388日 試験日!
クリスマスイブには誰もいないみんなの広場。誰もいない中、飛翔は一人…寂しかったらしい。
「クリスマスって世間じゃ言っても…こっちは試験なんだよ。誰か来ないかな…」
「どうして飛翔さんがそこにいるのですか!」
「京子!?」
「待ってください!救出しますね!」
クリスマスには乗り遅れなかった。アパートの前ではパーティーをやってた。
「飛翔、明日は頑張ろうね。」
「私は明後日から。京子もそうだよね。」
「はい。ところでお酒は飲みますか?」
「明日があるし飲まないかな…」
「私もパス。」
「…私だけですか…」
「それじゃあ私たちも頂こうかしら。」
「由依さんと浩介さん!」
「ありがとうございます!」
「…今日はクリスマスか。」
「…え?」
「今、0時5分。」
時間を聞いた途端、真音は飛翔の腕を引いて自分の部屋に戻った。
「ぎゅ。」
「真音…ぎゅ。」
このまま朝まで寝てた。
「おはよう…6時ね。少しだけ急ぐわよ。」
「えぇ。」
コンビニでおにぎりを買って、電車に乗って、大学に到着して打ち合わせる。
「よし、私たちは2番目の部屋ね。」
「なるほど…こんな感じか…」
8時、ここに来る人の名簿を見た。
「へぇ、この部屋にはこの人が来るのか。」
「この子…見たことあるわ。」
「なるほどね…」
9時、面談を開始した。
「質問です。自己PRをお願いします。」
「自分の長所を教えてください。」
12時、休憩に入る。飛翔たちはご飯を買ってくる。
「まさかファミマまで距離あるとは…」
「でもここまで来ないとコンビニがないのよ…」
「確かに。午後も頑張るために少し多めに買いましょうか。おにぎりとお弁当と…あとは色々…」
「というか…どうして控室を作らなかったんだろうか…」
「それ確かに思ったわ。全く酷いわよね…」
「酷いってレベルじゃないよ。ちょっとメモしておくね。」
「はーい。」
12時30分、急いで昼を済ませると面接の準備を終わらせた。午後は休憩もあるので面接官の目にも本気が見えた。
「それでは面接を終わります。」
「ありがとうございました。」
15時、面接官は少しずつ点数を決めていた。
「この人はこの点だね。」
「点数高すぎない?まぁ、わかるけど。」
休憩が明けると再び面接、そして休憩、面接と続き、やっと面接が終わった。時計は19時を指す。
「やっと終わったわね。疲れたでしょ。」
「でも、明日は一日休みだ…」
「誰が卒業試験に合格するのですか?」
「あ、桜子…そうね。そこには立ち会えるから大丈夫だよ。」
「よかった!」
「じゃあ…明日はどこに行こうか。」
「休むに決まってるじゃない。恵斗はちょっとうるさすぎるし元気すぎ。」
「やっぱり私との方がよかったじゃない!」
「ひより…ごめん。」
「…これ以上は打ち上げのあとで話しなさい。」




