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(仮)日本古武術の可能性  作者: ちまき
第二十六章
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第五百二十七話 相談の記憶

また門前払いされる所でしたね。事前連絡大事!!

なんで難しい話をしたかなぁ…



「よぉ!!お出迎えありがとぉ。引き返すトコだったよ。」

「ダメぢゃぞ!!引き返したらわしが押しかけるぞ!!」


と、車の窓越しに兼光が抱き着いて来た。ドコのバカップルだよ。


「あはは…ま、門前払いだったら無理にでも推し通ったけどな。ココまで来て、兼光の可愛い顔を見ずに帰るとか有り得んだろ?」

「んな!?か…可愛いとか…と…歳下のクセに何を言うのぢゃ!?」


ぼん!!っと一瞬で顔面か真っ赤っかになりやがった。なんだ?このチョロイン感は?

ま、可愛いからいっか?


「取り敢えず、車をどっか邪魔にならない所に停めたいんだが…」

「うむ、そぉぢなな。なら、わしが案内するぞ!!」


と、兼光は助手席に乗り込んで来て、あっちだのこっちだのと車を走らせ、空き地に停められた。


「さて、一つ相談なんだけど…良いか?」

「ん?なんぢゃ?」

「城にオレ専用の部屋とか作れるか?」

「ん?鑑連様専用の部屋ぢゃと?どぉ云う事ぢゃ?寝泊まりはわしの部屋でするのぢゃろ?」

「そぉなんだけど…その…」


オレは兼光に転移の式の事を説明した。


「なんぢゃと!?そんな便利な式が有るのか!?わしもソレを使えるのか!?」

「いや…悪いけど、兼光ぢゃ法力が弱いから使えないぞ?使えても死ぬ恐れが有るから使って欲しく無い。」

「なんぢゃ…つまらぬな…いつでも鑑連様に会えると良いのにのぉ?ま、そぉ云う事なら、わしの部屋に作ると良いと思うぞ。ちゃんとその場を用意するぞ!!」


と、満面の笑みで答えてくれた。最悪、城下に…とか思ってたけど、兼光の部屋で良いみたいだな。良かったよ。コッチに来る時は一報を入れる必要が有るな。奥さん達に怒られそぉになったらココに逃げて…ダメだな。迷惑はかけられないか…


「そぉか、ありがと。オレの大切な女性はみんな良い女だなぁ…それだけで幸せだよ。」

「んな!?わしを大切と云うのか!?」

「ん?大切だろ?大好きだし、独占したい相手だぞ。」


オレがホントの事を言うと、兼光は耳まで真っ赤にして、


「ま…まったく!!仕方の無い男ぢゃの!!わし無しでは生きていけぬのぢゃろ!?」


いいえ、ソレは違います!!とは言えないか…


「そりやそぉだろ?そぉで無きゃ、あの時、首を刎ねてるよ。ま、三人の奥さん達も、他のお妾さん達も同じだけどな…ソコは解って欲しいんだが…」

「んが!?既にあの時に一目惚れぢゃったのか!?わしの美しさは罪な感じなのか!?」


一人で、顔を真っ赤にしてブツブツ言ってるよ。なんか、変なボタン押したのか?ま、本人が幸せそぉだから良いか?

しかし、コレで二十三!?有り得ねぇ…


「あっ!?陛下!!こんな所に!!おや?おぉ!!松岡様!!お久し振りです。」


と、騒々しく現れたのは伊賀兼続いがかねつぐだ。兼光が、全幅の信頼を寄せる数少ない家臣の一人で腹心だ。


「…で、わしの相引きを邪魔してまでどぉしたのぢゃ?」


別に相引きぢゃ無いんだが…楽しいひと時だったのは間違い無いかな?


「はい、ココなのですが…」


と、何やら書類を見せて、話し出した。

何やら難しくなるのかな?


「こんなもん、こぉしてこぉしてこぉぢゃ!!」

「おぉ〜!!なるほどなるほど!!解りました!!その様に致します!!」


と、すんなり話が出来たみたいだな。


「まったく、無粋なヤツぢゃの。わしの数少ない楽しみを奪いおって…さ、鑑連様、まいろぉかの。」


何やら難しい話は終わったみたいだな。


「難しい事だったのか?」


何となく聞いてみた。


「ん?あぁ、ちと予算が足りんかったみたいでな。わしの取り分から出せば丸く収まるし、売り上げが出てから補填すれば良い事ぢゃと教えたまでぢゃ。」

「そっか…」


なるほどね。オレもたまにする方法だし、道雪、三吉、熊、目壱、アイラ、いつき、茨木、八瀬の給料とかはオレ持ちだもんな。必要な人財は財産叩いてでも手元に置いておかなきゃだもんな。


「…その辺お互い苦労が絶えないな。」

「まったくぢゃよ。時に、鑑連様にちと相談があるのぢゃが?」

「ん?どぉした?」

「ソレは部屋に行ってからぢゃな。」


と、何やら不穏な空気なんだが…ま、出来るだけ力になってやるか…

と、二人で兼光の部屋に入った。


「で、話って何だ?」


メンドい事は先に済ませたいよな。


「うむ…一応、我がエミの前図なんぢゃが、鑑連様の提唱しておる道路網ぢゃが、どぉするのが一番ぢゃろぉか?」

「…なるほどね…なかなかに難しい事になってるな…」


山有り谷有り、山は良いとして、谷が問題だな、長さもかなり有るけど…橋梁建設が必要な感じだな…しかも下手な事をしたら崩落もあり得るし、柱を立てるにしても大量の樹木コンクリートが必要になるし、災害時は柱のせいで被害が増大する可能性すら有るか…吊り橋が良いか…コレはちょっとやそっとぢゃ…


「…問題はココとココとココだろ?コレは…オレぢゃ良い解決策が思い浮かば無いな…」

「うむ、その三箇所が一番の悩み所なのぢゃ。なんとかならぬか?」

「仕方無い…アイラと茨木と八瀬と縊に相談するのが一番だな。丁度、オレからの仕事が終わって、九尾の村に居るから次の仕事に丁度良いだろ。」

「おぉ〜!!出向してくれるのか!?」

「あぁ、オレの名代だから、ソレ相応の対応を要求するけどな?」

「うむ!!滞在に関しては、わしの名の下に不自由はさせぬぞ!!」

「なら、ソコは決まりだな。」


と、難しい話は…


「ソレから、税収が下がっておってな…」


終わって無かった…


「…どんな税制なんだ?」

「うむ…コレなんぢゃがな…」


出された資料を見ると…うん…


「なぁ?コレ…農家はどんな生活なんだろぉな?」


取り分が九対一…農家が一って…


「うむ、喰うや喰わずになるのかのぉ?」

「まずソコが間違いだろ…」

「そぉなのか?絞れるだけ絞れが習わしなんぢゃが…」


なるほど…もっと早くにテコ入れしとくべきだったな…


「アホだろ?ラナーの方式を導入してみるか?」

「んな!?アホなのか!?」

「当然だろ!!農家こそしっかり補填しなきゃ、食糧生産量が上がらないだろ!!だからこんなアホみたいな輸入量になるんだよ!!農家に元気が無かったら全体的に冷え込むのは当たり前だ!!」

「そぉなのか?その辺は兼続に任せっきりぢゃったわい…」

「なら伊賀を呼べよ!!」

「わ…解ったのぢゃ!!」


と、程なくして伊賀兼続が呼ばれ、会議室っぽい所に移動した。

何か設定上で質問等ありましたら感想欄にお願いします。

質問はユーザー名を伏せて後書きでお応えします。


お時間がありましたらもう一つの作品「忍者が異世界転移したらこぉなった!?」も合わせてお読みください。

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