表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
26/34

テスト返却、です!

 そういえば、忘れていたけれど、この日、つまりはテストの翌週の月曜日に、もう一つあることがあった。

 そう、テストが帰ってきた。

 まあ、あれね。

 きちんとね。両親には、テストの存在を忘れていて、勉強が完璧にできたとはいいがたいってことは言ってあるからね。

 今回のテストでは一位をとれなくてもいいって言われていたんでね。

 安心して返却された答案を受け取りに行きましたよ。

 一つ目は国語だった。

 現代文、これはそこそこできた自信があった。結果は九十二点。まあ、順当なところか。

 古典、これも普通にできたと思う。結果は九十一点。まあ、これといって問題はない。

 という感じで続々テストが返却された。

「うわ、すごいね、カズヤ! 九十点台ばっかり!」

「理社は九十には届いてないのもあるけどな」

 物理基礎は百点だったが、その他の理社は八十点台だった。

 まあ、かなり無理をしたので、もうしたくはないが。

 それにしても、物理基礎は良くできたものだ。かなり時間を使って徹底的にミスをなくしたのもあるだろうが、やはりノーミスは嬉しい。

 数学ではいくつかミスがあっただけに、百点がひとつあるのは嬉しい。

「これ、学年一位とかなんじゃない?」

「いや、そこまでではないだろ。一桁に入ってはいるだろうけれど、一位までは……」

 中学生の時も、このくらいの点数で一桁を死守していたものだ。

 おそらく、上がいるはず。


 と思っていたのだが……。

「やっぱり一位だったね! そうだ、ボクに勉強教えてよ」

 とは、後日順位が出たときのチヒロの言葉だ。

「ちなみに、今回はどんな感じだったの?」

「えへへ、こんな感じ……」

 そう、恥ずかしそうな笑みを浮かべつつ差し出してきた結果に目を通すと、そこには、散々な点数と順位がかかれていた。

「これ上げるのは厳しいぞ……?」

「あはは、無理かな……?」

「まあ、厳しいだろうがやってみなきゃわからんけどな」

「え、じゃあ」

「ああ、別に教えるくらいいいぞ。ただ、余計なのが一緒にくっついてくるかもだけど」

 どうせ、次からは幼馴染共にも教えることになるだろう。

 あいつらは頼ってくるの遅めだし。

 ということで、次からはこんかいのような失敗は許されなくなった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ