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東方紅魔記  作者: グレ
東方紅魔記・継  命の価値
28/47

狂い始める紅魔館

博麗神社


霊夢さんは、この神社の巫女さんらしい。


『紫ー?いるんでしょ?』

??…………!!


突然、隣の空間が切り裂かれ、その中から金髪のロングヘアーの妖艶な女の人が現れた。


『はいはいー。お帰りー霊夢』


(この人が、八雲・紫・・・・。とてもそんなすごい人には見えない。てか、こんな綺麗な人だったのか・・)


『紫ー?その人が用あるんだって。』


紫は、こちらを見て首を傾げる。


『お願いします!ある人を、あなたの力で生き返らせて欲しいんです!』


私は、土下座をした。


(・・こんなことで、咲夜さんが生き返るなら、私は何度でも・・・)


・・・・・


返事がない


『お願いします!』


私は再度、頭を下げた。

・・・・


『・・無理よ。一度死んだ人を生き返らせるのは、私には出来ないわ。それに、なんの関係もない、知らない人の為に動くなんて、面倒くさいだけだわ』


(・・・・・出来ない?そんな・・・馬鹿な?・・・じゃあ、もう、咲夜さんは?・・もう、話すことも出来ないのか?・・・)


『紫?私からもお願いするわ。生き返らせるのは無理でも、あなたならなんらかの方法があるんじゃない?見るだけでもいいから、いってやってくれない?』


霊夢が紫に言った。



なんていい人なんだろ。この人は。と思った時、霊夢が小声で言った


『別料金』


・・・・・・


・・・・・・


(ですよね・・・。)


でも、そのおかげで


『もー。仕方ないわねー。霊夢が、そんなにいうなら、見るだけ見に行ってあげるわ』


・・・・・!?


『本当ですか!?』


『えぇ。でも、見るだけよ?本当に蘇生は出来ないんだから』


『それでも、いいです!』


(よし!一応、望みは繋いだ!紫さん、ありがとうございます!霊夢さん、ありがとうございます!)


霊夢の方をチラリと見て、深々とお辞儀をした。・・顔を上げると、左の人差し指と親指をくっつけ、円の形を作り、ニッコリとしていた・・・・・・


・・・・・・


・・・・・・なんにせよ、希望は出来た。


『紫さん!此方です!』


『霊夢さん!ありがとうございました!』


紫を連れ、私は紅魔館へ急いだ。






611・・駄目ね・・グシャ!


612・・これも駄目・・・グシャ!


613・・・・・グシャ






美鈴は紫と共に紅魔館についた。


門番に小悪魔がいた。パチュリーに門番をするように言われたらしい。取り敢えずパチュリーに紫を会わそうと、美鈴は、図書館へ案内した。




そして、中に入った


ッ・・・・・!?


(物凄い鉄の匂い・・・いや、これは・・・・・血の匂い!パチュリー様は無事なのか!?)



・・・グシャ!



・・・・711・・グシャ!


蝋燭の灯りだけの部屋の中で、誰かがいた。


『パ、パチュリー様?』



『美鈴?』


物凄く、小さい声だったが、間違いなくパチュリーの声だった


『は、はい!美鈴です!』


美鈴は、声のしたほうに走っていった


『美鈴?』



『ねえ?美鈴?』


・・・・・・・

・・・・・・・



『私は、あと何人、咲夜を殺せばいいの!!何人殺せば咲夜は生き返るの!?』


ッ・・・・・・!?


美鈴はパチュリーの大声と共に足が止まり、周りを見渡せば、そこは、咲夜の死体の山だった。


ヴッ・・オエエエェェェ・・・


美鈴は、思わず吐いてしまった。


そして、パチュリーは泣きながら言った


『最初はね?動かないししゃべらないし、目がなかったりとかだったの?』


『だんだん、痛い。やめて。ていうのよ?不完全で体のどこかがおかしい咲夜が』


『そして、今は泣くのよ?不完全なのに!咲夜じゃないのに!咲夜の声で!』


『泣きながら、助けて。とかやめて。とかいうの・・・・咲夜の声で!・・・・何回も・・・何回も・・・』


『でも、これは咲夜じゃないの。失敗作なのよ?それでも、私には咲夜に・・・』


『それでも!それでも!それでも!!私はレミィの為にも咲夜を殺さないといけないの!!じゃないと、レミィが・・レミィが・・!!』



パチュリーは泣き崩れ、美鈴は唖然としたまま動かない


・・・・・・


・・・・・・


・・・・・・・・・・・・・


『ホムンクルスね・・・』


紫が、口を開いた

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