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召喚術解禁!

「しかし・・・」

「ぴきゅ?」


 僕は平原で召喚したリトルレッサープチラットを抱えながら口を開いた。


「敵だと容赦なく倒せるのに、自分が召喚したのは愛おしく思えるのはなんでだろう?」

「ぴっきゅう?」


 僕が首を傾げると、同じ方向にリトルレッサープチラットも首を傾げる。


「・・・そうだっ!せっかく召喚本に名前登録機能があるんだし、名前を付けてあげよう!!」


 僕は決めるとすぐに、召喚本の名前登録機能を開いた。


(ラット、ネズミ・・・。○ッキー?ドリームランド。・・・いやなんか違うなぁ。なら○カチュウ?いや、ポ○モンかよ。10まんボルトってか?キミに決めた!ってか?)

「すぐには出ないなぁ〜」


 うーんと首を捻りながら召喚本から出ているウインドウと睨み合っていると、閃いた。


「初めての召喚モンスターだし・・・『ア、イ、ン、ス』・・・っと。よし!これからよろしく、アインス!」

「ぴきゅうっ!」


 僕の差し出した手をアインスは小さな前足で握り返した。その様子を微笑ましく見ていると、僕はまた思いついた。


「どうせなら、今登録出来るモンスターを全部登録しておこう!何かあった時の転ばぬ先の杖としてね。なら『合成』して登録可能数を増やすのが先かな?」


 インベントリを開き、どんどんモンスターからのドロップ品を消費していく。

 そしてその結果・・・。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

『緑の召喚本+2』

登録数3/9

チャージ中

・ブラッドグリズリー:3%

・ブルースライム:46%

解放済

・アインス:リトルレッサープチラットLV2

・ヴォーパル:プチラビットLV3

・スノウ:プチラビット・アルビノLV1

解説:改良された召喚本。癒しの力が宿っており、登録されたモンスターの成長に影響を与える。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 結果、こうなった。意外だったのは、『アルビノ討伐の証:プチラビット』一つで解放出来た事だった。まぁ、アルビノ自体がレアモンスターっぽいし。

 そして、モンスターのLVが上がっているのは、これまたモンスターのドロップ品を消費したからだ。

 召喚本に登録したモンスターのLVを上げる手段は 2通りあって、そのモンスターのドロップ品、もしくは進化ツリーで同系統のモンスターからのドロップ品の消費と、ショップで買える専用アイテムのどちらかだ。・・・まぁ、専用アイテムの方はかなり高額だし、強力なモンスターのLV上げにしか使わないだろう。

 しかしそれよりも・・・


「・・・今頑張れば、ブルースライムを解放できそう」


 ブラッドグリズリーへの再戦の為に狩りまくっていた時の在庫で、かなりチャージ出来た。この後は平原での狩りに時間を使うか?


「・・・よーし、頑張るぞー!!」


 召喚本を腰のベルトに収納すると、『魔鉄鋼熊の杖』を装備し直し、平原の狩りを始めた。


 そしてその後、無事にブルースライム解放を出来ました。

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