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滝行
私の昼食スペースは、お世辞にも環境が良いとは言いがたい。
校舎裏の非常階段。
砂ぼこりだらけで、カビ臭い。
見つけた日に軽く掃除はしてみたものの、一週間もすれば、ほらね! 元通り。
雨の日なんて、最悪だ。
足元に、ナメクジが這ってることなんてザラにあるし、カビ臭さだって更に増す。
おまけに、弾けた飛沫が容赦なく打ち付ける。
さながら滝行。
私の煩悩は、この程度では消えませんけどね!
それでも百八回続ければ、私の煩悩も消え去ってくれるのだろうか?
――そうであればいい。
抱えて来たものも、これから背負って行くものも。
全部まるごと。




