389日 去年は乱闘でしたねw
「グループ面接を始めましょうか。」
「あ、これも私たちがやるの?」
「メインは昨日の監督の補佐なんだけど…私たちもやるの…というか…9室でやるみたい。4人1グループで試験官3人…今回は厳しく審査するよ。」
「2人の所はどうするの?」
「今回は壮と恵斗がやるって。だから3人でやろう。」
「わかった。とりあえずランダムだね。」
こうしてランダムに降られて室内に行く。今日は控室があるのでお昼ごはんもそこに置いていった。
「僕の教室…なんだか嫌だな。」
「嫌な予感がするってこと?」
「そうなんだよ。」
「あぁ…去年乱闘が起きた場所だよね。確か佳奈子と…撫子だよね?」
「…明日海、4人だから2人いるはずだよ。」
「あと2人…」
「僕とひなた。」
「…なんかごめん。」
というわけで僕はいわくつきの部屋で明日海とクロエと一緒に見守ることにした。
「では30分で議論をお願いします。」
この面接で見ていることはコミュニケーションの力、協調力、あとは…どういう立ち振る舞いをするかだ。
「はい、議論を終了してください。」
この議論の議題は卒業に必要なこと。その結論はどのような感じになるのか。そこは見ていないが、見るとなかなか興味深い。
「なるほど…点数はつけたね。」
集団面接は終わった。合格発表まで受験者はホテルに軟禁されるらしい。そして、終わった瞬間から祭典が始まる。
「今年は何人の予定?」
「30人かな。でも、点数が同じ人をどうすればいいのか…魔王に聞かないといけないね。」
「魔王…すみません、合格者はどれぐらい出せばいいのですか?」
「合格者?あぁ、点数が基準より上なら問題ない。でも、できるだけ少ない方がいいのかも。まぁ、あとは任せるね。」
「…まぁ、最初の基準をもとにしましょう。それで50名以上ならこちらで調整しましょう…今年の受験者…去年より多い?」
「去年は80名でした。そして…今年は300名!?」
「300…348名!?ここから50名までって厳しくない!?」
「だいたい7分の1…ちょっと厳しいかもしれないけど、これぐらいしなくちゃいけない。」
「それと…みんな、平等にお願いね。平等な審査をしないと立てこもりとか監禁が起きちゃうから。」
「真音さん、笑えません。当事者なので…」
「そうね。まぁ、頑張りますか…」
採点は一日がかりで終わった。3部門300点満点で基準は180点だった。しかし…
「180は多いかぁ…」
「どれぐらいいたんですか?」
「315人。さすがに多すぎるわ。」
「では…200点まで上げましょうか。」
「…274人。」
「まだ多い。210点。」
「250名です。」
「…ちなみに私たちがやった時は何点基準だったっけ。」
「250点です!」
「心愛、ありがとう…もう少し上げてみようか。」




