↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺の呼び笛と君の呼び笛  作者: アルフレイム
共に歩く為の一歩一歩
101/102

91話、だっことアキリス

外に出た、まだ日が上にあるな

ずっと洞窟にいたからか眩しい、ミアも眩しそうにしてる


「アキ、まだ終わってないってどういう事?」

「うん、あいつは多分師匠の部下だった」


「何故、わかるの?」

「この剣で切った瞬間、頭に奴の記憶が入ってきたんだ」


「そっか、でも二人なら」

こちらを見ていたミアが俺の答えを求めてるような顔になり、左目が白色に変わった。応えなきゃな


「勝てる」


俺の言葉にミアが金色に目を輝かせ、笑顔になった

勝てないと思った相手に勝てて気分が昂ってるのかも


魔法について聞いてみるか、洞窟で出した青い炎は見たことがない


「ミア、あの魔法は?」

「感情で使う魔法に、闇魔法を混ぜたの」


自慢げに笑うミアを見て、何故か俺まで笑ってしまった

ミアは身体に魔力切れ以外に何が起きているか不安になるな


「それは、大丈夫なのか?」


「良くないわ、これを見て」


ミアが見せてくれたダブルキャストロッドが少し焦げてる?


「少し、燃えてる?」


「うん、この魔法は媒体を犠牲にするみたいなの」


やっぱり、デメリットがあるのか


言いながらミアは杖を見る為に視界を落とした、これは使わせられないな



「連発はできないね」


「うん、多分杖や道具無しでやったら身体が燃えると思う」


燃える!?それは、身代わり魔法で肩代わりしたら熱そうだが使わないで欲しい

「杖無しなら使わないでね?」


「うん、その時は数式魔法をつかうよ。じゃないとアキが身代わりをしそうだしね」


わ、わかられてた...こんな時はどう反応するのが正解だ?凄いな、ミアは良く分かってる……じゃ、なんか捻りがないしな


何があるか考えろ


「身代わりをする姿みたい?」


「見たくないわよ!」


ミアに真顔で殴られたがかなり痛い、今のは腰が入っていたな。左目が赤黒かったから怒ってた


さて、何処に行くかあてがない。備蓄も少ない

どうするかな...ミアに聞いてみるか


「さて、どこに行こうか?」


ミアが空中に目を泳がせると、何か決まったようで声を出した

「アリスが向こうの方角に村があると言ってたよ」


村があの方角にあるのか、何日かによるな

「そっか、村か...備蓄も少ないし向かいたいが何日で着く?」

「えっと、二日だって」


二日か、備蓄を見たらギリギリだが...なぜアリスは知ってる?


何故、言わなかった?


「何故、アリスは知ってるんだ?」

「えっとね、その村の名前は」


「闇の郷、だかららしいよ」

「闇の郷、か」


言った数秒後にミアも気づいたな、うん。闇の郷はセレンの故郷だ


「セレンの、故郷だな」

「うん、どんなところだろうね?」

「のどかな場所かもね」


セレンから聞いたがそんなイメージの会話してたんだよなぁ


「アキリスとアリスは知ってるかな?」


ミアがまた空に視界を泳がせると、こちらを向いた


「最も死が近くて、死が遠い場所らしいけど意味がわからない」


セレンも言っていたが、悪い場所じゃないだろ


「行ってみたらわかるさ」

「そうね、いってみよ!」


ん、ミアの足元が震えた?ふらついたように見えた


「ミア、魔力は大丈夫?」


「うん、まだ大丈夫だけどどうして?」

「いや、その」


「何?」


「その、もし魔力が愛情のバングルで少なくなってるなら」

「おんぶ、したいなと思っただけだから」


ミアがニヤニヤしながらこっちを見てる、くっそ見透かされてる気がする


ん、ミアが反対を向いた?

「魔力は確かに、さっき結構使ったから魔力を回復したいなぁ」


そう言われたなら乗るしかないよな


「ミア、おいで」

「うん!」


屈んで背中を見せたら、ミアが乗ってきたから立ち上がると、肩後ろからミアの顔を感じていると後ろから声がした


「ねぇ、アキ」


「どうした?」


「だいすき」


「俺も、大好きだよ」


「暖かい」


「寝てもいいからね」

「わかった」


「ふふぅぅー......」


しばらくしたら肩に頭を乗せたミアが眠くなったのか、呼吸が一定になった


落ちない様に、バランスを取りながら歩く


覚悟の剣、眠ってるミアを守ることはできるか?

-眠ってるミアリス様を、守る覚悟はできたか?-


あぁ、出来たよ


-ミアリス様に来る危害をアーキ様に向かわせる-


無言で周りを見ながら歩くが

なんか、歩いてるとやっぱ寂しいなぁ

アキリスと話せるかな?


-話せますよ、こちらで話すのは初めまして-


話せるのか!?


-君の、おかげで輪廻の剣の精霊になったからね-

あれ?怒ってないか?声が低くなった


-当たり前だろうが!誰が!好き好んで!最上位の精霊にならなきゃいけないんだ!-


アリスの時も思ったんだが、そんなに嫌な事なのか?


-色々嫌だよ!?まず、輪廻の剣・アキリスって名前が知れ渡る恐怖だよ!-


名前が知れ渡るのはまずいのか?


-名前によって、精霊は力を増すんだよ。例えば次元の剣、マリアって剣があるんだけど-


マリアって、光の宗教が広めた御伽話に出てくる聖剣のマリア?


-うん、マリアと話した事があるんだけど初代闇の長に面白半分に名付けられてから他の精霊と交代できないって泣いていたよ-


じゃあ、アリスにアキリスも交代出来なくなったと


-そうだよ、しかも僕たちの知名度があがって力が付いたらマリアみたいに封印されるの間違いなしだよ!-


そんなにやばい事かと思ったら思ったより深刻だな

持ち主によって変わるなら、無双できるじゃないか?


-あー、それは無理だよ-


何故無理なんだ?


-強すぎる力には代償がいるからね、マリアなんて最初は剣の中や身体の中を切るから中抜きの剣だったから代償は自身の刀身の表面が傷がつく程度だったんだけど-


-次元の剣になった瞬間に次元をあけれるがその人の命が吸われるし閉じれるのは使用者のみという終わってる剣になってるからね-


-多分、僕も他の人が闇の剣として握ったら精霊が見えるようになるくらい潜在能力があがってるよ-


なるほどな、闇の剣か...懐かしいような寂しいような気がする


-ただ、君にはもう関係ない話だよ。何故なら君が持つと覚悟の剣から闇の剣には戻らないし-


-無理に戻そうとしたら魂が壊れるから-


は?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。