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79 帰る。

北の町は一旦終わりです。

帰りましょう。

 次の日の朝。

まだ数日、時間がある。

なのでスイとエンの巨大化について調べようと思う。

町の西側の緩やかな丘の向こう。

戦場になった平原でスイとエンに巨大化してもらう。

「おおー!」

「やっぱりでっかいな!」

俺はスイとエンの体をワサワサ触りながら言う。

二匹は普段柴犬と秋田犬と狐とオオカミを足して割ったような風貌だ。

どっちかって言うと柴犬要素が強い。

体毛は真白でスイは青い模様が顔と足回りにある。

エンは赤でそれらは時々ぼんやり発光する。

二匹とも魔法を使う時にぼんやり光るる事が多い。

で巨大化時は煙を吹き出しながら大きくなる。

巨大化したら二匹はシュッとする。

何かオオカミとか狐とかボーダーコリー?みたいにシュッとする。

わんちゃん!って風貌だったのが、やたら神々しい犬系の獣になる。

体毛がさらに伸びてサラサラと馬の鬣みたいに綺麗になびかせている。

尻尾も同じく馬の尻尾並みに毛が伸びてさらさらと風になびいている。

可愛い系からイケメン細マッチョな感じになる。

俺の想像する日本神話のなんかやたら神々しい犬系の獣の神みたいな姿になった。

「一見すると全く別の犬だよな?」

俺。

『そんなに違う?』

スイ。

『なんかアニキとアネキがちっさくなったぞ。』

エン。

「アホかお前が巨大化したんだろうが。」

俺。

『ええええ!?うそおおぉぉぉぉ!!』

エンは俺が思っていた以上にアホの子だった。

『こいつ・・・』

スイも呆れている。

『やっぱり大きいと疲れるの?』

ユキ。

『うーん・・・』

スイ。

『わかんねぇ!』

エン。

「あんまり変わらない?」

俺。

『『うん!』』

「へー、所でゴブリンみたいに背中に乗っても平気そうか?」

俺。

『分からん、のってみてよ?』

スイ。

って事で背中に乗ってみた。

スイの体毛は細くてサラサラだが堅く頑丈だ。

毛量も多いので結構防御力がある。

しかしサラサラで気持ちいい。

犬と馬ってそもそも骨格から違うから、

犬の背中に乗ると腰をおかしくするとか聞いたけど・・・

めっちゃ安定している・・・

「腰とか背中の骨とか痛めそうだったりしない?」

俺。

『全然全く問題ないよ?』

『あと五百倍くらい重くても問題なさそうだよ。』

スイ。

「まじで?」

俺。

『うん。冗談抜きで。』

スイ。

「そうか、じゃあ走ってみようか?」

俺がそう言うとスイは俺を乗せたまま走り出す。

エンもユキもついて来た。

スイとエンは普段は柴犬みたいに耳をピンと立てているが、

走る時には耳を後ろ側にピタッと畳むみたいだ。

そして体毛や尻尾の長―――い毛を風になびかせる。

やっぱり直線ではユキが早い。

しかし細かい方向転換や加速はスイとエンに軍配が上がる。

理由は単純でユキの体重の方が重いからだろう。

あとは蹄と肉球の差だと思う。

蹄だと急な方向転換時に若干滑っているように見える。

だが負けっぱなしで終わらないのがユキお姉さまです。

ユキは何と足元に角度の付いた魔法の壁を作り出し、

その魔法の壁を踏んで急な方向転換を可能にしている。

それに対抗するためにスイとエンは周囲に追い風を起こして加速している。

このまま空に飛び立ってしまいそうなくらい早い。

競争をして遊んだ後、少し寝転がって休んでいるとジュリエットとアーサーが来た。

「一体何をなさっているんですか?」

ジュリエット。

「皆で追いかけっこしてた。」

俺。

「そんな微笑ましい速度では無かったが?」

アーサー。

どうやら遠くから見ていたらしい。

「だって走りたいって言うんだもん。」

「逆にそっちはどうしたんだ?」

俺。

「何やら白い三頭の獣が暴れていると市民から通報がありました。」

ジュリエット。

「それで我々はピンときましてここに参った次第です。」

アーサー。

「おー、なるほど。」

「じゃあ、ピクニックしていくか?」

俺。

「ええ、私の仕事は済みましたのでぜひ!」

ジュリエット。

「ゆっくりのんびりするのもいいですね。」

アーサー。

って事で俺達は平原の良い感じの場所にブランケットを敷いてピクニックする事にした。

ジュリエットはティーセットを偶然持って来たらしい。

水は魔法で無理やり沸かす。

ジュリエットがお茶を入れている間。

俺はアーサーにマコセキとやらを一個だけ見せてみる。

「これって何か分かる?」

俺。

「これはこの国でとても貴重な物だ。」

「魔鉱石と言ってこの国で一位二位を争うほど高価なはず・・・」

「どこで売っていたんだ?」

アーサー。

「詳しくは言えないけど貰ったんだよ。」

俺。

「そうなのか?」

「この手のひらサイズでも鉄に混ぜて使えば、かなり武具の性能がアップするらしいぞ。」

アーサー。

「混ぜて使ってもいいの?」

俺。

「本当は混ぜずにエルフかドワーフか鬼人族の技術者に頼む方が良いらしいが、」

「今我が国では他種族の出入りがほぼ無いので・・・」

アーサー。

「ほーん。」

「国交断絶状態?」

俺。

「まさにそんな感じだ。」

「東方の町では若干のやり取りがあるみたいだぞ。」

アーサー。

「鬼人族と?」

俺。

「鬼人族に優秀な魔法使いが居てその方に非公式で時々依頼をしているとか。」

アーサー。

「非公式なのにアーサーが知ってていいの?」

俺。

「まあダメって言ってるのは教会連中だし・・・」

アーサー。

「あー、そうだったね・・・」

俺。

白蛇の言うマコセキは魔鉱石で確定の様です。

しかもそんな貴重な資源が山の様にある・・・

今度まとまった時間が取れたら鬼人族の国に行って武器を作ってもらいたいな。

薙刀と大太刀と関係ないけどもっと重い和弓。

薙刀じゃあ刃渡りに限界があるし、大きな獣を両断出来る武器も欲しい。

でっかい魔物を倒すのに大太刀があると楽だと思ったのだ。

けどせっかくジャックさんからもらった大斧があるし、

今はこの斧を使えるだけ使おうと思う。

その後のんびりお茶を楽しんだ。

そしてスイとエンにフリスビーを投げて取ってこさせる遊びをした。

スイとエンは巨大化しガチ喧嘩を始めそうな勢いだった。

そこに暇そうにしていたユキも参戦。

ユキが二匹に頭突きをかましてぶっ飛ばしていた。

皆楽しそうで何よりです。

「やっぱり双子よりあの白馬の方が強いのか?」

アーサー。

「そうだよ、俺なんかよりも強いぞ。」

俺。

「まじか・・・」

アーサー。

「普段はお淑やかだから心配ないよ。」

俺。

「お淑やか?」

アーサーがそう疑問を口にするとユキが小石をアーサーのおでこに投げつけてくる。

コツン!

「イテェ!」

アーサー。

「早く謝罪しないと永遠に続きますよ。」

ジュリエット。

「くっ、済まなかった。」

アーサーがそう言うとユキはフンス!!と鼻息を吐く。

その後ものんきにのんびりお菓子を食べたり駄弁ったりした。

そして食後の運動がてら軽く馬を走らせて平原を走り回ってみる。

ユキとクインとモルグ、そして双子の白い獣。

戦後、平原には暫く魔物が寄り付かなかったらしい。

しかし、今ではチラホラ獣や魔物が見えている。

「ゴブリンの軍勢のお陰で西方面の森や村はかなり荒れていたらしいが、」

「調査によると、今はかなり落ち着いてきたらしい。」

アーサー。

「西側の村に被害が出てたのか?」

俺。

「畑の作物と家畜がかなりやられたらしいですが、」

「不幸中の幸いと言うべきか、人的被害はゼロでした。」

ジュリエット。

「あんだけの軍勢を養うのも一苦労だもんな。」

「人間の町は襲うのに村の住人は襲わないのか?」

俺。

「村の住人は異変に気付いて避難していたらしいです。」

ジュリエット。

「以前よりゴブリンに注意せよと注意喚起が出ていたので、」

「周辺に異変を感じた段階で速やかに避難できたそうだ。」

アーサー。

「畑が荒らされた農家さんはブチギレ案件だろうな。」

俺。

「彼らに対する支援もしなければいけないのでビクター卿は忙しいみたいですね。」

ジュリエット。

「ふーん。」

俺。

「まぁ、ブロッキー達やラドクリフ神父も可能な限り支援するらしいので、」

「どうにかなるとの事です。」

ジュリエット。

「しかし、今回の騒動で死者がゼロって奇跡的な確率だよな?」

俺。

「いえ、ゼロではありませんよ。」

「ハンターの内の一人が犠牲になったとの事です。」

ジュリエット。

「あー、枢機卿の命令でゴブリンに捕まっちゃった奴らの仲間?」

俺。

「いえ、何者かにナイフで頭部を刺されたレイジと言う男らしい。」

アーサー。

「へー、でもそれってゴブリンの仕業なのか?」

俺。

「って言うか、あなたの仕業では?」

ジュリエット。

「俺?」

俺。

「ブロッキーチームの元リーダーです。」

ジュリエット。

「・・・・・・・・・・・・」

「あー、あれか。」

俺。

「あの一件のお陰で枢機卿が暴走したと言われていますよ。」

「まあ細かい事情は分かりませんが。」

ジュリエット。

「え?アイツらがゴブリンに捕まったのって、」

「元をたどれば俺のせい?」

俺。

「まぁ、一端は担っているだろうな。」

アーサー。

「とは言っても根源的な原因は枢機卿ですし。」

「誰が悪いかで言えば枢機卿一択です。」

ジュリエット。

「へー。」

俺。

枢機卿をこのまま暗殺してしまえば早いのでは?

と思ったが、大本を断たなければまた別の枢機卿が出てくるだけだ。

出来る事なら一斉に悪を断ち切った方が確実だ。

今回の一件で【断罪】の魔法はもうじき実用段階に成るだろうと思う。

後はクラーレンが今やっている事の準備が終われば一気に型がつく。

この王国の事はもうじき解決だ。

その後は帰る予定日まで町をぶらつく。

が、あんまりする事も無いのでブロッキー達の訓練に顔を出したりして暇をつぶした。

町をぶらついた結果、面倒なことになった。

俺の風貌と死神とか言うふざけた二つ名が一致するようになったらしい。

俺を見て死神だぁ!とかみんながおちょくって来る。

もう恥ずかしいたらありゃしない。

中学生じゃないんだから・・・。

どうやら俺よりもユキが目立つ様だ。

全身真白で超巨大な馬。

こんなに目立つ馬は他にはいない。

どうにかこの恥ずかしい状況を改善する方法を考えなければ・・・。

そんなこんなで帰宅する前日になり、教会にて皆でご飯を食べてワイワイ楽しだ。

ブロッキー達は皆で済める家を用意できたらしい。

これからブロッキーらが主体となって今までと同じように人を攫って真人間にしていくらしい。


そして次の日の早朝。


準備は整っているので王都に出発する。

各々別れの挨拶をして出発する。

「帰りはのんびり。」

「と言いたい所ですが王都の事も心配なので急いで帰りましょう。」

クラーレン。

「ええ、同感です。」

ジュリエット。

「じゃあ急ごうか。」

「スイ!エン!道中の魔物をどんどん追っ払ってくれ!」

俺。

『『ワン!』』

と言って二匹は巨大化して風の様にすっ飛んでいった。

お陰で全く問題なく道中は安全に迅速に進めた。



数日後。


全く問題なく王都に到着した。

行きよりも帰りの方が早く進めたからだ。

王都に入り各々の場所に帰宅する。

俺は一旦教会で話を聞いた。

「今戻りました。」

「何か問題などはありませんでしたか?」

クラーレン。

「・・・実は。」

シスターさん。

問題発生の様だ。

周りにはクラーレン、アーロン、ディーン、シスターさん、俺。

ブレッド、カール、エディはハンター業で外出中らしい。

「実は貴族の方に目を付けられてしまいまして・・・」

シスターさん。

まじかよ。

「誰か攫われたんですか?」

俺。

「あっ、いえいえ。」

「そうでは無く、目を付けられたのはお馬さんたちでして・・・」

シスターさん。

「「お馬さん?」」

俺とクラーレンは声をそろえて言う。

話を聞いてみた所によると。

今現在教会で飼っている馬は俺が連れて来た魔物の馬と普通の馬が数頭だけ。

俺はこの教会の他の職員さんやアーロンの手下連中に馬をあげたりしていた。

気が合う馬なら各々で確保しておいてもいいよと言ってあるのだ。

で町で依頼をこなすアーロンの手下のハンター達や教会の方々が、

普段使いや狩りなど色々と俺の魔物の馬を使うようになった。

ここまでは俺が許可した事だ。

で問題は俺たちが北方に向かってから少し経った頃、

貴族が俺の魔物の馬の働きっぷりを見て欲しがってしまったらしい。

「であげちゃったのですか?」

クラーレン。

「若しくは、馬がブチギレてその貴族が食われたか?」

俺。

「いえいえ、さすがにヒロさんのお馬さんなので渡せませんとお断りしたのです。」

「そうしたら貴族様がすっごく怒ってしまわれて・・・」

シスターさん。

「あー・・・ひょっとして嫌がらせが始まったか?」

俺。

「はいそうなんですが・・・」

何やら歯切れの悪いシスターさん。

「まず初めに起きたのが厩舎での火事です。」

シスターさん。

「ええ!?皆さんご無事でしたか!?」

クラーレン。

「まぁ・・・厩舎なら問題無いだろ・・・」

俺。

「え?」

クラーレン。

「その通りです!」

「厩舎でのボヤ騒ぎはイチロウが消火してくれました。」

「そしてジロウが犯人を捕らえてくれたのです。」

シスターさん。

「あー・・・そう言えば魔物の馬でしたね。」

クラーレン。

「で?次があるんだろ?」

俺。

「はい、次に起きたのは普通に馬泥棒でした。」

シスターさん。

「わぉ!」

俺。

「えーっと・・・犯人は御無事でしたか?」

クラーレンがそう言うとシスターさんは首を横に振る。

「うわぁ・・・」

クラーレン。

「骨くらいは残ったか?」

俺がそう言うと首を振るシスターさん。

「うわぁ・・・」

アーロン。

「残ったのは血液と衣服の一部のみでした・・・」

シスターさん。

「まぁ、あいつら的には正当防衛だろうし・・・」

「いいんじゃね?」

俺。

馬を盗もうとして馬に食われるってどんなお笑いだよ・・・

「はた迷惑な貴族ですね。」

アーロン。

「死体処理の手間は省けましたね。」

クラーレン。

「餌代も少し浮きました。」

シスターさん。

「ただ、その貴族がまた何かしてくるかもしれないよな?」

俺。

「ええ、どういたしましょうか・・・」

シスターさん。

そして皆考え込む。

「わたくしが裏で手を回しますよ。」

クラーレン。

「すみませんがお願いします。」

シスターさん。

「まて。」

「良い事を思いついたぞ。」

俺はニヤリと表情を歪ませて言う。

「うわぁ・・・」

「一体どんな悪行が始まるのやら。」

アーロン。

俺はクラーレンに耳打ちをする。

「うわぁ・・・」

「まあ、可能ではありますけど・・・」

「それに、そうなった場合は完全に自業自得ですし・・・」

「問題は無いと思いますが・・・」

クラーレン。

「何考えてんだかこの人は・・・」

アーロン。

「悪戯をする直前の子供みたいなお顔でしたね。」

シスターさん。

そしてクラーレンに準備をしてもらっておいて、

貴族さんの襲来を待つことにした。


その後俺は広場で久しぶりのフルーツクッキーを食べて一休みする。

ユキとミカやスイとエンにもあげる。

するとガキが来た。

「あっ!師匠!おかえりなさい!」

ガキ。

「おう、ようやく戻って来たぞ。」

俺。

何やらガキンチョは背が伸びた様だ。

「ちゃんと飯食ってるみたいだな。」

「背伸びただろ?」

俺。

「そうですかね?」

「勉強と訓練と食事はしっかりしてましたよ!」

ガキ。

「そうかそうかそれは良かった。」

俺。

「また明日からお願いしますね!」

ガキ。

「おう!」

「そうだ、これやるよ。」

と言ってクッキーを一枚やる。

「あっ!有難うございます。」

 随分礼儀正しくなったな。

「そう言えば!」

「しっこくの死神って噂知ってます?」

ガキがキラキラした顔で言う。

「え!?!?!?」

「しっ・・しらないな~・・・」

とうとう王都まで情報が広まってしまっている!?

するとガキがキラキラした笑顔で説明してくれたが、

かなーリ尾ひれはひれが付け足されていたがちゃんと俺の事だった・・・

「ううーー!!」

「かっこいいよなーーー!!」

と若干興奮気味だ。

「でも死神って名前は少し不吉じゃないか?」

俺。

「師匠は分かってないなー」

「そこがかっこいいんだろ!!」

「お母さんと同じこといってるよ。」

ガキ。

お母さんの方が正常な意見ですよ。

そうして少し雑談をした後ガキと別れた。

やっぱりユキをどうにか染色しなければ・・・

このままじゃ恥ずかしい呼び名で呼ばれちゃう。

その後町を歩いていても何やらひそひそ話をされて、

気になって仕方ない。

キーワードは白馬と死神。

二匹の猟犬よりもそっちの方が噂されている。

やっぱりユキを染色しよう。


俺は馬具の店に行った。

いつもの立派なお髭のおっちゃんが相手してくれる。

「馬の染色?」

おっちゃん。

「はい!」

「できませんか?」

俺。

「一体、何を考えてるんだい?」

と呆れられたので経緯を説明。

「なるほど、この白くて立派な巨体を隠したいと?」

おっちゃん。

「その、とおりです!」

俺。

「なら、馬衣で全身を覆ってしまえば?」

おっちゃん。

「馬衣!?」

「それだ!!」

「おっちゃん!それがいい!」

俺。

「おう!じゃあその子ら用の馬衣作るかい?」

おっちゃん。

「お願いします!」

「できれば汚れの目立たない真っ黒で!」

俺。

「あいよ、その二頭の採寸は前したけどもう一回、採寸させてもらうよ。」

「成長してたりはしないと思うけど一応な。」

って事で馬衣を作ってもらう事になった。

馬衣ってのは、中世の騎士様が馬に着せていた様な馬用の服見たいなアレだ。

本来は日光で熱くなる馬用の鎧の熱を遮るためとか、

おしゃれに着飾るためとかって感じだったはず。

どうやらミカは少し大きくなって大きさ的にユキとほぼ同じらしい。

採寸後おっちゃんと相談した結果。

頭からお尻まで全部隠す感じで、足元少しと尻尾(尻)と耳、目、口は出す。

お腹の部分も首もしっかり隠してもらう。

何ならユキは頭を丸ごと隠しても問題ない気がする。

尻をちょっと出すのは言わずもがなウンチで汚れない様にだ。

そんな真っ黒な馬衣を作って二頭に着せる事にした。

二頭とも同じ格好をさせる事で馬の体毛より馬衣に目が行くようにする。

これで間抜けな呼び名で呼ばれ無くなるはず!

その後、依頼して金を払って店を後にした。


宿では二頭を綺麗に洗って飯を食った後。

アーロン達へのちょっとしたプレゼント用に準備をして寝る。

卵はとても元気です。

ストーリー上、双子は急に巨大化した様に見えたと思いますが実は逆です。

大きい姿が本来の姿で普段は体を小さくしているのです。

魔力や魔法は願いや思いを元に発動する物なので、なにか関係があるのかもしれませんね。

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