55 出発
しゅっぱーつ!
次の日
朝から荷造り。
最終確認をして最後に必要な物や持って行くものを確認する。
アーロン達はすでに大きめの荷馬車一台分くらいの容量の【収納】を使える。
だから高価でかさばる布団の様な物は自分の【収納】で持ち運ぶ。
それ以外にも水や石鹸下着や着替えなど絶対なきゃ困る物を買って【収納】に入れている。
これで、もし俺とはぐれても一応生きていける。
そんな感じで準備完了。
昼前には出発できそうだ。
家の前グレゴリー達がお見送りしてくれる。
「じゃあ何かあれば皆を頼れ。」
「もし本当に困ったら王都の俺に手紙でも送ってくれ。」
俺。
「はい!隊長のように上手く出来るか分かりませんが精一杯やります。」
グレゴリーはそんな風に意気込む。
「そうか、でもあまり肩肘張らずにな。」
気を張り過ぎても良くないしね。
「じゃあまたどこかで合おう!」
そう言って馬車を進ませる。
アーロン達とスイとエンは馬車の中でギュウギュウに座り。
俺とアンナは御者台に並んで座る。
広めの馬車なので荷物も人も全部乗せることが出来た。
王都はこのヴェスバルトの町から東に位置している。
街道をずーっと真っ直ぐ進み、いくつかの村を超えて森や平原を超えていく。
この王国は緑豊かで南の山脈の西端、
王国から見て南西付近の別の人間の国との国境付近に若干荒野がある程度。
王国の北は超絶深い森で開拓はほとんどしていないそうだ。
王国の真南は山というか山脈が二つある。
その山脈は超えるのが不可能なほど険しく高い。
アルプス山脈のど真ん中に大穴が空いている感覚かな?
二つの山脈の間には魔境ともいえる広大な森があるそうだ。
ゴールドクラスハンターのチームの8割が生きて帰ってこれないとか言われている。
ホントかどうかは知らん。
その森と山脈のおかげで魔族の国と直接行ったり来たりが難しくなっている。
まあ東の海岸と山脈の隙間ならギリギリ通れるっぽい?
聞いただけの情報なので正確には分からない。
後は西方面にエルフや獣人やドワーフの国があるらしい。
それと東の半島に鬼人と鬼の国があるとか。
一先ず今知っている情報はこんな感じだ。
そして次にこの王国の事。
王国は2~300年前から他種族を排他し貴族が魔法を独占し始めた。
そして魔法は衰退し貴族と教会は腐っていった。
ここまで聞けばさすがに俺でもわかる。
王国が弱り始めおそらく最終的には自滅しようとしている。
何故なら自分から味方を切り敵を増やしつつ、魔法を独占して王国を弱らせてる様にしか見えないから。
神には一先ず教会をどうにかしろと言われたが、最終的に王国そのものをどうにかして欲しいのだろう。
町で暮らしているうちに色々見えてきた。
町に潜伏しているマックスやベルはそんな風に意味の分からない動きをしている王国の偵察に来ているのだろう。
ここからは憶測だが、
俺は敵対的な国が裏で手を引いているのでは?と思っている。
それこそ魔族の国と南の人間の国はずーっと敵対的で仲が良かった事が無いらしい。
なので仮想敵国であるその二国が怪しいと思っている。
もちろんたまたま偶然この王国が今の状況になったのかもしれない。
その可能性は捨てきれない。
ともかくこれからの事はクレーレンと会ってからだ。
そんな考え事をしながら王都に向かう。
「そんなにグレゴリー達が心配なんですか?」
アーロンが考え事をしている俺を見てそんな事を言う。
「グレゴリー?」
言われてみれば少し心配ではあるけど。
「あいつらの実力を見縊りすぎじゃないですか?」
見縊る?
「そうか?」
となんとなく返事をする。
「そうです。」
「本来のハンターは剣や槍、弓を使って分担して戦う物ですが、」
「時々回復魔法を使える神父や神官がハンターをやっていると聞きますが、
普通に考えてそんな危険な事する人はごく少数の物好きです。」
「魔法を使える貴族様もハンターなんて職業には着きません。」
「なのに、俺達を含めあいつらは武術も魔法も回復魔法も人間の平均かそれ以上の水準です。」
「言われてみればそうか。」
「はい、それどころか同数ならば総合的に考えてこの王国の精鋭と張り合えるレベルだと思います。」
「まあ、この王国の精鋭を見たことは無いんですがね?」
とアーロンが言う。
確かに精鋭と比べると見劣りする可能性が有るが、
一兵卒と考えると優秀すぎるか?
「うーん、魔法や回復魔法を教えるのはやり過ぎたか?」
今更そんな事を考える。
「ははは、それはもう手遅れですよ。」
カール。
「あいつらがちゃんと隠し通せば問題ないでしょう。」
ブレッド。
「ええ。それに皆が魔法を使える国にすればいいのよ!」
アンナ。
「そんな事出来るのか?」
俺。
「隊長が居れば出来るわ!」
アンナ。
「どっからその根拠の無い自信が沸いて来るんだよ。」
「なら、まずはお前を殺そうとした犯人をどうにかしないとだろ?」
俺。
「うっ、確かに。」
アンナ。
今まではどうにか納得していたけど、今となっては明らかにおかしい。
王女様がなぜあんな辺境であの貧弱な盗賊に殺される程度の護衛だけだったんだ?
そう考えるとすでに王やアンナ周辺には味方が居ない可能性すらある。
教会も貴族も敵で味方がゼロ。
これってやばくない?
もう終わりじゃん。
どうすんのこれ?
教会も多分真っ黒だと思うし貴族らも真っ黒だろうし・・・
だからこそ太陽さんは教会から先にどうにかしろって言ったんだろうけど。
この王国は思ったより積みかけている。
それこそ神の一手が必要なわけだが、それで俺が送り込まれたってわけか?
こんなに八方塞がりな状況で俺を送り込むって、神様もよっぽど切羽詰まってる?
太陽さんに言われた【断罪】の魔法はまだ安定しない。
町での生活の合間にちょいちょい試したが、
相手が居ない状況でようやく成功率1割程度だ。
完全に使いこなせる様になるのはまだまだかかりそうだ。
という事で今やるべきことは二つ。
一つ目【断罪】の魔法を完全に使えるようにする。
二つ目クラーレンに会う。
この世界に来る直前に言われた事だがやはりこれが重要って事だ。
とにかく王都に行けばクラーレンに会える。
これから事情をよく知る知人が出来ると思うと少し不安が和らぐような気がする。
考え事もほどほどに道を進む。
夜は道中でキャンプする。
周囲に人が居なければ肉を【収納】から出して焼いて食う。
食ったら寝て早朝出発。
ひたすらその繰り返し。
王都への道という事でちらほら人がいる。
商人風の馬車や乗り合いの馬車も見かけた。
そしてユキは通りかかる馬を悉く睨みビビらせている。
辞めなさいってば。
ユキはそんな俺の内心も知らずに馬どころか通りかかる人をも睨みつける。
「ユキさん、何か機嫌悪いですよね?」
アンナはそんなユキの様子を見て言う。
「なんと言うか・・・、一応これが平常運転だ。」
神の国ではずーっとこんな感じだった。
「今までがたまたま機嫌よかっただけって事ですか?」
「そうだ。」
ホントその通りだ。
突然暴れ出さないだけまだマシだ。
「お茶目で可愛いだろ?」
色々文句を言ったりするけど、俺はそんなユキが大好きです。
「お茶目で済むんですか?」
とアンナがなんか言っております。
するとアンナのおでこに正面から小石が飛んでくる。
コツン!
「いた!」
ユキが拾った小石を器用に真後ろに飛ばしたようだ。
「早く誤った方がいいぞ?」
俺は知りませんよ?
「ごめんなさい。」
アンナがそう言うとユキは『フン!』とでも言わんばかりに前を向く。
まるで『その気になったらいつでも殺れるぞ』って言っているみたいだ。
てかそう言っているんだけど俺にしか伝わってない。
「馬だろうが何だろうが敬いなさい。」
もしユキとアンナを天秤にかけるとしたら俺は迷わずユキを取ります。
「え!?ユキさんの味方なんですか?」
裏切者!みたいな目で俺を見るアンナ。
「当たり前だろ?」
「そうですか・・・」
それを聞いてしょんぼりし始めたアンナだった。
まあ人間なんて俺の中では熊以上猫以下って感じだ。
因みにその最上位にはなんと馬と犬が堂々と仲良く寝そべっている。
なので神の国で馬に乗りたいと言ったのも、
この世界で母犬を助けたのも、ただ単に俺が好きだからってだけです。
猫とかトカゲとかだったら無視してます。
オオカミとかも何となくそっけない感じがして好きじゃないです。
因みに今現在スイとエンは俺達の馬車の周囲半径4~500メートルほどの距離を好き勝手走り回っています。
そんでもってこいつらも【収納】を使えるようになったらしく、
コイツ等わざわざ俺の前でわざとらしく使うもんだから可愛いのなんの。
その時はもみくちゃにしてやりました。
生後2~3ヵ月とは思えない成長具合です。
「はっはっは、隊長の愛馬だから相手が悪かったって事だな!」
とカールがでっかい声でフォローする。
「そうだぞ!隊長は結婚相手を選ぶんなら馬か犬だって噂されるほどだからな!」
アーロンがそんなアホな事を言っている。
「どこで聞いたんだよそんな噂。」
初耳だ。
「え?ハンター協会で時々飲んでいるハンターの噂話を盗み聞きしたんですよ。」
知らなかったの?みたいな顔で言ってくる。
「まあ人間よりマシか?」
冗談でそんな事を言ってみた。
「やっぱりな。」
「だろうな。」
「でしょうね。」
ん?思った通り!みたいな反応だな?
「冗談だぞ?」
一応訂正しておく。
「そうですね!冗談って事にしておきましょう。」
アーロンが言う。
「冗談って事にしておけばいいんだな?」
とカールもそんな感じだ。
「まあ、対外的には冗談って事にしましょうね。」
ブレッドまでそんな事を言う。
「え?あれ?」
冗談だよな?
からかってるだけだよな?
とそんな感じのアホな会話もしつつ道を進む。
どれだけ進んでも森か少し開けた草原。
とってものどかです。
さらに一晩経過しまだまだひたすら進む。
するとスイとエンが爆速で戻ってきて報告をする。
『でっかい熊が来る。』
スイが端的に言う。
『真っ黒でヒロ二人分以上の大きさ。』
エンも報告。
「真っ黒ででっかい熊ってなんだか懐かしいな。」
「俺がやるよ。」
「お前たちは周囲を警戒し他の魔物に注意してくれ。」
ワン!
一吠えしてスイとエンは駆ける。
俺は【探索】の魔法で周囲に人が居ないことを確認する。
魔法を使っても問題ないって事だ。
「ちょうどいい、お前らに授業をしてやろう。」
「授業?」
アンナ。
「そうだ、お前らにはまだ出来ないレベルの魔法だ。」
「複数の魔法の同時使用とかですか?」
ブレッドの質問。
「違う!魔力で物を操作する魔法だ。」
「物を操作する?」
「そう、魔法で生み出した炎とか水とかを操るのは簡単だ。」
「それに対してすでに存在する物質を操るのは魔力の消耗は少ないが、かなり難しい。」
「なるほど。」
皆色々考えを巡らせている様だ。
魔法は色々と自由度が高い。
魔力の操作はめちゃくちゃ難しいし、魔法を使うのに相当集中力が必要で意識してないとすぐ霧散してしまう。
一つの魔法を維持するのも相当集中力が必要だが、想像した物を生み出し思い描いた現象を引き起こせる。
だがしかしその自由度の高さが欠点となる事も有る。
頭の固い人が魔法を使うと教わった事や見た事以上の魔法を行使出来ない。
結局想像力とか発想力、それに魔力を操る技量と集中力が無ければ普通に剣か槍を振って拾った石を投げた方が強い。
そんな話をしているうちにくまさんが走ってくる。
「ガアアアァァァ!!」
「前出会った奴と同じような大きさだな。」
俺は正面に立って待つ。
前回は初めて出会った魔物って事も有り、かなりテンパっていた。
しかし今は色々考えが回る。
「これからやるのは魔法も物理攻撃も効きにくい相手に対しての戦い方だ。」
そんな事を言っていると目の前でくまさんが立ち止まる。
そして立ち上がりでっかいお口で威嚇してくる。
「目や口の様な弱点を突く方法や防御力以上の攻撃を当てる事でダメージを与えられる。」
そうしているうちに地面の土がくまさんの足を覆うように上がってくる。
「この方法は呼吸をする魔物に対してのみ有効だ。」
あの時足元を土で覆う事で足止めに使った。
だが改めて考えるとそのまま殺せるじゃんって思った。
熊の足を覆っている土が腰、胸、首とだんだんせり上がっていく。
そしてだんだん熊が土の塊の様になっていき上から頭がちょこんと出ているだけ。
熊の抵抗も虚しく土の重さと俺の魔力による拘束によって身動きが取れなくなっている。
そして熊の顔を覆いつくしたがまだ止まらない。
次は鼻の孔、口の中に土が入っていく。
熊の怒り狂った叫び声が、次第に苦しみと恐怖による悲鳴の様な叫び声に変わっていく。
「これでしばらく待てば熊は窒息死するはずだ。」
人間なら平均2~3分程度。
「待つのが面倒だったらこのまま目の部分から頭を貫け」
生物によっては何時間も呼吸を止める事が出来る奴もいる。
そこまで暇じゃないし今はこのまま止めを刺してしまう。
熊の頭部までよじ登り目の部分から脳にめがけて刀で貫く。
多分だがヴェスバルトの町付近で魔力を感知する魔物はあの白い饅頭くらいだ。
だから地面を操って拘束又は窒息死させる方法はかなり有効だと思う。
「おお!!」
ブレッドとディーンとエディが興奮していた。
「魔力の感知が出来ないとこれを避ける事が出来ないぞ。」
一応グレゴリー達を含めた皆に【探索】の魔法の初歩を教えたが使えるのは一部だ。
そう言えばこの魔法って【探索】っていうより探知に近いか?
まあぶっちゃけ名前なんてどうだっていい。
魔法Aとかレーダーとかアホとかケツでもそれと解れば名前なんてどうでもいいのだ。
別に詠唱が必須でもないし頭の中で【あの魔法】とか【この魔法】ってわかればいい。
死んだのを確認し魔法を解き土を地面に戻す。
熊は目から血を流し死んでいる。
「かなり綺麗な死体になったな。」
またマントにしてアーロンにでもあげようかな?
俺はバカでかい死体を【収納】に入れて馬車に戻る。
「なんとなく理解できたか?」
一応授業だからな。
「はい!全然出来る気がしません!!」
と元気に返事をする生徒が一人、それに同調し頷く他全員。
「まだ少し早かったかな?」
「こういう魔法があるってわかってくれればいいよ。」
「まずは魔力操作を完璧にやれるようにする所だな。」
「「はい!」」
とさらに皆仲良く返事をする。
そしてまた俺達は進む。
その後数日特に何もなく進む。
道中にある村に寄って必要な物資を補給したりしなかったり。
その村は王都への道中に有るという事で宿場村としてそこそこにぎわっている。
夜の村で怪しい盗賊紛いの旅人にアンナが襲われて、
スイとエンが相手の指と足の腱を噛み千切ったり。
そんな感じで特に問題なく王都に進む。
「ナンパするにはまだ若い気がするけどな?」
アンナってまだ子供な感じが抜けてない。
ロリと大人の中間くらいだ。
「私ももうすぐ成人なんですよ!」
「なので私はちゃんと大人です!」
と胸を張りながら言う。
「そうか!どうりで子供っぽいと思ったよ。」
俺。
「だから!もう大人なんです!」
子供って皆早く大人になりたいって言うよね。
「そうだな、大人、大人。」
そう言いながらアンナの頭をぐりぐり撫でる。
「もう!絶対子供扱いしてますよね?」
アンナはプンプンしつつ嬉しそうに頭を撫でられている。
こんな子供が暗殺されかけるって、この国には血も涙も無いんだなってそう思いました。
突然の黒熊出現以外は全く問題なく進む。
あんな魔獣が道のど真ん中で暴れたらとんでもない被害が出るところだった。
本当に出会ったのが俺達で良かったなオイ。
宿場村を超えたあたりから草花や動物が気になる。
ぱっと見ただけでも初めて見るような木や草花、動物がちらほら見かける。
だから夜は少し早めにキャンプを立てて周辺の草花や動物を観察してみる
アンナが本で見た物もあったらしい。
俺も多少勉強してはいるがアンナほど詳しくはないので、アンナの話を軽く聞いておく。
なんでも香りの良い花があったらしくオイルかなんかに浸けて香油を作れるらしい。
王都の周辺にも咲いているらしいが今までは知らなかったので気にも留めてなかったとの事。
「へー。」
薬草やら香水にやたら詳しくなっちゃって、すごいね。
「まあ隊長やアーロンさん達は香水に興味ないでしょうね。」
アンナは笑いながら言う。
香水って町が糞尿で臭かったり風呂に入る習慣の無い人たちが、
臭いを隠すのに使ってたイメージなんだけど、この王国の人達は全然臭くない。
だから香水って売れるのかな?
と疑問が沸いて来る。
「香水って貴族が使ってるのか?」
アンナに質問してみた。
「そうですよ。貴族は男性も女性も使ってますし。」
「女性なら多少裕福な平民も使ってますよ。」
「なんで?」
ひょっとして貴族の家はうんこまみれとか?
「え?なんで?ですか?」
アンナはキョトンとした顔で言う。
「家がうんこまみれだから香水で匂いを隠すとかそんな感じ?」
「いいえ。家は皆さん清潔ですけど・・・」
「特に理由は無いと思いますよ?」
「そうなんだ。」
前世の世界とは全然違うらしい。
「隊長は貴族を何だと思ってるんですか?」
その会話を聞いていたアーロンがそんな事を言う。
「風呂に入らないうんこまみれのゲス野郎共って感じ?」
素直に言ってみた。
「ひでぇな!」
と笑いながら言う他のメンツ。
「そんな事ないですよ!」
アンナは笑いながら訂正する。
「そこまで言うのなら王都に着いた時に見せてあげますよ!」
アンナ。
「いや、貴族にはあまり関わりたくないな。」
拒否します。
「じゃあお忍びでお城を案内します。」
「まあそれならいいか?」
実際城の中って興味あるし、礼節とか自信ないからお忍びなら行ってみたい。
こんな感じで7人と二匹と一頭は徐々に王都へ近づいていった。
某海賊漫画でも島から島に向かうときの一味の生活の描写が好きだったりします。
改めて【収納】ってチート魔法です。
なので習得難易度は超髙いです。
ですが数か月で使いこなせるようになった輩が居ますね。
アイツらは一般的に考えて異常です。




