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放課後

私たちの間に沈黙ができる―


と、その重い空気を遮るようにチャイムが鳴った。


「教室、戻らないとね、困らせてごめん。」

「…。戻りましょう。」


教室に入ると花音と目が合った。

花音はついさっきまで泣いていたようで、目が充血している。

私のせいだ―


「花音…、今日の放課後、話があるんだけど、一緒帰れないかな。」


断られるかもしれないけど、どうしても伝えたい。

私は花音を裏切ったわけじゃない、と。

先輩とは何の関係もない、と。

信じてもらえないかもしれないけど。


「……いいよ、私も話あるし。」

しばらくの沈黙の後花音が答えた。

その声色はいつもより暗く、怖かった。当たり前だよね。




放課後―

私は花音と2人で通学路を歩いている。

ただお互い一言も話さず、沈黙のまま進んでいる感じだから「なんか、2人で帰るのって何気に初めてだよね…。」と場を和ませようとした―


がその一言が間違いだった。

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