39話、求めていた物と、パーティ名は
「き、キス!?」
レンが驚いてるな、俺も驚いてる
ソフトキスだからすぐに離れたが
あ、これ絶対勢いでしたな!?だって宿屋で見た時みたいな赤さになってる!
「からのキスから舌をいぐはぁ!」
フレイルさんはベイルに頭を殴られたな
当然の結果だよ。もっと殴られたら良いのに
「見たいの?」
ミアさん!?何言ってるの!?
なんとか見せないようにするワード...
「ミア、それは俺以外に見せないで」
俺、何言ってんの!?
言ってて悶えそう、しばらくは絶対に言わない
「急に男らしくならないで、反応に困るから」
ミアが目がまた金色になってる
「俺は見たいってでえ!」
フレイルさん、次はレンに金的喰らってピクピクしてる。その流れでレンが質問して来た
「ちょっと、真面目な質問して良いか?」
俺たちは立ち上がり2人でレンを見る
「言いたい事はわかる、この剣とバングルだよね」
俺でもわかる質問だが答えは俺もふわっとしかわからないんだよなぁ
「ああ、それはなんだ?闇の聖女と関わりがあるものなのか?」
返答に困ってるとミアが話出した
「うん、こうしたら良いんだね。わかった」
「可視」
ミアの肩に黒いドレスをきた黒髪の少女が座ってた、ほんとにセレンさんに似てるな
「姿、見えますか?」
「見えるよ、こんな可愛い姿してたのか」
「むっ」
ミア!?お世辞だよ!?
「ふふっ、ありがとうございます」
イメージはまさに落ち着いたお人形さんって言うくらい可愛いらしい
「これは、何ですか!?」
「フェアリー!?」
「俺の理解を超えてるぞ、、」
3人がすっごい驚いてる
「自己紹介を、私は闇の精霊。闇の聖女さまの友人。闇のバングルに宿るものです。」
「もしかして、いつもミアに何か言ってた子?」
ってことはこの子はがいつもミアを助けてくれていた...
「そうです!素直にならないミアリス様のためにむぎゅ!待ってください!握るのは、握るのは無しでおねがします!」
「早く言いなさい。私たちの知らない事」
ミア、やり慣れたような手の速さだった
「はい、まず。あなた方3人には他言無用の話です」
改めて、精霊は空中に浮いた
「私も話して良い箇所とダメな箇所があるのですが」
「闇の剣で切られた魔族は、魔族の怨嗟や業が断ち切られます」
「怨嗟や業?」
闇を切るのではなくて?
「ええ、魔族の構成物質です。闇の剣は怨嗟や業を断ち切り、ただの魂にします」
「そして、闇のバングルである私が、魂を闇の聖女様のところに送るのです!」
「ほぅ、、興味深いな」
フレイルが考え込む
「魔族は普通に切られたら別のところで再生か、光魔法を受けると魂ごと消滅します」
だからすごく嫌な顔をしたのか
「わからない、だからといって何故あの悪魔はあんなに喜んだ」
「魔族は、闇の聖女様の手助けがないと本来の魂の帰る場所に帰れないからです」
「世間一般では、魔族は闇魔法を使うと言います。ですが魔族は闇魔法は使えません」
「彼らは自身の汚れを魔法に乗せて自身の汚れを減らそうとするのです」
だから全力で戦ってたのか
「だから、あんな言動だったんだね」
ミアが納得した
「すみません、これ以上はセレン様に口止めされてるので言えません」
「まって、何故2人が持ってるかに答えてない」
「2人が持ってる理由はですね」
「半分は今の状況を予期して」
「半分はセレン様曰く、これから起きる面倒なことを全て押し付けたかった」
やれやれのポーズを取る精霊
「だそうです」
闇の剣、捨ててやろうかな?
レンは納得してないけど、まぁ仕方ないみたいな顔をしてる
「まぁいい、早く出ようぜ」
「だな、なにはともあれ依頼達成だ!」
「やったー、」
みんなで喜びを分かち合えた、だがっ、、
「でね、食堂でアキはいきなり 今日は泣かないんだな?」
「とか言われちゃって内心ブチ切れ寸前だったのに見てたら可愛いくてつい許しちゃったりとか」
出た後は夜だったから野宿をしたら
ミアの調理したスープの食事が終わるとレンとの会話を聞いた流れからミアから俺への公開処刑が始まった
味?言わせんな恥ずかしい、今の状況も恥ずかしい
真横で腕をホールドするミア
焚き火の対面に添木のメンバー
「ミア、もうその辺で、、恥ずかしいし」
「なんで?」
目が金色なのに圧が怖いよ!?
ミアの顔が
「私は寝てる時に散々恥ずかしい台詞を聞かされたのに」
少しずつ近づいて
「私にはいうなってことかな?」
圧をかけながら笑顔を近づけるミアにドキドキするが言うべきは言わないと
「いや、あの時ミアは寝てて、、」
あの時ミアが寝てたからだよ!?
「私は起きてた」
圧が最高潮なんだけど、、
「はい、、、」
屈しました、俺負けました
ミアが寝るまで続いた
我慢した、頑張った
そしてまた、レンとの会話が始まったが
「良い顔になったな」
レンが安心した顔で話しかけてきたな
「あぁ、ありがとう」
「何か聞かないのか?」
レンに聞いたらなんか
「聞くも何も私のやるべきことは終わったしな」
「いや、一個だけ思いついた」
「いま、幸せか?」
「幸せかはわからんが、少なくても胸は暖かい」
幸せか。今までこの言葉は他者が幸せならと思って価値がない俺は自分の幸せを騙してきた
「幸せかはわからんが、少なくても胸は暖かい」
「少なくても、その状態で胸が暖かいなら幸せなんじゃないか?」
「試しにミアリスさんの頭、撫でてみろよ」
ミアの頭を撫でると、手の先の感覚が心地よくて可愛いと感じる
「可愛いとか大好きで溢れそう」
「それが人がよく言う幸せの一種だ」
「一種?」
「人によって形は違うからな」
「そっか、それを探すのも楽しそうだ」
ミアが仰向けになった?
マントの中を覗くと、ミアの目が開いていた。いつから起きてた?
左目は黄金で、まるでこちらを待ってかの様にこちらをじっと見ていた
「私も大好き、幸せだよ」
俺しか聞こえない声で言われて無意識に小さいため息が笑顔と同時にでた
そう言って横を向いたミアを見て、仕返しとばかりにミアを優しく撫でながらオレは
もしかしたら一生勝てないかもなと思った
それも、悪く無い気持ちになったというか
嬉しくて胸がいっぱいになった。これが幸せか
俺の欲しい物は、ずっと隣にあったんだな
朝起きたミアに伝えよう、良いパーティ名が思いついた
「ミア、パーティ名を決めた」
「何にするの?」
「呼び笛、とかどうかな?」
ミアは驚いた顔をして
「最高!」
満面の笑みと金色の目、俺はこの風景を生涯忘れない確信がある
1部完結です、これから新章に入ります
シナリオの性質上、バトル描写が多めになります




