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手紙  作者: 大和香織子
第四章 新たな死人
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第四章 新たな死人


速報 


##県##市##町の檜公園で、無職の小堺有里さん(42)が##公民館で死亡しており、現在##公民館関係者より、任意で詳しい事情を聴いていることが明らかとなった。




                *

大角圭子メガネ


私が代表を勤めるパンクラブ主催の日でした。


トイレに行くと言ったきり帰ってこない小堺さんを皆で探しに行きました。


そして、一番奥のトイレの個室がいつまでも開かなかったものですから、


隣の個室トイレから覗いたんです。そこに、血を流している有里おかっぱの姿がありました。


「このパンクラブでメンバーだった下見心江さんも亡くなっていますよね?何かトラブルでもあったのでは?」


いいえ、それは違います。あれは自殺または事故でした。


ご主人は事故とも自殺とも認めたくなかったみたいで、


私達も色々と疑われました。最近は、聞きにいらっしゃるようなことはありませんが…ところで、心江のご主人はアリバイはありますか?と、言いますのもね、有里が持っていたモバイルバッテリーが原因で心江は亡くなったんです。


 表面上は、気にしないで下さいなんてことをおっしゃっていましたが、どうも怪しい。



林山 冬美(眉毛)


 有里がトイレに行ったきり帰って来ないので皆で探しました。


トイレの上から覗いた時には身体が震えました。

 女性ですからトイレで化粧したりしますし、多少長くても気にしないのですが。


「パンクラブ内でトラブルがあったのでは?」



 それはありませんよ。

 もう二十数年来の付き合いですから、性格もよく知っている者同士でまるで姉妹の様なもんですよ。


 つーか、刑事さん、下見心江って言ってうちらのメンバーの一人が


随分前に事故で亡くなっているんですけど、そのご主人が怪しい、調べてください。


 心江の事故をずっと疑っていて、


その事故の原因となったのが、有里の持っていたバッテリーなんですよ。


だから逆恨みとか…。


うちのメンバーの中には有里を殺すような人はいませんからね。



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