Battle Of Guilds
遅くなりましたがとりあえずMJOの次話です。今回から第3章のBOGに入ります。今回は新キャラが3名登場しますが、あまり設定とかは考えてないので所々穴が見つかると思うので、そういったときには指摘していただけると嬉しいです。
『Battle Of Guilds?』
俺たちが3次職になってから約3週間、3次職の体や新たなスキルなどにも慣れ、今日もクエストを受けようと思って行ったギルドでそんな話を聞かされた。
「そうじゃ、Battle Of Guilds、通称『BOG』は年に一回開かれるギルド同士の争いぞい。毎年各ギルドから5名を選出して、己のギルドの強さと誇りをかけて戦う・・・いわばお祭りのようなものじゃぞい。今まで我がギルドは人数不足のせいで出場できなかったぞいが、今年は出場してみようと思うぞい」
「へぇ、それに優勝したら何かもらえんのか?」
「うむ。『BOG』に優勝すると毎年レアアイテムがもらえたはずじゃ。確か去年はレア装備じゃったはずぞい」
そういう設定なのか・・・
「で、その5人ってのは誰なんだ?」
「うむ。今回は2チーム作ろうと思うぞい」
「え、2チーム作ってもいいんですか?」
「公式ルールブックの第4節754項に『同ギルドからは2チームまで出場可』って書いてあったから大丈夫じゃ」
ルールどんだけ多いんだよ!と多分全員が思ったであろうが誰もツッコミはしなかった。
「今このギルドには10人所属しているからちょうど2チーム作れるぞい。それじゃあチームを発表したいと思うぞい。まずAチームはリーダーがレイヤ。後はヤヨイ、ダイン、マロン、ハヤトじゃ。Bチームはリーダーが美香で、リリカ、ミーナ、ダイヤ、カタストロフじゃ」
なぜか俺(と美香)がリーダーにされてしまった。正直言ってリーダーシップならダインや隼人の方があるだろうに・・・
俺の横では「なんで私だけお兄ちゃんたちと違うチームなの!?」と騒いでいる美香がいるが、とりあえず無視しておく。
そういえば俺たちが3次職になった後に新しくこのギルドに入ってきたプレイヤーがいたのを説明してなかったか。まずはマロン。この女の子はプレイヤーネーム通りの腰までかかるぐらいの栗色の髪で、ちょっとおどおどとしている。俺たちとは何回か話しているからだいぶ普通に話せるようになったが、街でほかのプレイヤーなんかに話しかけられるとすぐにテンパってしまう、何とも可愛らしい女の子だ。美香とは違ったベクトルで妹にしたい子だ(これを美香に言ったらたぶんすごい怒られるだろう)。
二人目にダイヤ。こいつは・・・なんというかイケメンだ。うんそれ以外に説明しようがない。ハーフか何かなのか、とてもきれいな金髪に透き通るような青い目、そして小動物のような雰囲気からかほっておけないような何とも表現しにくいイケメンだ。・・・いや、こどちらかというと可愛い系男子ってやつか?
最後にカタストロフ。確かカタストロフィーとも言って、意味は破滅、とかだったと思う。こんな名前を付けるのはたいてい厨二病患者なんだが、こいつはそういうやつらとは何かが違う、そんな気がする。見た目の特徴としては、長身で、いつもフードをかぶっているせいで顔を見ることが出来ない。何とも不気味なやつだ。武器は体験を持っていて、たまにクエストの帰りとかに後姿を見かけるのだが、その時に大体剣にはモンスターのものと思われる血が付いていて、余計に気持ち悪い。しかも偶に俺のことを見ているような気がする(実際見られているかはよくわからない)。
このような良くも悪くも色濃い連中がこのギルドには集まった。
「とりあえず今日のところはこれぐらいにしておくぞい。後は各自特訓するなり、クエストに行くなり、チーム名を考えるなり好きにしてく欲しいぞい。大会は5日後に大魔闘場で行われるぞい。それまでは自由にするからよろしくだぞい」
そう言うなりギルマスは奥のギルマス室に入っていった。
――――――――――――BOG開催まであと5日――――――――――――――――――
よろしければ感想や評価をいただければ嬉しいです。




