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売名目的、日々エッセイ2  作者: 井上達也
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使い勝手のいい言葉たち

眠いけど寝れない。そんな日々が続いてる。


小生は仕事柄、言葉を大切にするように先輩から教わった。

教わったというと優しく聞こえるが、スパルタ教育を受けたと言ってもいい。


後輩にすごい使い勝手のいい言葉を多用する人がいる。

「検討」という言葉になんの意味も持たないのは政治ゴシップで理解してる人も多いが、こういう言葉たちである。


最近、「まで」を多用する後輩に苦戦している。


よくメールで「共有までですが、〇〇についてまとめたレポートを添付します」と、書かれて資料が送られてくる。


これは罠である。

「共有まで」というフレーズを見た時に、よほど頭のいい人でない限り「あ、なんか資料も送ってくれたのね、メールの内容でわからなかったらみるわ、あんがと」でファイルすら開かないと思う。(小生は馬鹿なので、もちろん開かない派)


そして数日経って、「この話、先日共有した資料の話ですけどもしかして見てないんですか?」、と小生が悪いみたいな雰囲気を醸し出される。


個人的には、この言葉「〜までですが」は怖い部類に振り分けたい。

「まで」というニュアンスは、そこまで、といった期限や限度みたいに感じて、それ以上はなにもし無くていいよと、感じる。共有まで、であれば受け取ってくれれば良いですよと、とらえることができるのだ。


まさしく発信者と受け取る側でニュアンスがものすごく分かれる。それっぽい言葉だけど、実際は聞き手に責任を押し付ける回りくどい言い方だと思う。日本人らしいといえば日本人らしいが。

ただ使い勝手が間違っている可能性もある。共有までときたら添付資料は本来つけてはいけないのだろう。そのメール文書や口頭の内容限りでなければならないのかもしれない。



余談であるが、


「もう少し端的に言ってもいいと思うよ、なんか誤解生む可能性あるから。あーしたい、こーしたい、こーして欲しいみたいな方が伝わるよ」


と、意思表示や依頼内容がわかりやすい言葉のほうがいいよと後輩にアドバイスをしたことがある。


そしたら、今度はものすごく端的になったけど、端的すぎて人を傷つける感じになっていったのは笑い話である。


そこはメリハリね!とつっこみたくなった。


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