表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
7/17

ハナミズキ

私の部屋は二階にある。

窓から見えるのは、ハナミズキ。

「あなたと同い年よ」

教えてもらったのは、いつだったか?

不思議なもので、物言わぬ一本の木に愛着が湧く。

薄桃色の花。

ただ、そこに在って。

何ごとにも、動じず。

何を言われても、気にしない。

春には美しく。

秋には小さな赤い実をつける。


私には、真似出来そうにない。


日曜日の夕方。

ベッドの上。

胡座を組んで感傷に耽る。

一日、寝間着のまま。

腹の虫がなる。

「夕食の時間ですよ!」

大きな声が階下で響く。

一斉に鳴るドタドタした足音。

私もそれに倣う。


私はどこまでも人間で在り続けたい。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ