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俺の呼び笛と君の呼び笛  作者: アルフレイム
死が漂う城壁都市セラス
64/88

幕間、ベイルの受難?(ベイル視点)

サイド添木、ベイル


「なぜだ!なぜ今まであれを使わなかった!」


歓声の中から、怒りの声が上がっている

思わず怒りの声の方を振り返ると


「あれがあれば最初から被害は出なかったはずだ!」


「俺の仲間は死んだんだぞ!」


「あいつらのせいで死ななくてよかった命があったんじゃないのか!」


声が増えていく。歓喜が怒りに変わり始めてる


止められる術が俺たちには無い、俺たちは何も知らない


くそ、どうにかしないと


「彼は隠せるような人達じゃないぞ!」

セドリックさんが叫ぶ

「彼女は力を温存したりしない!」

アルドリックさんが叫ぶ

「「追放した俺たちが言うからな!」」


流石、兄弟だな


「私達も見ました、あの人達はそんな人ではありません!」


フレイルが珍しく叫んだ、だが聞く耳を持たない


「でも出したのはあいつらじゃないか!」


「ふざけるな!」


これは、やり場の無い怒りがあの二人に向かっている、あの二人は...居なくなってる!?


「穏やかじゃ、ないですね」

騎士団が道を開いて、一人の女性があるいてくる

「今、あの二人が力を出した理由は私の力です

一歩

「それ以上でもそれ以下でもありません」

踏みしめるように女性が喋る

「して、その二人はどちらに?」


「いなくなりました」

アルドリックさんの言葉を聞いて辺りを見回す女性


「そうですか、罵倒をしていた皆様は魔物と変わりませんね」

辛辣すぎる、マズイ高貴すぎて近寄らない方が良いな、逃げ

「添木というパーティは居ますか?」

れない、何故俺たちを指名してきた!?


「はい、俺たちがそうですが...?」

敬語なんてつかえないぞ、頼むこれで終わってくれ。他のメンバーも固まってるからさ


「着いてきなさい、話があります」

終わらなかった、空を見上げた。現実逃避したい

「黒十字大隊、この街に駐留せずに去りましょう」


「ここには、ほとんど人間は居ません」

逆を言ったら、俺たちは程の良い拉致が確定じゃないか


俺、パーティ内も外も安息が無くなったかもしれない


とりあえず、少し休みたいし

後日にエラーラさんの歓迎会をしないとな、外堀を埋められそうな気がする。だが

俺に好意を持ってくれる女性は大事にしないとな!

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