レッドドラグーン
昨日は夜に投稿できず申し訳ありませんでした。今日も出来るかわかりませんが、なるべく頑張ります。
レッドドラグーンはこちらを一度ちらりと見ると、大きな咆哮を上げる。俺たちはその咆哮にのけぞりそうになるが、何とか踏ん張って耐える。
「よし、いくぞ!」
隼人と弥生はうなずいてそれぞれの持ち場に着く。まずは隼人が突っ込んでいく。が、隼人は囮だ。隼人が正面に向かって突っ込んでいる間に俺はレッドドラグーン(以下、赤竜)の後ろに回り込み、尻尾に攻撃する。すると赤竜は驚いたのかこちらに向かって爪を振り下ろしてくる。俺は一歩後ろに下がり、囮の攻撃を待つ。
隼人は、思いっきり槍をためてから前に突き出す。その突きは風のようで、4回連続で炸裂した。あれは確か《ゲイルトラスト》だ。
赤竜は苦しそうなうめき声をあげると低空飛行で突進してくる。俺は身をかがめて躱すことが出来たが、隼人と弥生はわずかに間に合わなかったようで、二人ともHPゲージを1割ほど削られている。
「《プロテクション》、《オフェンシブ》!」
弥生は補助系の魔法を2つ発動させる。すると俺たちの体に一瞬盾のマークと剣のマークが現れる。どうやら、防御力と攻撃力を一時的に上昇させるスキルのようだ。
「うおおおぉぉぉぉ!!!《雷突き》!!」
隼人がスキルを発動させて突っ込んでいき、その攻撃は羽に当たった。
すると、どうやら羽の動きが麻痺したようで、羽を動かそうとバタバタとするが動く様子がない。
「いまだ、一斉に攻撃するんだ!」
俺の言葉に二人とも頷きそれぞれの必殺技を発動する。
「《アイスガーデン》!」
「《極・五月雨突き》!」
二人の連続攻撃で赤竜の体力がすごい勢いで減少していく。
「《氷の誓い》、《シャイニングスラッシュ》!」
最後に氷の誓いを発動した後に光の弧を描きながら突進し、切りつけるシャイニングスラッシュを発動する。
すると、ただでさえ早かったHPの減少がさらに加速しやがて0になった。
赤竜は最後に一度大きな咆哮を上げると、光の欠片となって消滅した。
「ふぅ・・・終わった・・・」
俺は大きく息を吐くとウィンドウが2つ現れた。1つ目にはレベルアップをしたことと新しいスキルが使えるようになった事。2つ目にはドロップしたアイテムが表示されていて、それを目で読んでいくと、一番最後に、『レッドメタル×1』という表示があったので胸をなでおろす。
(レアドロップとかじゃなくてよかったな…)
俺はもう一度息を大きく吐き、二人の近くに行き、
「おつかれ」
と言って二人と拳を合わせた。
俺はアイテムストレージから転移アイテムのリターンストーンを出し、天に掲げて、
「リターン!」
と言う。すると俺たちは光に包まれ、浮遊感とともに街に転移した。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「零矢君レッドドラグーンも倒しちゃいましたね」
「当然だ。あれでも一応私の息子だからな」
薄暗い研究室のような場所には大量のコンピューターの青い光と、コーヒーをすする音のみしかない。
「次は風の大陸に向かうみたいですね」
「そういえば娘さんもダイブしていて、そろそろ3次職になるために風の大陸に向かうはずですよね?」
「ああ、なかなか面白いことになりそうだな」
彼らの声はゲームの中に閉じ込められたレイヤたちには一切聞こえていない・・・
いろいろな小説を書いたり、リレー小説の案を練ったりと大変ですが、できる限り1日1回以上投稿したいと思います。
リレー小説、『パンデミックアワー666』の方もよろしくお願いします。




