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80 貴族様のわがまま

例の貴族さんはどうなってしまうのやら。

 次の日。

訓練と朝食の後。

早速鍛冶屋に行き、依頼をする。

アーロン達5人用にとあるものを作ってもらう。

サイズは依然計測したデータがあるとの事で問題なかった。

魔鉱石も使ってもらう。

「と言う感じでお願いします。」

俺。

「わかりました。」

「材料は問題ありません。」

「ただこの魔法陣の調整も必要ですので時々顔を出していただけますか?」

店員さん。

「わかりました。」

「材料は試作に使ったとしても足りますよね?」

俺。

「ええ全く問題ありません。」

「おそらく余ると思いますのでその際はしっかりお返しいたします。」

店員さん。

という事で依頼をした。

何が完成するかはお楽しみだ。

今日は各所に顔を出して問題があったりしないか聞いて回る。

木こりのマッチョも農家さんも魔物退治に関しては、

こっそりしていた俺の助言通りアーロンの手下に任せていたらしい。

木こりも農家さんも彼らの働きに満足していた様だ。

その他にもアーロンの手下たちは色々と活躍したそうで、

この辺りでは頼れる兄貴的な感じになったとか。

後は治安部隊だが彼らは相変わらずらしく特段大きな問題は起きていないらしい。

そうして最後はハンター協会に顔を出す。

そしていつも通り依頼表を見てみるが、何かいつもより少ない気がする。

「あっ!戻って来たんですね!」

ポニテ嬢だ。

「はい、昨日戻りました。」

「所で何か依頼が少なくないですか?」

俺。

「そうなんですよ。」

「なんかアーロンさんのチームにジャンジャンバリバリ依頼をこなしてい頂いて、」

「溜っていた依頼もほとんど消化出来たんですよ!」

と嬉しそうに言うポニテ嬢。

「へー、良かったですね!」

俺。

「ですが・・・」

ポニテ嬢は暗い顔になる。

「ん?」

話を聞くとどうやら他の支部から羨ましいとかそいつ等を王都の北や南に派遣してくれとか、

色々言われるようになったらしい。

「あー、それはしょうがないな。」

俺。

「そう言う事でギャレットさんなどは気を回してそっちにも時々顔を出しているみたいで・・・」

「少し申し訳ないと言うか・・・」

ポニテ嬢。

「俺も出張してこようか?」

俺。

「え・・・?」

「いえ、結構です。」

ポニテ嬢。

「なぜ!?!?!」

俺。

「だって・・・あなたを放流すると他に迷惑がかかりそうで・・・」

ポニテ嬢。

「放流って・・」

「じゃあ今まで通り時々北で狩をするだけにするよ。」

俺。

「はい、それでお願いします。」

「あとたまーに時々はこっちで狩をしてもいいですよ!」

ポニテ嬢。

「わかった。」

俺。

その後は長旅で消費した調味料や物資を補充して宿に帰った。


次の日。


例の貴族様が来たらしい。

俺は早速教会に向かうと、やたらプンスカ怒っているおっちゃんが居た。

「いつまでこの私を待たせるつもりだ!!」

貴族1

「丁度到着しましたよ。」

クラーレン。

「お待たせ。」

俺。

「お前があの馬の所有者か。」

貴族1

貴族は従者を数人連れている。

「ええ、そうです。」

「なにか?」

俺。

「何かではない!!」

「あの馬をよこせと言っているんだ。」

貴族1

「あれは売り物ではございません。」

「したがって売れません。」

俺。

「ならば売らなくてよい。」

「私に譲れ。」

貴族1

「あの馬たちは自分で主人を選びます。」

「あなたが彼らに選ばれたら連れて行っても構いませんよ。」

俺。

「なに?本当か!」

貴族。

「ええ、ただし馬とは本来肉食動物すら蹴り殺してしまうほど狂暴な存在です。」

「あなたが不用意に近づけば怪我をするかもしれませんし、」

「当たり所が悪ければ死んでしまうかもしれません。」

俺。

「ふん!構わんさっさと選ばせろ。」

貴族1。

「ではそう言った事故があった場合馬を含めた我々全員に責任を問わないと言う

 誓約書にサインをお願いします。」

俺。

「ふん、面倒な。」

「あんな子供が何事もなく世話をしているのだ、問題などなかろうに。」

貴族1はぐちぐち言いながらサインをする。

「そして従者の方々にも、もし危険な状況になった場合、不用意に馬に近寄らない事を約束するサインをお願いします。」

「不用意に近寄れば死にますのでその際は責任を終えませんよ。」

俺。

「招致いたしました。」

従者たち。

って事で準備完了。

まずは俺と馬たちだけ放牧地に入って馬を整列させる。

「お前たちが欲しいと言う変な奴が来ている。」

「多分厩舎に火をつけた奴のリーダーだ。」

「気に入ったらついていっていいけど、気に入らなかったら自由にして構わない。」

と馬全員に伝えて置く。

すると馬は全員うなずく。

「てか増えた?」

俺。

イチロウに聞くと、どうやら皆で平原に行った時に新たに拾って来たり、

新しく生まれた個体もいるとか。

「へー!ある程度の躾は頼んだぞ。」

俺がそう言うとイチロウは頷く。

そして貴族さんを一人で来させる。

「では私は下がっていますので彼らに選ばれるかどうか、待っててください。」

俺はそう言って皆の元に戻る。

普段世話をしているハンターや子供たちも見ている。

「フン!」

「お前は手を出すなよ!」

貴族は俺にそう言った後は何も言わずにズケズケと馬達に近づいて行く。

「あっまずい!」

「あーあ・・怪我するよ。」

と子供たちが言う。

そう!その通りなのだ。

アイツらに敬意も無く近づくのは自殺と同じ、作戦は順調だ。

「はぁ・・・よくそんな悪魔みたいな事、思いつきますね。」

アーロン。

「はっはっは!彼がそうしたいとおっしゃるので、そうさせただけですが?」

俺。

「・・・」

アーロン。

「まぁ・・ほどほどにしましょうね。」

クラーレン。

そして貴族は一頭の馬に近寄って行く。

その馬は白と黒でホルスタインの様な毛並みのメスだ。

とても美しい毛並みで鬣まで白と黒で色が二色に分かれている。

そしてそのメスはお腹が大きくなっている。

「あっ・・まっずい・・・」

俺。

「やばいですよあれ!!」

アーロンの手下。

「あー、あれイチロウの奥さんだ・・・」

子供。

「うわぁ・・死体処理の準備しなきゃ・・・」

アーロン。

「イチロウの奥さんに手を出すとは度胸があるな。」

カール。

「俺達でさえ迂闊に近寄れないのに・・・」

エディ。

「いやいやいや!あいつ普通に死ぬぞ?」

ブレッド。

そしてイチロウの奥さんに触れようとしたその時、

イチロウを含めた周囲の馬たちがガチギレした。

それはそれは凄惨な現場となった。

イチロウ達は貴族を蹴り飛ばして蹴鞠を始めた。

地面に球が着地しない様に蹴り続ける遊びだ。

ん?

何かパリンパリンって音が鳴ってるぞ。

「なんだあれ?」

俺。

「あれはおそらく魔法の道具で身を守る魔法が自動で発動しているみたいですね。」

クラーレン。

「へー、便利なもんだな。」

俺。

「ええ、ですがあれにも限度があったはず?」

クラーレン。

「どのくらいだ?」

「って言うか何回か砕けてないか?」

俺。

「ええ、すでにいくつか魔法道具が砕けている見たいです。」

クラーレン。

するとあっちの方から、助けてくれーと声が聞こえてくる。

「残念ながら手を出すなと言われてしまいましたので私共は手を出せないのです。」

と大声で言う。

「良いから!助けろ!!」

貴族。

「あとで文句を言ったりしませんか?」

俺。

「ああ!なんでもしてやるから早くたすけてくれーーー!!!!!」

と貴族は全員に聞こえる様に絶叫する。

ん?今何でもするっていったよな?

「言質は取ったぞ。」

俺はイチロウ達をなだめる。

「おーい、おちつけー!」

イチロウ達はかなり興奮していたがどうにかなだめた。

「まさかここまで礼儀知らずだと思わなかったんだ。」

「ごめんな。」

と言ってイチロウの頭をなでる。

で貴族に一言。

「お前も謝れ。」

俺。

「くっ・・」

「済まなかった。」

貴族は地面に這いつくばったまま頭を下げる。

さすがのこの状況からシラを切るつもりは無い様だ。

「こいつは今日からお前たちの世話をして謝罪の気持ちを示すそうだ。」

「だから多めに見てやってくれ。」

俺は勝手にそう発言する。

「え?わしにも仕事が・・・」

貴族。

「しばらく手下に任せろ、お前はこっちが優先だ。」

俺。

「クッ・・承知した。」

貴族。

って言う事で暫くの間、この迷惑貴族は教会の子供の弟子として馬達の世話をする事になった。

「ん?」

イチロウが俺に何かを伝えてくる。

「俺も謝罪として肉を持って来いって?」

イチロウは頷く。

「はぁ、分かったよ。全員分キッチリ狩ってくるよ。」

俺がそう言うとイチロウは満足そうに群れの方に戻って行った。

そして迷惑貴族は住み込みで教会で働き。

俺は数日間毎日狩った獲物をイチロウに届ける事になった。

この貴族は意外と真面目に働いているらしい。

貴族さんは馬の世話をしていくうちに馬好きになったそうだ。

馬の個々の毛並みや質、それぞれの食の好みなどを熟知し、

何か博士みたいになってきた。

鬣や尻尾を切りそろえたい馬やこだわりのある馬なども分かるらしい。

馬に関する書物を読み漁り、この馬たちとの違いを調べたりしている。

その結果子供達からは博士と呼ばれるようになった。

なので余計に今までの行いを反省するようになったらしい。

そうして数日が経過し、どうにか馬達から許しを貰えたとの事。

許しを貰えた後もちょいちょい顔を出しては世話をしている。

仕事の合間に時間を作って顔を出しているらしい。

そんな日々が続くと何時しか気の合う馬が出来たらしい。

河原毛の雄だ。

「そのおっちゃんが気に入ったのか?」

俺。

河原毛の雄は頷く。

「じゃあ一緒にいく?」

俺がそう言うと馬は頷く。

「だってさ。」

俺は馬博士に言う。

「いいのですか?」

馬博士は涙をこぼしながら言う。

「ああ、アンタならしっかり面倒見てくれるだろうしな。」

「飼う場所が無いんなら、ここに置いてってもいいし。」

「アンタとそいつで相談してくれ。」

俺。

「できれば他の馬の世話も続けたいのでここで一緒に飼わせてもらっても良いか?」

馬博士。

「ああ、いいよ。」

「他の連中にも伝えておくよ。」

「あと、名前をしっかり付けてやってくれ。」

俺。

そうして迷惑貴族は心を入れ替え馬博士となり、

出産時には必ず来てくれたりと、今では欠かせない存在となった。

因みに馬の世話をする様になってから筋肉が付いてかなり脂肪が落ちたらしい。

そう言った面を彼の部下達が見ていたらしく、

失っていた人望も取り戻せたとか言っていた。

お陰で仕事も順調だとか。

馬博士の馬は教会に来たり博士の家に行ったりと、

あっちとこっちを行ったり来たりしている。



そうした日々を送っていると遂にユキとミカの服が完成したらしい。

ユキとミカを連れて馬具店に行く。

「こんにちはー」

俺。

「おっ来たね!」

「あっちにあの子たちを連れておいで。」

おっちゃんはそう言って店内とつながっていて、

馬も入れる広い部屋に俺達を案内する。

基本的にここで採寸をしたり馬の様子を見たりする。

で完成した馬衣をユキから着せていく。

このタイプの馬衣は正式にはカパリスンとか言うらしい。

馬衣は要望通り真っ黒だ。

そして全身を覆うようなデザインで馬衣の上から馬具を付ける。

膝くらいまでしっかり隠れる。

そして頭からお尻まで覆うが、なんかおもろい。

なんでだろう?

「まぁ模様もありませんしこんなもんですよ。」

「と言う事で営業をさせていただきたいのですが。」

と言ってお髭の立派なおっちゃんが何やら黒い鎧の様な物を持ってくる。

「これってもしかして?」

俺。

「当店では馬具だけでなく、こういった馬鎧なども作っているのですよ。」

「で、この子たち用にかっこいい感じのを作ってみました。」

おっちゃん。

「まじっすか!!」

頭の上部分の耳の辺りから鼻の先まで覆う馬用の兜(シャフラン)、

首の上部分を覆う鎧(クリネット)などなど胸を守る鎧や尻を守る鎧も用意してくれている。

「とりあえず、これを付けてみてください。」

とおっちゃん。

これは洋服店の店員さんに試着を勧められて断れなくなるヤツや!!

「わかりました。」

俺。

って事でユキに付けてみる。

黒い馬衣の上から黒い革の鎧を着せる。

何か一気に物々しい雰囲気になったぞ・・・

鎧は革製で黒く染まってて、無駄な装飾も飾りも無く、

全体的にスリムな感じでシュッとしている。

ユキはなぜか気に入った様子だ。

そんでもってミカにも装備させてみるとコイツもまた気に入ったみたい。

もう買うしかなくなっちゃったよ。

「この商売上手め。」

俺。

「お褒めに預かり光栄でございます。」

おっさん。

俺は文句を言いながら金を払う。

でおっさんが言うには普段は頭だけ若しくは頭と首だけ防具を付けて置けば恰好は付くとの事。

なので普段は馬衣と馬の仮面?兜?や首の鎧を付けて行動する事にした。

町に出るとなんとなく、例のアホみたいなこっ恥ずかしい声が減った気がする。

俺は大いに満足した。

耳や口先や尻尾はチラッと見えているけど上手く隠せていると思う。

その日から外出する時は基本その格好で荷馬車を引かせたり乗ったりしている。

ユキとミカはよっぽど気に入ったのかその服や防具を自分で管理するようになった。

宿に戻ると自分で魔法を使って外して魔法で綺麗にして自分の【収納】に仕舞う。

金具とか縛る所とかも全部自分でやってる・・・

まあ楽でいいんだけど・・・

なんか・・いよいよ馬っぽく無くなってきたな。

なので出発の際は自分で準備をしてくれるし、

明日は荷車とか明日は鞍とか言っておけば全部自分たちで用意してくれる。

荷車はさすがに俺が持っているがそれを付ける直前の状態まで自分でやってるのだ。

ひょっとしてこいつ等おしゃれな服を着たかったのかな?

まあ頭がいいしそう言う側面があっても不思議じゃない。

その格好で狩もするので馬衣の裾がすぐボロボロになる。

初めは直してたけどしょっちゅうボロボロになるので放置する事にした。

致命的に破ける事は無いので良い事にする。

何か裾がボロボロになったせいで余計に物々しさが増したけど仕方ない。

朝訓練しているガキにもちょっと怖いとか言われたし・・・

まあユキにもミカにも不用意に近寄らなくなるのならいいか。




王都西側のとある住民A

「なぁ、あのハンターの兄ちゃんは何で馬まで真っ黒なんだ?」

住民A

「ああ、あれはな死神って呼ばれたくないから白馬を隠しているらしいぞ。」

住民B

「そんなに死神って呼ばれるのが嫌なのか?」

住民A

「な!」

住民B

「そもそもあの真っ黒の毛皮のマントが原因だって誰か教えてやれよ。」

住民A

「ははは、みんな面白がって敢えて言ってないんだとさ。」

「本人はあれで、そこそこ満足してるらしいし良いんじゃないか?」

住民B

「確かにこのまま放っておいてどこまで面白くなるのか気になるしな。」

住民A

と彼は陰で住民達に面白がられていたのだった。

「でもあの馬の服おしゃれでかっこいいかもな?」

住民A

「だよな、あそこの店で馬の鎧も一緒に買ったらしいぞ。」

住民B

と言う感じで逆に目立つその装いは宣伝効果もあったらしい。



主人公に戻り。

ある日教会にて。


「なんですかソレ?」

アーロン。

「死神呼ばわりされるのが嫌だったからユキを隠すことにした。」

俺。

「それ・・効果あったんですか?」

ブレッド。

「ああ結構あったぞ!」

俺。

「ほんとかよ?」

カール。

「お前らの馬用にも鎧作ってもらえよ。」

俺。

「確かに馬の鎧はあっても良いかもしれませんね。」

アーロン。

「いつもの馬具店ですか?」

「それとも鍛冶屋ですか?」

ブレッド。

「いつもの馬具店だ。」

「平原の牛の革だから防御力は申し分ないぞ。」

俺。

「なるほど。」

「じゃあ今度興味ありそうな奴を連れて行ってみますね。」

アーロン。

「おう!」

俺。

あれ?

何か俺・・・あの店の宣伝してね?

まあいいや。


北方から戻ってからそんな風に過ごしていると次の行動が決まったらしい。

教会の一室にて。

「王女殿下やアーサー団長は報告書や不在の間のあれこれで暫く忙しい見たいです。」

クラーレン。

「まぁ、仕方ないよな。」

俺。

「ですね。」

アーロン。

「とにかく我々はやるべきことをやりましょう。」

「って事で次の行動は聖騎士団の人員集めです。」

クラーレン。

「王都内でもっと募集する?」

俺。

「いえ、王都では無く東と南です。」

「なので東と西に分かれて行ってもらいます。」

クラーレン。

「俺達がって事か?」

アーロン。

「そうです。」

「アーロンさんは残っていただいて他の4人で二人ずつ東と南に行ってもらいます。」

「その間ヒロさんには東で起こっている問題の調査をお願いします。」

クラーレン。

という事でアーロン達は人員集め。

俺は東の異変の調査をする事になった。

おそらく北のゴブリン見たいなのが出て来たとかそんな感じだと思う。

この辺の情報は東方の枢機卿に直接聞いてくれって事らしい。

「そう言えば東の枢機卿は味方なんだっけ?」

俺。

「そうです。」

「なので東はスムーズに事が運ぶと思うのですが、」

「南はそもそも味方が居ないので、まずは教会の調査からお願いします。」

クラーレン。

「と言うと北と同じようにラドクリフ神父の様な味方を探すところからですね?」

ディーン。

「はい、その通りですが、どうも南はキナ臭いので無理せずに調査だけして戻って来て構いません。」

クラーレン。

「そんなに南はキナ臭いのか?」

俺。

「はい、領主も枢機卿も信用ならない方々なので、怪しい動きをすればすぐに手を出してくると思われます。」

クラーレン。

「何ならいかない方がいいかもな。」

俺。

「俺達は南方には少し思う所があるのであまり気が進まんな。」

アーロン。

「であれば今回は東だけにしましょうか。」

「今は無理をする必要もありませんし。」

クラーレン。

「すまんな。」

アーロン。

「いえ、お気になさらず!」

クラーレン。

という事で次は東に行く。

俺と他三人で行くらしい。

アーロンとブレッドは王都に残るとの事。

その後特に意味のない話もしつつ解散した。

宿に戻る前にある程度買い物を済ませてから戻った。

次は東方だ。

最初の予定では馬博士は馬に食い殺される予定でしたけど、

可愛そうだったので辞めました。

東の町編はちょいお待ちください。

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