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俺の呼び笛と君の呼び笛  作者: アルフレイム
闇に堕ちた魂
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80話、説明されてもわからない、とりあえずわかるのは俺の地獄が始まった(ベイル視点)

「ノルクス、説明してくれ。何が起きてる」


ノルクスは白銀になった剣を指差した、もう酸はでないのか?


「まず、あの剣は自我を侵食して殺人衝動を上げる剣です」

「それ、魔剣とか言われる部類のやつじゃない?」

「そうです、闇の郷の中でも封印レベルの剣です」


レンが封印レベルと聞いてピンときてないようだな、いきなり封印レベルの剣と言われても身近にないからわからん


「しかも、真紅になっていたって事は..100人は殺してるか切り伏せてます」


100人!?でもあの強さなら納得だが

剣を振るには華奢な体つきはしてたから筋力も上がるのか?


「あの女性がか?」


「いえ、彼女には難しいでしょう。筋力が何より足りません」


「つまり、誰が使ったのを拾った?」


フレイルが何か考えこんでいるな、答えが出るまで放置だな


レンは、ノルクスさんが嘘ついてないかみてるな

ノルクスさんもわかってるようで考えながらしゃべってる


「私の予想では、従者に使わせて本人は魂の回収をしてたという見立てですね」


2度とあの剣は使われないで欲しいが、あの女性もなぜ持っていたか気になるな


「剣はわかった、彼女は?」


「彼女はセレン、闇の聖女であり」


「世界を安定させる者です」


「彼女達の目的は主に魂の循環、魔族が暴走しないように身を挺して管理をしています」


「特にセレンは闇の聖女の中でも上位存在です」


「すまん、スケールがデカすぎてわからない」


「わかりやすく言ったらですね、彼女達は死んだ魂を管理して導いたり魔族を救済できる存在で」

「セレンの中でも特別、予言の聖女と呼ばれてるの」


「予言か、素晴らしい能力だな」

「いや、それこそ最悪な代償付きの能力よ」

フレイルの言葉にため息をつくように答えたノルクスにレンが気になるように言葉を発した


「代償?」


「うん、深くは言わないけどセレンは滅多な事では運命を変えないの」


「おそらく、命を賭けて何かをした」


「何があったかは聞いてみても良い?」


「それは大丈夫のはず、ただし未来を言いふらすのは絶対にしない」

「言えるのはそれだけね」

レンは答えを聞いて納得したみたいだな、


「他にも言ってなさそうなのがあるが?」

「ありますが、言わないですし理解する必要はありません」

「ただの人間には、これ以上言ったらダメなんです」


「なるほどな」


フレイルが何か気になったようだが仕方ないと引き下がったか、俺もとりあえず心の声を出すか



「わからんがわかった」



頼むから難しいことを言わないでくれ



「さて、治療が終わったみたいね」


エラーラが立ち上がって、回復をやめたし

セレン殿が起き上がってる


「セレン、元気になったみたいね」


「ありがとう、ノルクス」


「ならよかった、なら正座して」


あ、なるほど。事情聴取か


「しないと、だめ?」


何故?みたいな顔してるが俺たちも知りたいんだよ


「だめ、多分添木を護衛に選んだのもこうなるのを見越してでしょ?」


「正直言ったら、分が悪い賭けでしたが成功しました」


つまり、俺たちもセレン殿が仕組んだと?

ノルクスが更に質問を浴びせる気満々みたいだ


「なんで、濡れ血の剣があんなに真紅になってたの?」


あの剣、濡れ血の剣って言うのか。名前だけでもわかる触りたくない剣だな


「ダークナイト化をした人に支部と幹部を殺してもらいました」


「ダークナイトのデメリットと濡れ血の剣のデメリットは?」


「濡れ血の剣は教えましたがダークナイトのデメリットは解除したら傷が一気に出ると不死と目標が達成されたら解除できると教えました」


「闇増しの効果も教えた?」


「言っても仕方ないから言ってません」


やばい、この気配は暴れる!

「レン、エラーラ!止めるのを手伝え!」

レンとエラーラと俺でガッツリノルクスをホールドしたが


間に合った!俺たちに囲まれて叫び出したノルクスがジタバタ暴れ出した


「こんの、バカァぁぁぁ!」


「落ち着けノルクス!」


「無理よ!一歩間違えたらあなた死んでるのよ!」


死ぬ?どういう事だ?


「まず、ダークナイトはセレンにも痛みが入る!」

「さらに闇増しは、相手から何かを吸収するときに使うの!」

「多分、濡れ血の殺意を吸収したんでしょ!?死ぬ気だったの!?」


だから、セレン殿は自我を侵食されてあんな状態になったのか


「いえ、濡れ血は2回ほど発散できる場所があったから大丈夫でしたよ」


「どうやって発散したの?」


「1回目は私を持って思ったより軽いなとか言ったり、乙女心が傷ついたって言ったら乙女?と聞き返してきた愚かなダークナイトを死なないから殺す気で心臓付近や脇腹の傷口を広げました」


「「うわぁ.....」」


流石に自業自得としか言えないし、そのダークナイトはデリカシー無しの塊だな

絶対に一生治らないと思うしそれは無い


「2回目は、ソフィの魂に300の魂を詰め込んだ幹部と対峙してこの腕輪に封印した後に中でボコボコにされてる幹部を見て発散しました」


発散の仕方が独特だな!?


「ちなみに闇増しで、耐えれるギリギリまでダークナイトの傷をこちらに移したからこうなりました」


「とりあえず、何言ってるか理解が追いつかないがヤバい奴ってのはわかった」


うん、これしか出ないしみんな絶句してるし

ノルクスは大丈夫そうだから離した


「あと、ノルクス!運命が変わりましたよ」


「シンアが死にました、あいつが動きます」


「そう、なら急いで闇の郷に向かわないといけないわね」


「予知のデメリットは?」


「今回はないですが、私は闇魔法をほぼ使えません」


「ダークナイトの影響ね?」


「えぇ、致し方ないです。どうぞよろしくお願いしますね」


急転直下、セレン殿とノルクスの会話の直後にいきなり同行宣言?


「え?」


これしか出ないのに何故こちらにセレン殿が寄ってくる?


「何もできないか弱い乙女を置いていきませんよね?」


右腕に胸を当ててこちらを見てくるセレン殿、可愛いからこま...


左腕に同じような感触が来たのに寒い!?

左をみたら目からハイライトが消えたエラーラが無言でこちらを見てて、俺と目があったらセレン殿に目を向けた


「まぁ、かよわいなんて...私のものに手を出すな?」


ひぃぃぃ!頼むからやめてくれ!


「なぁ、あの空気...近づきたくない」

フレイル、わかるぞ

中心に居るからわかる、ここは絶対零度だ


「あの馬鹿、わかってて嫉妬させてるのよ」


「あれが毎日ならきついんだけど!」


「慣れなさい、あれがセレンよ」


レン、1番キツいの俺。なんでこんな目に


やめてくれ、これ以上は情報過多と両手からくる極寒のストレスでツルッツルの頭が禿げる


誰がハゲだ


しかも両手に華、ただし猛毒付きだ


本当に、どうしてこうなった?

これで、サイドストーリー含めたダークナイト編終わりです


次話から新しい章になります

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