」です。


例えば、比較的被害の少なかった地域に、大勢の被災者を受け入れることになったら。


当然ですが、その地域の水道や電気、食料などにも負担がかかります。


避難者を受け入れる側だって、無限に余裕があるわけではありません。


つまり、「被災した地域から、被害の少ない地域へ移せばいい」だけでは終わらないんですね。


では、どうするのか。


災害が起きてから考えるのではなく、平時から「どこなら避難者を受け入れられるのか」を考えておく。


複数の地域で分散して受け入れる。


必要な物資や輸送手段も、あらかじめ準備しておく。


そうすれば、一つの避難所に負担が集中することも防げます。


避難所を「逃げ込む場所」と考えるだけではなく、


「災害後に、そこで生活する場所」


として考える必要があるのではないでしょうか。


災害から逃げるのはもちろん大切。


でも、逃げた後の生活が成り立たなければ、本当の意味で避難できたとは言えないのではないでしょうか。

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