表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
海を揺蕩う文の梁  作者: 文海マヤ
――2022――
PR
25/205

仮題『7月7日』/『涙の夜』

眺めようよ、祈りながらさ。

仮題『7月7日』


カササギを待っていた

パノラマの宙海に 迎えの舟

散開星団たちの合唱が

我儘な願いを スクリーンへ


催涙雨に濡れた頬を

撫でられるのを 待ちながら

賽の目が揃う時が来る

どうか 今宵は会えますように



仮題『涙の夜』


首が絞まる 首が絞まる

希死の指が登ってくるのは

決まって 微睡みの少し前


青白く染まる部屋の中

見えもしない縄が 左右に

侮るようにして振れている


頬を伝えば 道徳は亡く

また あらゆる救済は隔てられ

きみは今日も 死んでいく


絵本を読んであげるよ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ