↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/57

ハッピーエンド

「全然思い出せないぃぃぃ!!!!」


どうしても、半年間の記憶が思い出せないどうすれば思い出せるかを一人、ある無人島で騒いでいる。

なぜ無人島か

ってかどうやってここまで来たか。

そんなことはあとで説明しよう。

今は、一刻も早く何をしてでも思い出さなければ!!


「えっと、記憶を遡ることから始めよう」


まず今日はここに来るのに、竜舎で移動速度のもっとも速い針竜を何故かポケットに持っていた金を使い買って即座にとにかく海の方を目掛けて翔ばしていたら、何やら島が見えてきたのでそこに降りたんだけど、そこには誰もすんでいない無人島だったのだ。

ちょうどよかったので、そこを拠点することにしていたのだった。

無理して一緒にいさせるわけにもいかないと思ったので針竜を逃がしたんだけど逆に魚を捕らえてきてくれたときはいい誤算だろう。

そのままここにいるけどね......

あれ?結局全部説明してね?

大分本題からずれたな。

針竜を買う前にラルに記憶がないことを打ち明けて

あんな顔をさせてしまって....

これじゃあまた進んでしまう。

打ち明ける前はラルにデレンデレンになっちゃったんだよな。

アリスにいじられたのをラルに慰めてもらったらそうなって

いや、できる限り飛ばそう。

しかし、どうしても朝からの記憶しかない。

よし、この記憶の脳内逆再生案は無しだ!

つぎ!


「針竜!手伝ってくれ!」

フィイィィィ?


次の案は針竜に手伝ってもらわなければできない。

そうそう、

全長8メートル位か

針竜の形状は、背中と頭の一部分以外1メートルぐらいの針かビッシリ生えていて生えていない背中に乗れる。

乗るまでが以外に大変。

おでこにも角という名の針山ができている。

今回はそれを使ってもらう。

多少死ぬ可能性がある。気を付けなければ


「まずお前はおでこの角にこの岩を刺して持ち上げていてくれ」

フィイィィィィ!


簡単にこの岩と言ったが普通にでかい、

だが、針竜にとっては大したことはないようで軽々と持ち上げてくれる

団子みたいだ。


「俺を死なない程度にそれで吹っ飛ば「フィイィィィ!!」ブホォ!!」


最後まで言い切る前に吹っ飛ばされ横凪ぎに結構強く

岩で叩きつけられる。

覚悟してたとはいえ半端なく痛い!

当たった瞬間にどこかの骨がおれる音がはっきりと聞こえた時はちょっと意識飛び掛けたね。

うん、そこで気を失っておけばよかった。

地面をゴロゴロと転がり約十メートル

とても痛む体に鞭を打ち立ち上がる。

そして気づいた。

なにやら腕が変な方向に曲がってる。


天使慈悲エンジェルヒーリング!!」


さっきまでいつでもぶっ倒れそうな位痛かった全身だが、なんにもなかったかのように痣や怪我がなおっていく。

骨折した腕も動かないはずなのに違う生物みたいに勝手に動きにあるべき姿に戻っていく。


「相変わらず戻り方がエグいよなぁ」


そんなのんきなことをいっているが結局戻らない。

何が戻らないって?もちろん記憶に決まってるじゃないか。


「よし!もういっちょこいやああぁぁぁぁ!!!!」

フィイィィィ!


ドゴン!!


「うぐぅぅぅ!!」


またしても地面をゴロゴロと転がる。

坂道を転がる丸太みたいに。

今度は二十メートルぐらいのようだ。

今度も立ち上がろうとするが、今度は足が動かない。

あばらも何本かいってるっぽい。

仕方ないので寝転がりながら魔術を唱える。


天使慈悲エンジェルヒーリング


またしてもグロい戻り方をする足を見ないようにして治ったところで立ち上がる。

またしても戻らない。


「もう一度だぁぁぁ!!」

フィイイイイ!!!


当たる瞬間を見たくないので目をつぶる。








パキ、ゴトン


「あれ?」


今まで聞いたことのない音がして瞑っていた目を恐る恐る開けてみる。


「あ.....」

「「なに私「僕」たちのエルム「エー君」を襲ってんだよ!」」


そこには殺気を巻き散らかしているラルとニルが抜刀している状態でたっていた。


「まだ記憶戻ってないのに.......」

「エル君」

「あ、アリス.....」

「ちょっと歯を食いしばりなさい」

「え?」


パン!


「ッ!!」

「......なんでこんなことしたかわかる?」

「......俺に愛想をつかしたから」

「ハァ、まだ足りないみたいね」


パアァァァン!


「グヘェ!」


予想以上に強くはたかれ地面に倒れこむ


「愛想をつかしていたらこんなところ来ないわよ」




「......ダメなんだよ、ラルにあんな顔をさせる俺なんか!」


「....ニル、ちょっとここお願い。」

「おっけー」


ラルが俺の方に歩いてくる。

うつむいていて表情が見えない


「...エルム」

「.....」

「なんで、私たちに最初にいってくれなかったの?」

「.....怖かったから」

「私たちが愛想をつかすかと思ったの?」

「うん」

「バカねえ、そんなことで愛想をつかすぐらいならとっくにつかしきってるわよ」

「え?」

「しかも今回はエルムに全く非がないじゃない。」

「で、でも!」

「ああもう!」


じれったいかのように声を荒らげると俺の頭を抑えゆっくり顔を近づけていく。


そして、二人の唇は重なりあった....


彼女の唇は柔らかく、暖かかった。

しかし、それよりも、俺の体のなかに彼女の思っていること、感じたこと、等が入っていくような感覚に陥る。

そして俺はひとつの結論に達する。



長いようで長くないそんな時間を過ごした俺は名残惜しいがラルから離す。


「ありがとう、ラル」

「あ、あう」


なにやら上気した顔でぽけーっとしていた。

ひとつの結論に至った俺はバカみたいな俺を助けてくれた皆に感謝の気持ちを伝える。


「ありがとう、皆!こんな俺を見捨てないでくれて!そして、ありがとう!こんなに俺を愛してくれて!

ほんとにありがとう!!」


皆、誇らしげにしていた。

うん、こんなに出来た三人の嫁をもらえた俺はホントに最強の幸運男ラッキーボーイだよ。








「よし、ここまで待っていてくれていたのはとてもありがたいけどそろそろ針竜、を討伐するか。」

「待って、ニル!」

「?」

「そいつ俺の頼みを聞いてくれただけだから許してやってください」

「まあ、エー君が言うならいいよ」

「じゃあ、帰ろうか、俺らの家に!」

「「「うん!!」」」






ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

........イラ!


「どうしたのエルム君?」

「いや、何だか、俺じゃない俺が最高のハッピーエンドをおくってるような気がしただけ」

「へぇー」

どーもクロ課長です!

やっと、もしも選択肢2を選んでいたら、も終わりました!

当分はメインストーリーを進めていく予定です。

もう忘れてしまっているかもしれませんw

そういう人はもう一回読み直してくれたりすると、嬉しい限りです!

では!次はメインストーリーでお会いしましょう!

今話も最後までお読みくださってありがとうございました!!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。