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恋の応援

花音が嬉しそうに発したその言葉に思わず反応してしまう。


「おお!奈々未ちゃん、花音ちゃん!おはよ」

先輩がさわやかな笑顔を向けながらこちらに向かってくる。


「おはようございますっ!」

花音は明るくかわいい声であいさつをしたが、私は何も言わずに会釈をしただけだった。


「あれ~、奈々未ちゃん元気ないねー。昨日、距離縮めれたと思ったのになー。」

と、先輩が私の顔を覗き込む。

それと同時にその横の花音の顔が少し険しい表情になったのが分かった。

余計なこと言わないでほしい。

花音は普段は優しくて明るいけど、嫉妬心が強いのだ。


「え、先輩と奈々未って仲いいの?」

花音は疑いの表情を浮かべながら問いかける。


「全然そんなことないよ!花音のほうが断然仲いいじゃん!!ほら、今度映画行くんでしょ。2人で計画立てなよ~私、先教室行くね。」

そう言うと、花音は「うん!!わかった」と安堵した様子でほほえんだ。


その笑顔を見るとチクリと胸が痛む。

やっぱりこれ以上先輩に近づかないほうがいい

。だって私は花音の恋を応援しているんだから。

ごはんももう作らないでおこう。

また食べたいだなんて社交辞令みたいなものだろうし。



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