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俺の呼び笛と君の呼び笛  作者: アルフレイム
死が漂う城壁都市セラス
61/88

57話、元パーティと、共闘


「加勢しよう」


「私はクリムオースを」


「俺はクレストの所にいってくる」

お互いに左右に分かれ、それぞれの元パーティに向かう


ミノタウルスより少し離れた場所で、女性の赤い服の魔法使いが震えてる。魔法を出そうとして、出せない


「くっ、私では」


「しっかりしなさい!クリムオースの新しい魔法使い!」


ミアの声が戦場に響いた。魔法使いがミアを見るために振り返る。剣士も振り返った


「ミアリスなのか!?何故ここに!?」

剣士が驚愕の顔をしてる


「アルドリック、そんなのは後!魔法使い、名前は?」


「セリウスです」


「そう、得意魔法は?」


「炎魔法です!」

ミアが笑った、何かを閃いたみたいだ


「なら、合わせなさい。あなたにはその実力があるのでしょう?」


「はい!」


ミアが杖を横に構えた。左右から炎と強化魔法が同時に放たれる

強化は赤い服の魔法使いにしたみたいで光ってる


俺は狙ってないミノタウルスに向かう


混ぜるだけじゃなくて二つの魔法を同時に発動ができるようになったんだな


ミノタウルスの顔に二人の炎混じり、直撃し


顔が吹き飛んだのが横目で見えた


俺も、四人の前に滑り込む様に構えた


「クレストの斥候さん、だよな?」

茶色で身を包んだガタイの良い男が頷いた


「名前は?」


「シータだ」


「ちょっとの間だがよろしく」

シータさんに挨拶をして


クレスト4人で相手してた中に俺が混じる

あえて後ろは見ない


「合わせれるか?」

後ろから聞こえるセドリックの声に、俺は合わせるように


「当然、右足を俺はやるぞ」


「なら、拙僧は左足だな」

俺に呼応する様に喋ったシータさんは左足か、変わった自分の呼び方だな?


「私は目を狙うね」


「変わったとこを見せてね、アーキ」

イオナとニラの言葉、何故かテンションが上がる


「おうよ!セドリック、トドメは任した」

「わかった」


俺とシータさんが突っ込む、奴の斧はどちらを狙う?

振り回しか!

それなら俺らは当然、回避しない!何故なら!


ミノタウルスの目にニラの矢が刺さるからな!

奴は痛みで上を向いたから斧も俺たちの上を通り過ぎた


俺とシータさんは同時に足元に滑り込みショートブレイド、シータさんは見た事ない片刃剣で膝裏の腱を切る。


当然、体制を崩すよな。

前に倒れた瞬間に、両手で身体を支えたようだが、その位置はな


セドリックが一番得意な高さだ!


風魔法を使うセドリックが得意なのは自分の身体ごと飛ばして着く突進技だが、本人が血塗れになるから嫌ってるがしてくれたか


飛んで来たセドリックの剣が脳天を貫き、後頭部まで突き破ったのがわかる、鎧は血が塗れてるから


勢いのまま、俺たちの間にセドリックが着地した


ミノタウルスは、力が抜けて動かなくなったようだ、俺たちの勝ちだが


キルゾーンにはまだまだ敵が見える

まだ敵は近くにい...南側から重低音?


後ろを向いたら白銀の騎士団らしき人物達が背景白の黒い十字架の旗を背負ってこちらに向かって来ている


「我ら神聖教和国、アルダスリアの黒十字大隊だ」


「すでに他は助けた、後はここだけだ押し切るぞ!」


援軍だと、ありがたい

ベイルさん達も到着した


「遅れた!すまん!」

ベイルさんが斧を担いで走ってくる。レンとフレイルさんも後ろにいる


「ベイルさん、無事だったんですね」

ミアの言葉に、ベイルさんが筋肉にポーズをとる


「これくらい、いつもの筋トレより軽いくらいだ」


「俺たちもまだいける」

「私も戦える」

レンとフレイルさんもやる気十分だな


「やろうぜ、みんな」


「あぁ、アルドリック兄さん」


え、セドリックとアルドリックさんは二人は兄弟だったの?


他の皆はアルドリックさんの言葉に士気が最高潮になり

キルゾーンから来る残った敵を蹴散らす

俺も、切った後に下がると前衛が血気盛んに行くから後を任せた

ここで死にたくないから下がる


しばらくすると、魔物の気配も、戦う音も無くなった


「全滅報告!北門区画、敵殲滅!」

壁上で叫ぶ伝令の声に、周囲の兵士と冒険者から歓声が上がる


横にはミアがいた、ミアが涙を我慢してる

キルゾーンからみんなが街に戻ってくるが俺たちを避けてくれてる様だ

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