58 決断
アーロンさんのお話を少しだけ。
逃走農夫アーロン
我が家はとある地域のとある村で畑と家畜を育てて生計を立てている。
家には父と母、そして俺と弟。
毎日似たような作業ばかりで飽き飽きしてしまうほど平和な生活だった。
ある日ここら一帯の地域を支配する領主が変わったと噂が流れた。
代替わりは時々あるらしく父や母も気にする事じゃないと言っていた。
しかしその後この村の領主も変わった。
それからは生活がガラリと変化した。
定期的に収める税は今までの倍以上に増えた。
そして領主の手下?も村で悪さを働くようになった。
暴力、カツアゲ、強姦などなど村長や領主に報告しても変わらず。
教会に助けを求めても生返事で改善しなかった。
そんな地獄の様な日々が続いたある日。
母がこの村の領主に連れていかれた。
屋敷でメイドとして働かせるとの事で、我々はもちろん母本人にも拒否権は無かった。
父と母はとても仲が良かった。
それだけに父は母が連れていかれてから、かなり落ち込んでいる様子だった。
結局その後は母の姿を見る事は無かった。
母が死んだという情報と墓場の場所が書かれた手紙が一通届けられただけ。
手紙には不慮の事故とか書かれていたがそうでは無いという事は薄々わかっていた。
何故ならこの様な事は近所の他の家からも聞いている事だったからだ。
母や妹が連れていかれたとか、領主の手下に強姦の末殺されたとか、そんな事は日常茶飯事だった。
俺達が大人になった後、遂に父は母の後を追った。
従兄弟や友人の家も様々な理由で両親を失い兄弟や姉妹を失っていた。
だから俺と弟は友人や従兄弟と共にこの地獄から逃げる事にした。
目指す場所は王国の西。
比較的マシな場所らしい。
西へひたすら歩く。
しかし路銀は少なくただの農夫はろくな仕事に付けなかった。
その末俺達は盗賊として生きるしかなくなった。
西方へ向かう道中盗賊に囲まれ事情を説明すると勧誘されたのだ。
甘言に乗せられ、まんまと盗賊の仲間入りしてしまった。
暫く共に行動していたが、彼らのやる事は残虐その物。
襲った人は確実に殺し、すべて奪う。
女連れならしこたま犯してから殺して埋める。
終いにはとある高貴な令嬢を殺害すると言い出した。
俺たち5人は反発したが無視され5人で考えた末逃げる事にした。
そして彼に出会った。
漆黒のマントに巨大な馬と二匹の子犬。
そして明らかに高貴な仕草と口調の少女。
彼らから荷物を少し奪おうと思ったが物の見事にボコボコにされた。
めちゃくちゃ痛かった。
そして縛られ説教されて彼の手下としてハンターをすることになった。
彼はとんでもなかった。
瞬く間に大きな鳥の魔物を狩り、あっという間に巨大な猪を狩ってきた。
そして久しぶりに腹がはちきれるほど美味い飯を食わせてもらった。
彼はとても強く厳しくて優しく料理が上手かった。
彼に魔法を教えてもらった、あっさり魔法を使えるようになり町に到着した。
幸い俺達5人は盗賊に成ったばかりと言う事も有り手配書や悪名は轟いていない。
どうにかハンターになる事が出来た。
そしてハンターとして仕事をしつつ彼に戦い方と魔法を教わった。
とても厳しい訓練を受け、とても良い食材を使った料理を食べる。
そんな日々が続いた。
彼の教え方が上手なせいか、俺達は強くなった。
食べる食事が良いせいか、力も体力もついた。
多分そこら辺のシルバークラスのハンターやその辺の一兵卒よりはるかに強くなった。
そのうちとある村で人攫いの一団と戦闘になったが、
100人の戦力差など歯牙にも掛けぬほど容易く勝利した。
彼らの事を少し聞いたが、まるで昔の俺達を見ている様だった。
一歩間違えば俺達は逆の立場だったのかもしれない。
違いは出会ったのが彼か奴らかだ。
俺達は改めて彼との出会いに感謝した。
彼は俺達にとって救世主だった。
彼との約束は王都に行くまで少女の護衛と手伝いだ。
王都に到着し少女を送り届けた。これで最初の約束は果たされた。
その後の身の振り方を考える間もなく彼と彼の友人?との会話を聞かされた。
突拍子もない話だった。
彼は神に使わされた人間らしい。
そのとんでもない力でこの腐りきった教会を浄化するという命令を受けたらしい。
本来なら信じるに値しない話だが、信じてしまった。
何故なら彼の強さと魔法の知識、それに彼の世間知らずな所。
初めは他国からの旅人だと信じていたが、彼の感性は何処か現実離れしていて不思議に思っていた。
だからこそ手を貸してくれと言われた時は喜んで彼に手を貸したかった。
父や母の様に苦しむ者達を助ける事が出来るのなら手伝いたかった。
しかし危険だという事も理解できる。
だからこそ弟や従兄弟、友人たちに強制は出来ない。
俺達5人は普段俺がリーダーとして色々決めているが、重要な事は各自でしっかり決めて行動して来た。
生まれ育った村を出る時も、盗賊に成ると決めた時も、彼とハンターをやると決めた時も全てそうだ。
いつもたまたま同じ決断をした事で今まで一緒に居たのだ。
しかし俺達には今ある程度自由に生きるだけの力と身分がある。
わざわざ茨の道を行く様な物好きは俺だけだと思う。
そう思うと少し寂しく感じるがどうせ行先は王都か西方の町だ。
会おうと思えばいつでも会える。
父や母の様に二度と会え無い訳ではないのだ。
そんな事を思い出し考えながら床に就いた。
それにちょっとした提案もある。
翌日
アーロン達と早朝の訓練と朝食の後。
「どうするか決まったか?」
俺。
5人は何も言わず頷いている。
「じゃあ教会に行こう。」
そして教会に行き、クラーレン神父の執務室に通される。
クラーレン神父の執務室にて。
「おはようございます。」
俺。
「おはようございます。」
「良く眠れましたか?」
クラーレン神父。
「いつも通り眠れたよ。」
俺。
普段は4~5時間睡眠なので今日もいつも通り眠れた。
暗くなってから寝るのだが当然早朝と言うか深夜に目が覚める。
だから暇な時間は本を読んだり魔法の練習をしたりしている。
「で?お前らはどうする事にしたんだ?」
単刀直入に5人に聞く。
アーロンは言いずらそうにしながら口を開く。
「お、おれは・・・」
と少し貯めてから続ける。
「隊長やクラーレン神父のお手伝いをしようと思います。」
と決心した様子で言う。
「え?」
「え?」
「え?」
「え?」
と四人そろって声を上げる。
アーロン以外にとって予想外の答えだったようだ。
「何か悩んでいる様子だったからてっきり話には乗らないのかと思ってたが・・・」
ブレッド。
「お前らこそどうするんだ?」
アーロン。
「俺もやるぞ。」
ブレッド。
「俺もだ。」
ブレッド。
「俺もやる。」
「俺もやる。」
ディーンとエディも乗るらしい。
「なんだ?お前たちは普通に生きるのかと思っていたぞ?。」
アーロン。
アーロンは他の4人とは別の道を行くだろうと思っていたから悩んでいたのか。
他の4人は逆にアーロンが俺達から離れていくと思っていた様だ。
「なんにせよ、お前たちがそれぞれ自分で決めたんだろ?」
俺。
「そうです。俺達は後悔の無いように重要な事は自分で決断する事にしてるんです。」
「だからこの決断に皆嘘偽りはありません。」
アーロン。
「そうですか、ありがとうございます。」
「これからよろしくお願いしますね!」
とクラーレン神父ははちきれんばかりの笑顔でアーロンから順に握手をしていく。
「とは言ってもまだ受け入れの準備が出来ていないんですよ。」
とクレーレン神父。
「受け入れと言うと?」
俺。
「アーロンさん達5人には教会の一員として今までの教会とは違った働きをしていただきたいと考えています。」
「今の教会での役職は修道士や神父くらいしかなく、それとは違った役目を担っていただきたいのです。」
「つまり、あなた方5人のために新たな役職を作りたいと思っています。」
クラーレン。
「おー何かすごそうだな。」
俺。
「そうなんです、すごそうな事をしなければいけないので準備に時間が掛かってしまうのです。」
「なので今暫くは現在お泊りの宿で生活していただきます。」
クラーレン神父。
「はい!」
と言ってアーロンが手を上げる。
「どうしました?」
「ちょっとした提案と言いますか。却下していただいても問題ないのですが。」
と言ってアーロンが説明を始める。
どうやら、今までの様に生活に困ったチンピラみたいな輩を拾って鍛えて改心させたいとの事。
「教会で働くのであれば難しいと思うのですが・・・」
とアーロンは申し訳なさそうに言う。
それを聞いたクラーレンはフムフムとか言って考えている。
「なるほど・・・評判を上げた後勧誘するつもりでしたがその手が使えるのであれば、、」
「教会の近くにちょうどいい宿だった空き家があったはず。」
とかなんとか小さい声でボソボソ言っている。
「いえいえ!」
「むしろ好都合です!ぜひお願いします。」
「沢山の人が住める場所も用意できそうなので少しお待ちいただければ問題ありません!」
トントン拍子に話が進みアーロンもびっくりの様子だ。
「良いのですか?」
「はい!その代わり教育はしっかりしていただきますよ?」
「もちろんです!」
そう言う事になったらしい。
つまりアーロン達のやる事は西方に居た頃とたいして変わらないらしい。
「まあまだ準備段階の話なのでしばらくは自由にしていただいて問題ありません。」
「了解した。」
クラーレンとアーロン。
「とにかく、昨日の話の通り俺はあくまで一般のハンターとして生活するよ。」
俺。
「はい。申し訳ありません。」
「毎日お会いしたいという気持ちで山々なのですが。」
「時々顔を出していただく程度にとどめて置いていただきます。」
と何やら悲しそうに言うクラーレン神父。
「毎日来てもする事ないし時々で十分では?」
と俺が言うと、クラーレン神父はさらに悲しそうな顔でこちらを見る。
そんなに寂しいのか?友達いないのか?
「そうだ!時々狩りの獲物をそのまま教会に寄付したら迷惑ですか?」
フランクの教会にやっていたように偽善を振りまこうかと思ったのだ。
「え!?良いんですか?」
「実はこう見えてこの教会の経営は火の車で困っていたんですよ。」
と俺の手を握りブンブンと振る。
「教会で住んでる子供とかもいるんですよね?」
「そうなんです。そこそこ人数が居て食費も大変なんですよ。」
昨日見かけた神父の件とかも多分金で解決したんだろうし、そう言った面で出費がかさむのだろう。
「じゃあ時々良さそうな魔物を持ってくるよ。」
「ありがとうございます。」
と俺の手を握りブンブンと振る。
この人って、冷酷、冷静って感じの見た目なのに人懐っこい所がある。
その後少し話し合った。
俺とアーロン達5人今後別々に行動する事にした。
宿はクラーレンさんが5人の住む場所を用意するまでは一緒に住む、
しかし行動は基本的に別々。
朝の訓練や数日に一度の訓練は一緒にやるが日々の依頼などは別々にする事となった。
「じゃ俺達はこれにて一旦失礼するよ。」
俺。
「はい。また何かありましたらこちらかお知らせいたします。」
って事で教会を後にした。
教会を出て道を歩く。
「所で君たち?」
俺はわざとらしく言う。
「どうしました?」
アーロン。
「君たちはそこそこ武器を使えるようになったようだけど、ここらで武器を新調するのはいかが?」
俺はわざとらしく提案する。
「たしかに?」
「今まで使っていたのは粗悪品ではありませんが比較的安い武器でしたね。」
ブレッド。
「お前たちも基礎は身について来ただろうし改めてどんな武器が使いやすいか選びに行ってもいいと思ったんだ。」
俺。
アーロンのハルバードはともかく他の面子の使う武器は槍や剣に弓、そして金棒と基本的?な武器ばかりだ。
アーロンなんかはハルバードや弓より剣が得意だしカールも棍棒よりもっと別の武器の方がいい気がする。
とそんな風に俺はここ最近ずーっと思ってたわけです。
王都に到着し住む場所も確保できた、お金にもかなーリ余裕がある。
武器を新調するにはちょうどいいと思う。
「言われてみればその通りだな。」
とカールも同意。
って事でクラーレンに教えてもらった鍛冶屋に早速行ってみる。
場所は宿や教会より南側。
少し歩けば到着した。
俺と5人で入店、ユキと双子は外で待つ。
双子は結構大きくなったので最近はこういった店に入れる事が少なくなってしまった。
寂しい。
「こんにちは~」
とのんきに挨拶。
店の中はとてもきれいで広い。
沢山の棚に飾られている武器、と防具。
「こんにちは!」
店員さんはお上品に挨拶を返してくれる。
「飾ってある武器を見せてもらってもいいですか?」
俺。
「もちろん!手に取っていただいてもよろしいですよ。」
「わかりました。」
という事で店の中を物色。
展示されている武器や防具は安物は少なく普通?ぐらいの武器やそれ以上の品質の武器が多い。
「良い品ばかりだな。」
俺。
「そうですね。」
アーロン。
俺は薙刀を探す。
アーロンは剣を見ている。
ブレッドは槍。
カールは重量のあるメイスや戦斧
ディーンとエディは長弓。
やっぱりそれぞれ好みがわかれている。
アーロンはパワースピード技術どれをとっても高水準だ、
だからよっぽど変わった武器でなければなんでも使えるだろう。
で、アーロンは個人的にハルバードや弓より剣が使いやすいらしい。
今の剣より重くより長いのが欲しいそうだ。
結局アーロンが選んだのは両手剣?みたいなやつ。
剣の長さが地面からアーロンの顎とか首くらいまである。
剣の幅もジュリエットのウエストより太い。
チョット持たせてもらった。
なっが!おっも!
ってのが感想。
しかしアーロンは片手でも軽々と振っている。
まるでナイフを振るかのように軽々と振ってる。
すごい!
「どんな感じだ?」
感想を聞いてみた。
「はい!少し軽いですがこの方がしっくりきます!」
アーロンは嬉しそうに言う。
「軽い?まあ値段も考えるとその剣が限界だな。」
もっと重く太く良い剣だとめっちゃ高い。
だから今はこれが限界って事だ。
アーロンはこれに決めたらしい。
ブレッドは槍を探している。
今までの普通より若干安めの槍よりもいい物を探している。
ブレッドは盾と槍で素早く正確に鋭い突きを放つ。
それに加えて魔法だ。
武器を振りながら魔法を使うのはかなーリ難しい。
しかしブレッドはそれをいとも簡単にやってのけた。
俺でもかなり時間が掛かったのにその倍以上のスピードで出来るようになってた。
剣や弓も使えるが、両手を使えるタイプの盾と槍、それと魔法、これらをメインに使っている。
だからブレッドは同じタイプの盾と槍を探している。
ブレッドもアーロンほどではないが筋力が付いたのでもっと頑丈で重量感のある武器を持てる。
そして見つけたのは槍の穂の部分が突くだけでなく切る事も出来る形状で、
柄の部分は何かの魔物の素材で堅く丈夫でしなやかな槍。
石突もしっかり金属で作られている。
「これにします。」
持って数度振り回してみてしっくり来たらしい。
穂の形状は笹の葉の様で若干楕円形っぽい。
「シンプルでいいな!」
代わった形よりシンプルで良い物を選んだ様だ。
カールは棍棒に少々不満があるらしい。
「切れる武器の方がいいです。」
との事。
彼が振り回せば人を数人まとめてぶっ飛ばせる威力を誇る。
しかし魔物相手だと打撃よりも斬撃の方がいい場面があると思ったらしい。
そして探し出したのが重量感のある柄の長い大斧。
俺のとは違ってちゃんと戦闘や魔物狩り用の品だ。
重量感があり大きな片刃、刃の反対側はハンマーの様な形状だ。
先端は気休め程度に尖っている。
ハルバードに似ているが斧とハンマーを合わせたような形だ。
柄も金属っぽいが斧の部分もかなり重量感があって本当に重そうだ。
「持てるんか?」
俺。
「持てますよ!」
と言いながらひょい!っと片手で持ち上げる。
しかも軽そう。
「そうか・・・ならいいんだ。」
ディーンとエディは言わずもがな長弓だ。
本当は俺のと同じ和弓が欲しいらしいが無いので仕方なく長弓を買うそうだ。
値段と質のバランスを見て、ちょうどいいのを探した。
今までの木製の弓よりいい素材で張りが重い物を選んだ。
この双子、見た目以上に腕や背中の筋肉がすごい。
ついでに魔法も上手で矢を強化したリも出来る。
弓の腕も並みの弓使いを遥かに超えるものだ。
二人は無言で長弓を引き絞る。
軽そうに引いている。
何度かその動作をして満足したらしい。
「「決めました」」
との事だ。
因みに相談した結果、盾は特に買い替える必要無しと結論が出た。
あと防具を選んでいるが・・・
普通の素材を使った物しかない。
「ハンターの方ですよね?」
と店員さんが話しかけてくる。
「そうですよ?」
俺。
「武器も防具も素材をお持ちいただければ安くお作りいたしますよ!」
購入すれば金貨何枚とかの皮や骨、角、牙なども狩ってきた獲物の素材を渡して使って貰えば材料代が浮くというわけだ。
「なるほど?」
話を聞いてみた。
金属製の矢や槍を通さないほど堅い皮を持つ魔物もいる。
しかしそんな素材を使った防具は相当高価ですぐに売れてしまう。
貴族もハンターも皆当然欲しいからだ。
だから武器はともかく防具は普通の皮や金属製の物しかない。
「それなら防具は素材を持ってきて作ってもらおうか?」
俺。
「そうですね。」
アーロン。
って事で購入したのは武器と矢。
そして自己紹介をした。
この店は貴族も市民も一緒に従業員として働いているらしい。
この国では意外と身分の差がしっかりあるので、こういう店は珍しいらしい。
昔から代々仲良く鍛冶屋を運営しているとの事だ。
そして何よ魔法に明るい貴族が運営しているので魔法系の装備も作れるらしい。
魔法陣や魔物からとれた魔石、そして魔物の特別な効果の付いた素材も使って武器、防具、道具を作るらしい。
すごいね。
「まあ、複雑なものは使えないので一般的な物しかありませんけどね。」
と申し訳なさそうに言う。
「へー、じゃあ例えばですけど。」
「あんな魔法陣やこんな魔法陣を組み込んで防具を作って欲しいとか言われたらやってくれますか?」
一応俺は魔法陣には多少明るいので聞いてみる。
「それはもちろんできますよ。」
「ただどんな魔法陣か危険はないか、などなど調べますけどね?」
「それに組み込めるかどうか素材や魔石によって変わってきますのでその辺の事情で作成不可能だったりするかもしれません。」
と店員さん。
「わかりました。そのうち魔物の素材をもってきますね。」
って事で武器だけ新調して店を後にする。
唯の農夫だったアーロンにとっては一大決心なのです。
武器も一新して再出発と言った所。




